「令和4度 実習指導者研修 基礎コース第1回」を開催しました

 7月23日(土)、看護学生の看護実践を指導する能力を高めることを目的とし「令和4年度 実習指導者研修 基礎コース第1回」を本学遠隔医療センター3階研修室において開催しました。今年度も新型コロナウイルスの感染状況を鑑みて、研修会場、ZOOMによるオンライン配信を併用したハイブリッド形式で実施し、学内より22名、学外より9名の計31名のご参加がありました。
 本研修は基礎コース3回と実践コース1回の計4回で構成しています。第1回目の今回は、看護学講座教授の升田先生を講師として、「看護の概念」と「看護学生の理解と関わり方」について講義を行いました。講義では日ごろの教育実践例から、受講者自身が大切にしている看護師の信念・看護観が学生に伝わる、ということが示されました。
 受講者からは「これから実習指導者として学生と関わる際のヒントがたくさんあった」「時代にあった効果的な方法について知りアップデートしていく必要があると感じた」など教育実践に活用する意見が聞かれました。また「実習前に研修を受けられて良かった」「実習指導のモチベーションがあがる勉強になる講義だった」など実習指導者としての準備となった声も寄せられました。
 グループワーク後に学内と学外の受講者が合同で行った学びの共有では「看護が楽しいと思える実習に!」や「学生の特性について理解し、指導者間、教員とも連携を図る」という報告や「初めてのZOOM研修でしたが、他院の実習方法を知る機会にもなり学びの多い研修だった」「ZOOM参加者の意見も参考になった」という感想がありました。臨床現場での教育能力を高めるための有意義な意見交換の場となりました。
 受講者の報告に対し、升田教授より「実習指導は最終的には自分自身の看護実践能力向上に繋がる」「病棟の力が高まる」「学生をチームの一員に迎えることによる効果がある」という今後の教育実践に期待を込めた総括メッセージがあり、第1回の研修を閉会しました。

看護職キャリア支援センター 服部センター長による開会の挨拶
ZOOM受講者の自己紹介
ソーシャルディスタンスを保ちながら自己紹介     
升田先生による講義
升田先生による講義(ZOOM)
研修会場のグループワーク
研修会場受講者の発表①
ZOOM受講者の発表
ZOOM受講者のグループワーク
研修会場受講者の発表②
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