従来胸の真ん中を約30センチにわたり大きく切開し行っていましたが、当科では2014年4月より胸腔鏡を用いて右乳房下に約6センチの切開で僧帽弁の形成術を行っています。傷が小さく手術も従来法に比べて短時間で終わるため、手術後の回復も速く、術後約1週間で退院可能です。高度な技術が要求されるため、まだ日本ではあまり普及していませんが、2014年3月に当科に赴任した紙谷はドイツで約10年間この技術に取り組んでおり、ドイツでもトップクラスの成績を収めてきました。
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