「令和2年度 実習指導者研修 基礎コース第3回」を開催しました

 10月17日(土)本学の遠隔医療センター3階研修室において「令和2年度 実習指導者研修 基礎コース第3回」を開催しました。

 これは、昨年12月に調査した「看護職の実習指導に関わる研修企画調査」に基づき、看護学生の看護実践を指導する能力を高めることを目的として、本学看護職キャリア支援センターの教育プログラム開発部門において企画したものです。

 なお、今年度は新型コロナウイルス感染拡大を受け、残念ながら学外の看護職の方への周知を断念し、マスク着用や座席配置、アルコール消毒等感染予防対策を徹底の上、学内限定で実施しました。

 本研修は、基礎コース3回と実践コース1回の計4回で構成されており、対象者は、臨床現場で実習指導を担当している、または今後予定している看護職の方となります。第3回目の今回は、看護学講座の阿部教授による「実習指導の原理」と同じく看護学講座の升田教授による「看護過程・実習指導の評価」について講義を行いました。

 受講者からは「評価を主観ではなく、誰が評価しても変わらないように普遍的に行う必要性と難しさを痛感した」「実習指導の評価の実際についてはテキスト等では学べないと思われ、実習指導者となった際には評価の注意点を意識したい」等の声がよせられました。実習指導者として実習指導の意義や役割を理解し、看護過程や評価の意義を意識した指導力を高める大変有意義な機会となりました。

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