旭川医科大学基金
旭川医科大学基金
旭川医科大学基金
ご挨拶
いつも本学をご支援いただき、ありがとうございます。おかげさまで2023年11月、本学は開学50周年を迎えましたが、これを期に本学としての理念を再確認し、「旭川医科大学は、豊かな自然環境の中で真摯な教育及び研究活動を行い、医学・看護学の発展に尽くすとともに、地域及び国際社会における保健・医療・福祉の向上に貢献する。」と定めました。この新しい理念を全教職員・学生と共有し、北海道が抱える地域医療問題を解決するとともに、より高いレベルの医科大学を目指すため、教育と研究を重視し、我が国の今後の医療を担う学生たちに対して活発な研究活動に基づいた「生きた教育」を行えるよう日々努力しております。
50周年記念基金で皆様からいただいた温かいご寄付により、老朽化が著しかった学生食堂のリニューアルが実現できることになりました。本年7月から工事が始まり、来年春には完成する予定です。本当にありがとうございました。引き続き、本学基金へのお力添えをお願いいたします。基金は基金運営委員会での慎重な審議を経た上で、学生の学修環境改善や留学支援、留学生支援、研究活動支援、本学病院の環境改善などに大切に使わせていただきます。基金へのお申し込み方法にはクレジットカードやコンビニエンスストアでの払い込みも加わりましたので、どうぞご利用ください。
昨今、本学を含めた国立大学および国立大学病院は物価高騰、光熱水費増、人件費増、働き方改革への対応などのさまざまな要因により苦しい財政状況が続いております。本学でも財務改善のために最大限努力しておりますが、このような状況においては皆様からのご支援ほど私たち勇気付けるものはありません。
人口減少、少子高齢化が急激に進むとともに、国内外において社会情勢が激変する困難な時代を迎えております。私たちはどのような状況になっても地域医療を守り抜き、地域の皆様に信頼され、誇りに思っていただける旭川医科大学であり続けるよう全力で取り組みます。皆様方におかれましては、本学のこれからの歩みに期待していただき、今後とも本学基金へのご協力をよろしくお願いいたします。
旭川医科大学
学長 西川 祐司