「就職に向けた心構えセミナー」を開催しました

「就職に向けた心構えセミナー」は、就職活動が始まる看護学科3年生を対象とし、令和5年3月1日にハイブリット形式として開催しました。会場23名、Zoom16名の参加がありました。
 部門長である山根由起子教授の挨拶、部門員紹介に引き続き、看護学科長谷川博亮教授から【自分を魅せる履歴書の書き方】と題し、講義をいただきました。講義の要点は以下です。

・ 履歴書は、書くことが目的ではなく、看護職を目指す私を理解してもらうためのものである
・ 「自分を魅せる」とは、相手に、一緒に働きたい、あるいは地域や患者さんに必要な人と感じてもらうことである
・ 履歴書を書くことで自分の看護職の可能性を様々な角度から理解する機会となる
・ 自分を深く・多面的に・具体的に把握する自己分析、および看護に関連した自分の強みを見つけることが重要である
・ 初年次セミナーで学んだマインドマップも活かせる

 上記のほか、履歴書を丁寧に書くポイント、志望の動機・自己PR、実習での学びを「魅せる」書き方、小論文を含めて自分の言いたいことを伝える技法など分かりやすく伝えていただきました。
【就職活動に向けた先輩からのメッセージ】では、就職活動を終えた5人の4年生にご自身の経験と取り組みについてお話いただきました。
 就職活動では、多くの方が合同説明会に参加されていました。就職先を決めるポイントとしては、自分の成長の場となること、看護師としての経験が積め長く働けること、あるいは生活拠点としての視点、実習等で慣れていることなどが挙げられていました。
 採用面接にあたって心掛けたこととしては、心を落ち着かせ笑顔を意識すること、丸暗記したり良いことを言おうしないこと、質問に素直に答えること、一貫性を意識することなど様々な秘訣が語られました。
 また、履歴書を書くことは、自分の考えている看護観を深め、働くビジョンを形成する体験であり、それが就職面接につながることもお話しいただきました。
 参加者のアンケートでは、多くの参加者が「大変役にたった」と回答し、「履歴書が“顔”になることが分かった」「自分を魅せるために看護観を深め、自分の言葉で伝えることができるようにしたい」「分かりやすかった」「良い時間だった」「先輩の話に説得力があった」「勇気がもらえた」などの感想が記載されていました。
 途中、Zoomの接続が途切れるなどのトラブルがあり参加者の方にご迷惑をおかけしましたことをお詫びいたします。
 キャリア支援部門では初めての試みでしたが、講師の皆さまのおかげで有意義な企画になったと評価しています。開催時期など参加者の方からいただきました意見を参考にし、今後も学生の皆さまの就職活動の一助になれるような企画を考えていきたいと思っています。

講義「自分を魅せる履歴書の書き方」
セミナー受講の様子
看護学科4年生5名による「就職活動に向けた先輩からのメッセージ」
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