耳鼻咽喉科豆知識

睡眠時無呼吸症候群 睡眠中の呼吸の以上について

睡眠時無呼吸症候群の検査

1. 自宅での検査

自宅での睡眠の様子をビデオに撮影していただけると、睡眠中の無呼吸の程度やいびきの大きさなどを判断する重要な資料となりますので、家族の方に協力を御願いするようにしています。また、睡眠中の無呼吸の程度や血液中の酸素濃度の変化を記録するアプノモニターという機械を貸し出して検査していただくこともあります。

2. 外来での検査

自宅での検査で、睡眠時無呼吸症候群の可能性が高いことが判明した場合、昼間に睡眠薬で寝てもらい、そのときの睡眠の様子を観察する検査をおこないます。

3. 入院による検査

自宅や外来の検査で治療が必要と判断された場合、入院の上で夜間の自然な睡眠の状態を検査し、それぞれの患者さんにあった治療法を選択します。