「2023年度第2回 外国人患者対応能力向上に向けた講演会」を開催しました

 看護職キャリア支援センター 教育プログラム開発部門では、多様な文化や価値観を理解し外国人患者に対応できる看護職の育成を目標に講演会を企画しています。今回は、旭川医科大学医学部看護学講座 助教 吉原茉寿先生を講師にお招きし、「人とつながり支えあう国際協力-青年海外協力隊の経験から-」をテーマにご講演頂きました。吉原先生は、2014~2016年の2年間に渡り、ニカラグアで国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊として活動されました。国際協力として、現地の人々や滞在している日本人といった多くの人々とのつながりを通して実践したことや学びをお話し頂きました。講演会には、看護職、医師、教員をはじめ学生の参加もあり、関心の高さがうかがえました。
 講演では、写真や動画を通して、ニカラグアの文化や吉原先生の国際協力の実際の活動についてお話し頂きました。活動先であったニカラグア国立自治大学レオン校看護学校では手洗い指導や新生児蘇生法、保育器の使い方や清潔操作などの教育活動をされたそうです。また、Casa maternaという地方に住む妊婦さんが出産まで滞在する家では、妊婦体操や性教育、イベントのお手伝いもされました。Casa maternaの隣には診療所が隣接しており、診療所の看護師の紹介によって、小学校での性教育や宿題を一緒に行う交流にも発展したそうです。また、他の隊員の活動先で医療部会として性教育の実施や、現地に滞在する他国の隊員や日本企業の方、自衛隊の方、ニカラグアに観光に訪ずれている日本人との交流にも広がっていったそうです。実際の活動をお聞きし、交流を通して互いの状況を深く知り合うことで相互理解が深まり、異なる文化的背景、知識や教育環境であっても共有し、関係やつながりを発展させていけることを学びました。人とのつながりが起点となり、相手の理解を通して文化的交流が発展するという体験であったと感じました。
 ご講演頂いた吉原茉寿先生、青年海外協力隊での国際協力のご経験から、相互理解のための営みの体験についてお聞かせ頂き、ありがとうございました。心より感謝申し上げます。

開会の挨拶 升田由美子看護職キャリア支援センター長
司会進行 石川千恵 先生
講演会の様子 旭川医科大学医学部看護学講座 助教 吉原茉寿先生
会場の様子
閉会の挨拶 井戸川みどり副看護部長

受講後アンケートの結果

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