令和4年3月14日(月)会場とZoom併用ハイブリット開催
参加者:看護学科1~4学年37名、1年目保健師5名
〇教科書では学べないことを学ぶ
本セミナーは、保健師課程の学習や就職活動、実際の保健師活動を知り、先輩後輩のネットワーク作りを目的としています。開催にあたり看護学科同窓会と看護職キャリア支援センターの協力を得て専門職業人としてキャリアを考える機会としました。開会挨拶では公衆衛生看護学領域の藤井教授から「先輩・後輩の交流を通して教科書では学べないことを学んでほしい」というメッセージが伝えられました。
〇zoom交流会で「保健師とは?」のイメージ化
午前の部は第4学年の保健師課程学生から報告「保健師課程の演習・実習の実際」とzoom交流会を行いました。保健師を志望したきっかけ、1年間の保健師課程の学習をどのように乗り切ったか、保健師は様々な地域へ就職するため就職活動への質問も多く出されたようです。
〇中標津保健所と東川町で働く2名の先輩の体験談
午後の部は「1年目保健師の体験」のシンポジウムを行いました。保健所で働く先輩からはコロナ対策最前線で日々感染者や家族の支援に携わる中で感じる難しさとやりがい、よりよい健康管理システム作りに向けて新人であっても意見を出せる職場環境や充実した教育体制が語られました。市町村で働く先輩は、地区を受け持ち住民に身近な存在として家庭訪問をしていること、子育ての相談では母親からの質問に対応しきれないときもあり、職場に持ち帰り先輩の力を借りて支援した体験、その土地でかわいがられる新人保健師から頼られる保健師へ成長したいという思いなどが語られました。
〇先輩・後輩の交流からキャリアを考える
セミナー後アンケートでは「保健師課程の生活だけでなく、市町村と保健所保健師の違いや就職する地域の決め手、就活などを知ることができました(1年生)」、「保健師課程の先輩や現在保健師として働いている先輩から実習内容、看護の勉強との両立、保健師のやりがいを聞いて保健師を目指したい気持ちに改めて気づくことができました(2年生)」、「看護師と保健師でずっと迷い続けていましたが、今日のセミナーで具体的なイメージができた様な気がします(3年生)」、「保健師に興味を持つ後輩の思いや先輩から貴重なお話を聞けてとても有意義な時間でした。1年後も楽しみにしています(4年生)」などの感想がありました。先輩・後輩の交流を通して自分のキャリアを考える時間となりました。
交流会の様子・・・本部は1年目保健師&4年生
1-3年生はzoom参加
R3年度保健師セミナー参加者集合写真
多数のご参加ありがとうございました
1年後はぜひ対面で語り合えることを祈って☆