令和5年3月8日(水)午前中は助産師セミナーを、午後には助産師交流会を実施しました。両イベント報告、実施後のアンケート結果は以下をご覧ください。
★「助産師セミナー」
場所・時間:本学看護学科棟6階地域保健看護学実習室 9時45分~12時05分
対象者:本学を卒業した助産師
参加者:9名(卒業生4名、4年助産学生5名)
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本年度は、卒業生が希望したテーマを取り入れ「フリースタイルの分娩介助を体験してみよう」と題し、フリースタイル分娩の理論と実際の介助技術について市内で助産院をされている北田恵美院長からご指導いただきました。助産師は産婦の安全な出産を常に願いながら出産体位への助言や指示もさせていただきますが、産婦ご自身が安楽と感じる出産体位での助産を支援したいとも願っています。そのために助産師自身の“助産”の技を極めたいニーズが常にあるものです。そこで今回は四つん這いや側臥位といった出産体位での介助技術を直接ご指導いただくことができました。参加者は、介助技術の能力向上ができる良い機会となり目を輝かせながら講師からの助言や技術指導を熱心に受けていました。
★「助産師交流会」
場所・時間:本学看護学科棟2階 B・C・D講義室 13時30分~16時00分
開催方法:会場とZoomによるハイブリット方式
対象者:助産師を目指したい在学生と本学を卒業した助産師
参加者:33名(在学生24名、卒業生9名)
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助産師交流会は、本学の助産師課程選択学生4年生、およびこれから選択したい、あるいは助産師に興味があるといった1年から3年の在学生による交流、また、本学から巣立った助産師と直接対話する機会を設けています。そうすることでこれからの学習過程が具体化できたり、疑問点等が解決したり、助産師で活躍する魅力を感じられたりすることを狙っています。
交流会の進行は、教員から簡単に本学の助産師課程の説明をした後、卒業直前の助産師課程選択学生4年生から1年間の学習過程を報告してもらい、3つの実習施設が提供する助産師業務についてそれぞれ先輩助産師からご説明いただきました。その後は10名前後の在学生・卒業生混在グループを3つ編成し、各教室に別れて1時間程度自由に交流してもらいました。助産師課程でどう学習を進めていくか、どうやって就職を決めたのか、など、在学生は4年生や先輩助産師に自由に尋ねたりしており、先輩助産師は記憶をたどりながら一生懸命交流を深めてくださいました。交流会参加による在学生、卒業生の満足度は共に高く、有意義な時間を過ごせたようでした。
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