トップページ 耳鼻咽喉科豆知識 / アレルギー性鼻炎 耳鼻科に行ったらどのような検査をするのですか?・鼻の中はどうなるのですか?
耳鼻科に行ったらどのような検査をするのですか?
1. まず鼻の中を見て鼻粘膜のはれ具合、色調、また透明の鼻水がたまっているか診察します。
2. 鼻の中を綿棒でふき取るか、または鼻をかんでもらって鼻水の検査をします。鼻水の中にアレルギーの細胞(好酸球)があるか顕微鏡で調べます。
3. レントゲン写真を撮って副鼻腔炎(蓄膿症)がないか調べます。
4. 血液検査でアレルギーの原因物質(アレルゲン)に対する抗体(IgE)の有無を調べます。RAST(ラスト)と言われる検査です。
5. 鼻のつまり具合の検査をしたり、鼻の中の写真を撮ることもあります。
血液検査でアレルギーの原因(アレルゲン)を調べることが重要です
鼻の中はどうなるのですか?
鼻の中(鼻腔)には左右の鼻の間のしきり(鼻中隔)と外側から骨のでっぱり(下鼻甲介)があります。アレルギー性鼻炎の場合、おもに下鼻甲介の粘膜が大きくはれて、鼻がつまる原因となります。
【図9】

