「令和5年度 実習指導者研修 基礎コース第2回」を開催しました

 8月19日(土)、「令和5年度 実習指導者研修 基礎コース第2回」を本学講義実習棟の講義室で開催しました。
 本研修は基礎コース3回と実践コース1回の計4回で構成しています。第2回目の 今回は、看護学講座教授の長谷川先生を講師として、「コミュニケーション」と、同じく看護学講座教授の升田先生を講師として、「カリキュラムと実習指導の位置づけ」について講義を行いました。講義では、受講者の学生時代を想起しながら、実習指導者としての自己理解を深め、学生の話に耳を傾ける重要性を学びました。また、カリキュラムという教育的背景から、学生の実習目的・目標を理解することによって実習指導へどのようなよい影響があるかが示されました。
 今回は、実習指導者研修開始後はじめて、学びの共有の発表だけではなく、グループワークから、研修会場受講者と学外zoom受講者の合同で行いました。アンケートからは、「自分の病院だけでなく、訪看などの話をきくことができて良い経験になりました。」「他施設の方々にお話を聞ける大変貴重な機会になりました。」など、自施設内以外の視野が広がったことがわかる回答がありました。
 学びの共有やアンケートから、「コミュニケーションのとり方は学生だけでなく、日々の生活にも役立つものだった。」「コミュニケーションスキルは今すぐでも使えそう。」「学生を知る、話を聞くことが重要である。」「カリキュラムは学校によって違うこと、カリキュラムの変更があり、それに合わせた指導をしなければいけないことがわかった。」などの実践につながる学びの報告がありました。傾聴の大切さ、教育背景の理解の大切さが、受講者の学生時代の体験と結びつき洞察が深まる研修会となり、第2回の研修を閉会しました。

研修オリエンテーション
研修会場の自己紹介
ZOOM受講者の自己紹介
長谷川先生による講義
升田先生による講義
学内参加者と学外参加者合同グループワーク①
学内参加者と学外参加者合同グループワーク②
学内参加者と学外参加者合同グループワーク③
学内参加者グループワーク
研修会場の発表
実物投影機を用い、画像をZOOMで共有し発表
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