「就職に向けた心構えセミナー」を開催しました

 看護職キャリア支援センターキャリア支援部門が開催している「就職に向けた心構えセミナー」は、学生のキャリア支援プログラムの一端として、就職活動が始まる看護学科3年生を対象としたセミナーです。その内容は、看護学科 長谷川博亮教授による【自分を魅せる履歴書の書き方】という講義、就職活動を終えた4年生にお話しして頂く【就職活動に向けた先輩からのメッセージ】という構成になっています。また、今年度はそれに加えて、当部門が看護学生を対象に対応している「面接練習相談」について、看護職キャリア支援センターの白瀧美由紀先生から説明致しました。
 長谷川博亮先生は、履歴書は「採用する側の方々に看護職を目指す自分を理解してもらうためのもの」であり、そのためには、「自分が自分を理解していることが重要である」と話されました。そして、履歴書を書き始める前に、自分を知る作業として「自己分析」の重要性を強調されていました。長谷川先生のお話を3年生と共に聴き、長谷川先生は3年生に日々の学生生活、実習における患者との看護体験を大事にするように伝えていると感じました。また、履歴書の書き方として、文字の配置や大きさなどに細かな部分についても話され、「落ち着いて、丁寧に書く」、それが自分を理解してもらえるための「技」としてレクチャーしてくださいました。
 就職活動を終えた4年生は、3年生からの質問にも答えながら、就職活動におけるご自身の体験や取り組み方の姿勢についてお話してくださいました。その内容として、「病院情報のキャッチの仕方」「就職活動と実習が重なる時期における調整方法」「当日の不安を払拭できるように十分に準備し、自信をもって臨んだこと」「履歴書に書く内容や面接での回答は自分の言葉で表現すること」など様々なお話を多岐に渡ってアドバイスしてくださいました。実際に取り組んだ人でなければ語れない話です。また、4年生のお一人はパワーポイント資料をご提出くださり、それを用いてご自身の就職活動についてご説明くださいました。就職前のお忙しい時期にご協力頂いた看護学科4年生の皆様には本当に感謝です。
 参加者に行った終了後のアンケートでは、長谷川先生の講義と4年生からの体験談の両方に対し、「就職活動について具体的に学ぶことができて良かった」と高評価でした。
 令和5年度は12月18日に全ての内容を対面形式で行う予定でしたが、当日が悪天候であったために対面とオンラインのハイブリット形式で長谷川教授からの講義のみを行い、看護学科4年生からのお話は急遽延期としました。急な予定変更となり、ご迷惑をおかけした方々にお詫びいたします。来年度に向けて改善を図り、この企画をより充実してゆきたいと思います。
 これから就職活動に臨む看護学科3年生の皆さん、新社会人として羽ばたく看護学科4年生の皆さん、応援しています。

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