大動脈と左心室の間にある大動脈弁が狭くなる病気です。加齢性によるものが最も多く、弁膜症の中でも最も頻度の高い疾患です。長い間無症状で経過することも多いですが、いったん症状が出るようになると急激に悪化しますので、注意が必要です。治療としては、悪くなった弁を取り除き、人工弁を移植する弁置換術が行われます。若い人には機械弁、お年の方にはウシやブタの組織からできた生体弁がお勧めされます。80歳以上であったり、手術できないほど超重症の方には、経カテーテル的大動脈弁置換術も行われます。
治療は、心臓外科で行います。
資料提供:エドワーズライフサイエンス(株)
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