「令和7年度 実習指導者研修 実践コース」を開催しました

(基礎看護学実習Ⅱ:10月28,29日、成人看護学実習Ⅰ・Ⅲ:12月9,10日)

 令和7年度の実習指導者研修・実践コースは、10月28日、29日に基礎看護学実習Ⅱ、12月9日、10日に成人看護学実習Ⅰ・Ⅲが実施され、合わせて8名が研修を行いました。
 実習指導者研修・実践コースは、臨地看護学実習における看護学生の看護実践を指導する能力を高めることを目的に、臨地看護学実習場面での実習指導者のシャドーイングを通して、講義を中心とした基礎コースでの学びをより深めていく研修として企画されています。具体的な研修内容は、実際の基礎看護学実習や成人看護学実習における実習指導者の学生への指導場面を見学し、指導者と学生・教員との関わりや病棟スタッフとの調整などについて学んだ後、他の研修生とともに研修の学びについての意見交換を行うというものです。
 看護学科第2学年を対象とする基礎看護学実習Ⅱでの研修後の意見交換では、指導者の学生への個別性に合わせた関わり方や学習を促すような声掛け、学生に対して威圧的にならずポジティブなフィードバックバックを行っている姿勢などについて参考になったという意見がありました。また、教員とは異なる視点で患者についての情報提供ができるなど、日常的に患者と接している実習指導者ならではの強みを活かす実習指導についても語られました。ほかにも、「将来一緒に働く仲間として学生を名前で呼ぶように意識しているという指導者の姿勢に共感した」といった意見が聞かれました。
 第3学年を対象とした成人看護学実習Ⅰ・Ⅲでは、研修生の勤務病棟と研修病棟との行動計画調整方法の違いや実習指導者と部屋担当看護師との調整時の看護業務や責任の所在についての役割分担を明確にしている点などの具体的な指導方法に関する気づきや学びについて話されました。また、これまでは知ることのなかった学生の「生の姿」を知ることができたとの声も聞かれました。今回の研修を通して学生の実習中の動きやZ世代と呼ばれる学生のありのままの姿を見たことで、「なぜ学生があんなにも情報収集に多くの時間をかけているのかが理解できた」など、普段感じていた実習中の学生への疑問が解決されたとの声も聞かれました。それに関連して「学生が想像以上に学習して実習に臨んでいることが理解できたので自分自身が実習指導者になった時には、その学生の頑張ってる姿を病棟スタッフに伝えて行きたい」といった今後の実習指導者としての抱負も語られました。
 実施後の研修生アンケートでは、「実際に学生と同じ時間を過ごすことができる貴重な機会となり、学生側の視点、指導者側の視点の両方を学ぶことができる有意義な研修だった」との感想が述べられていました。また、研修を担当してくださった実習指導者のアンケートからは、「研修を通して病棟で工夫している点や自身が学生指導で大切にしている部分を伝えられた」「研修を担当して、あらためて自分自身の実習指導について振り返る良い機会となった」などの意見が寄せられました。
 閉講式では、原口眞紀子教育プログラム開発部門長より、実践コース研修生一人一人に修了証が授与され、最後には研修生全員での記念撮影が行われました。
 今回の実践コースをもちまして、今年度の実習指導者研修はすべてのコースが終了となりました。ご参加いただきました研修生、講師のみなさま、実践コースでご指導いただきました旭川医科大学病院の実習指導者および研修受け入れ病棟の皆さまに深く感謝申し上げます。本研修の成果が今後の皆さまの学生指導に活かされることを期待しております。また、実践コースでは、今年度より基礎看護学実習、成人看護学実習に加え、あらたに精神看護学実習での研修が開講されました。次年度も学内・学外問わず多くの方々の実習指導者研修へのご参加をスタッフ一同お待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。

研修風景 - 実習病棟で実習指導者と意見交換をする研修生

研修風景 - 研修後の学びの共有場面①

閉講式の風景① -  修了証書授与

閉講式の風景② - 記念撮影

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