【講演会】
テーマ:学校における看護師の役割について~医療的ケア児への対応を中心に~
講 師:植田陽子氏(Nurse Fight代表)
日 時:令和8年2月28日(土)13:00~14:30
場 所:旭川医科大学 看護学科棟 1階大講義室
方 法:対面開催とZoomによるオンラインのハイブリッド開催
対 象:学校看護師・保育所看護師・教職員・保育士・行政職・園長・医療職・学生(教育大学生、医学生、看護学生)
参加者:会場27名(うち学内5名、学外22名)、Zoom42名(うち学内30名、学外9名、不明3名)、計69名
本講演では、保育所や学校において医療的ケア児を支援する看護師の役割について、制度的背景と学校現場の特徴を踏まえて解説が行われた。医療的ケア児への支援では、病気や障害を問題として捉えるのではなく、その子どもの実態として理解し、教育活動に参加できる状態を整えることが重要である。また、学校における看護師は医療的ケアの実施に加え、児童生徒の健康管理やアセスメント、教職員・保護者、医療機関との連携など多様な役割を担っていることについて説明された。アンケート結果からは、「学校で働く看護師の役割がとても理解できた」「医療的ケア児に関わる人達が、それぞれの立場で出来ることを考え話し合うことで、良い支援ができる」などの感想があり、本講演を通して、学校や保育所で看護師が働く目的と、看護師が教育活動を支える専門職として多職種と協働することの重要性について理解を深める機会となった。
【ワークショップ】
テーマ:子どもの成長が感じられた場面から多職種連携を考える
講 師:植田陽子氏(Nurse Fight代表)
日 時:令和8年2月28日(土)14:45~16:00
場 所:旭川医科大学 看護学科棟 4階大会議室
方 法:対面開催
対 象:学校看護師・保育所看護師・教職員・保育士・行政職
参加者:13名(うち教職員2名、学校に勤務する看護師6名、行政職2名、医療的ケア児支援コーディネーター3名)
構 成:3グループに分かれてのディスカッション、全体会(発表・まとめ)
1グループ4~5名で構成し、医療的ケア児の成長を支えた実践事例を共有しながら、支援における連携や協働の在り方について意見交換を行った。全体会では、看護師と教職員の連携の重要性に加え、学校内での連携にとどまらず、地域のネットワークを活用した多職種による連携の重要性について報告がなされた。アンケート結果では、多くの参加者が「医療的ケア児の学びを支える連携と協働についての理解が深まった」と回答した。また、「学校看護師が校内で良好な連携を築いていることが分かり参考になった」「他の学校看護師にも共有してほしい内容であった」といった意見が寄せられた。さらに、今後の講演会については、教員など教育関係者の視点や他職種からの話を聞きたいという要望もみられた。
以上より、本ワークショップは、医療的ケア児支援における多職種連携の重要性を再認識するとともに、参加者がそれぞれの立場から協働の在り方を考える機会となった。
