当教室の理念
当教室では良い外科医を育てるために若いうちから執刀経験を積んでもらい、上位30%、偏差値で言えば55くらいの外科医を大量に育てることを目標にしています。そのために国内外への留学も推奨しており、現在も海外に4名(ニューヨーク、フィラデルフィア、ドイツ、タイ)、国内に3名(国立循環器病センター2名、榊原記念病院1名)留学中です。
また研究活動も盛んで、基礎分野では心筋細胞分裂制御機構の解明や生体吸収性素材を用いた人工血管の開発を行っており、臨床分野では胸部大動脈瘤や低侵襲僧帽弁手術の研究などを発表しており、過去10年間で英文論文数は100篇を超えました。働くときは働く、休むときはしっかり休むといったメリハリも大切にしており、有給消化率は100%です。
心臓外科を志す熱い若者をお待ちしております。見学などはいつでもOKです。ぜひお声がけください。
地域医療に貢献でき、海外でも活躍できる若手心臓外科医の育成に力を入れています。
- 早期からの執刀経験
教授、および指導医の教育のもと、早期から執刀を経験することで、充実感や責任感を直接感じながら、外科医として必要な様々な素養の育成に努めています。この風土は大学病院のみならず、関連病院でも共通です。
- 屋根瓦式の後輩育成
当医局の特徴として平均年次が若いことが挙げられます。これにより、年次の近い医師から、分け隔てなく様々な教育が受けられます。「教えることは学ぶこと」をテーマに、自分が受けた教育を後輩に行う屋根瓦式教育を行うことで、医局の一体感向上も図っています。
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教授からの手技・学術に
関する直接指導
医局員は月1回吻合動画を提出することが推奨されています。教授から直接改善点を指摘されることでのレベルアップの他、月1回自分の成長を確認する良い機会ともなります。また、論文作成に関しての教育も非常に手厚く、素早い指導が受けられます。
- 豊富な国内・海外留学先
下記の施設・諸外国に教授着任から10年で計10名の医局員が留学した他、数名の医局員がUSMLEを取得しており、今後の米国留学の準備中です。
留学中医師からの声

「留学よりも医局のことを考えなさい。」というような話を度々耳にしますが、当医局は全くの正反対です。目の前にチャンスが訪れた際、全力で応援する環境があります。教授からも度々、「良い外科医になりなさい。」という言葉がありますが、良い外科医になるためのチャレンジが思う存分可能です。
そして何より、「雰囲気の良さ」が1番の特徴だと感じております。目の前の熱意溢れる新進気鋭の若手外科医のみなさん、広大な大地北海道のもと、「面白おかしい医局」をもう一つのモットーに掲げる当医局で、共に成長しませんか。私達はみなさんを心から歓迎します。
まずは見学にお越しください。北海道の大自然から獲れる多くの美味を準備してお待ちしております。
