支援のお願い

旭川医科大学 心臓大血管外科学分野
向けて
我々旭川医科大学の心臓大血管外科は、地域に溶け込んだ大学病院でありつつも、世界標準の治療を供給できる、そのような理想像に向け、スタッフ一同、皆で力を合わせて努力しています。
心臓外科治療の持続可能な発展のためには、若手医師の教育や研修の充実が欠かせません。しかし、国からの運営交付金が削減され、企業からの支援も厳しくなる中、旭川医科大学病院での教育資金の確保が難しくなっています。そこで、旭川医科大学病院心臓大血管外科では、外科医の育成を支援するための募金「国立大学法人旭川医科大学心臓大血管外科専門医育成募金」を設立しました。この募金で集められた資金は、旭川医科大学の規定や寄附金の運用方針に基づき、若手心臓大血管外科専門医の育成にのみ使用されます。
皆様のご理解とご支援を賜り、変化する旭川の医療環境に対応できる病院づくりにご協力いただければ幸いです。
旭川医科大学 心臓大血管外科学分野
国立大学法人旭川医科大学
心臓大血管外科
専門医育成募金
未来の命を救う手に
あなたの支援を

若手心臓外科医、育成のために
一人前の心臓外科医を育成するためには、10年以上に及ぶ長い修練と学会等での厳しい審査基準をクリアする必要があります。
未来の心臓外科医療を担う若手医師育成のために皆様のご支援をお願い申し上げます。
心臓大血管外科専門医
育成募金の使い道
当募金は、心臓外科医の継続的な育成を目的として、外科専門医の資格取得、さらに心臓外科専門医資格の取得を前提とした高度な研修や教育への支援に充てられます。
外科専門医を取得するためには、病院内での専門知識や技能の習得に加え、臨床以外でも練習器具の購入や活用が必要で、日々の研鑽が不可欠です。また、学術活動も求められており、研究発表や論文執筆に加え、全国や海外での学会やセミナーへの参加も必須となっています。


- 修練用器具の購入
高度な専門知識や技能を支える修練には下記のような練習器具が必要であり、特殊な器具であるため高額となっています。
- MICS練習キット
- CABG練習キット (YOUCAN)
- 冠動脈吻合用マイクロ持針器と鑷子
- 冠動脈吻合用縫合糸
現状これらの器具は十分に揃っているとはいえず、中古品を購入しながらやりくりしている状況です。さらに中古品自体も市場に数が少なく、今後の若手専門医育成のために必要な数を揃えるには、新品・中古に関わらず購入する必要があります。

- 未来の医療を切り開く基礎研究
基礎研究は病気のメカニズムや治療のターゲットを理解するために極めて重要であり、また研究活動を通して若手医師のレベル向上にもつながります。
しかし、科学研究費など公的な資金を獲得するに至らない若手医師の研究費は極めて限られているのが現状です。
- 学会・セミナーへの参加
学会・セミナーへの参加は参加費、交通費、宿泊費を合わせて1人当たり十数万円かかります。
しかし、現状では研究資金の枯渇のために多大な自己負担が生じている状態であり、学習のための十分な学会参加が行えておりません。

- 論文掲載費用のための適切な資金の確保
我々は臨床研究にも積極的に取り組んでいます。医療の質向上には、新しい治療法や診断方法の効果を示し、実践的知識を提供することが重要です。臨床研究の証拠は医療の標準化やガイドライン策定に貢献し、患者の安全性と治療結果を改善します。
しかし、論文作成・掲載費用は近年の物価上昇のため20年前の3倍となっており、やる気のある若手医師の経済状況を圧迫しております。
〜寄附の仕方〜
入金依頼書が届き次第、ご入金下さい。
税法上の優遇措置
1) 個人からのご寄付
- 所得税について
2千円を超える部分については、当該年度の所得の40%を限度に当該年度の所得から控除することができます。 - 個人住民税について
各自治体の条例で本学が「寄付金税額控除対象法人等」として指定された場合、所得税の寄付金控除に加えて、個人住民税が軽減されます。寄付金額から2千円を控除した額に、一定の率を乗じた税額が、寄付した年の翌年度の個人住民税から軽減されます。控除対象限度額は、総所得金額等の30%です。
※詳細については、お住まいの市区町村にお尋ねください。
2) 法人からのご寄付
全額損金へ参入可能です。
お問い合わせ先
心臓大血管外科学分野
旭川市緑が丘東2条1丁目1番1号
FAX : 0166-68-2499