「令和5年度 実習指導者研修 基礎コース第1回」を開催しました

 7月22日(土)、看護学生の看護実践を指導する能力を高めることを目的とし「令和5年度 実習指導者研修 基礎コース第1回」を本学遠隔医療センター3階研修室において開催しました。今年度も新型コロナウイルスの感染状況を鑑みて、研修会場、ZOOMによるオンライン配信を併用したハイブリッド形式で実施し、学内より20名、学外より22名の計42名のご参加がありました。
 本研修は基礎コース3回と実践コース1回の計4回で構成しています。第1回目の今回は、看護学講座教授の升田先生を講師として、「看護の概念」と「看護学生の理解と関わり方」について講義を行いました。講義では日ごろの教育実践例から、受講者自身が大切にしている看護師の信念・看護観が学生に伝わる、ということが示されました。
 升田教授の講義は多くの具体例があり、受講者からは「とてもわかりやすかった」と満足度が高い声が聞かれました。グループワーク後、学内と学外の受講者が合同で行った学びの共有では「自分が看護学生であったことを思い出し、学生の立場にたった言葉遣いや挨拶を心がける」と明日から行動化できる内容や「学生の特徴を踏まえた関わり方、看護は楽しいと思ってもらえる関わり方をしていく」「教員とも連携を図ることで、学生の個別性を理解し、指導方針を共有することが重要」という今後の実習指導の目標となる意見がありました。また、グループワークで「実際に指導者を経験している方の意見も聞けて勉強になった」という感想もあり、研修で受講者同士の交流が学びとなっていることがわかりました。
 升田教授より「実習指導は自分自身の看護実践能力向上に繋がる」「実習指導者を担ってもらいたいということは、みなさんが看護学生を育てる十分な能力を有しているという周囲からの評価である。実習指導は大変なこともあるが、その大変さを上回るほどの得られるものが多くある。」という今後の教育実践に対してエールが送られ、第1回の研修を閉会しました。 

看護職キャリア支援センター 升田センター長による開会の挨拶
研修会場受講者の自己紹介
ZOOM受講者の自己紹介
升田先生による講義
升田先生による講義(ZOOM)
研修会場のグループワーク
ZOOM受講者のグループワーク
研修会場受講者の発表①
研修会場受講者の発表②
ZOOM受講者の発表
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