旭川医科大学 内科学第一講座(通称一内)は、昭和48年9月29日に旭川医科大学の開学と同時に発足しました。初代小野寺壮吉教授のもと8人のスタッフから始まり、平成4年菊池健次郎教授を経て、平成19年6月に三代目教授として、コア領域初の本学出身教授である長谷部直幸教授が就任されました。「人と知識と技術が生き生きと動く教室」「元気が出る教室」をモットーに新しい第一内科が誕生したのです。
開設時より当教室は、循環器、呼吸器、神経、腎臓の生命に直結する内科領域を担当し、各疾患の高度の診断と先進治療、そしてこれらの成因、病態に関する基礎的・臨床的研究を行ってきました。高齢化社会を迎えて、我々が担う領域の疾患患者はその数を増し、当教室への期待は益々高まりを見せています。道内外を問わず、各地の関連病院では、経験を積んだ多くの同門先輩の医師が活躍しており、それぞれの地域に高度な医療を提供しています。
一方学内では、平成20年5月に呼吸器の内科・外科を横断する先端医療を担う部門の「呼吸器センター」が新設され、初代教授に当科の大崎能伸先生が選任されました。また、同9月には基礎研究から臨床研究への橋渡し部門として「心血管再生・先端医療開発講座」が開設され、川辺淳一特任准教授、竹原有史特任講師が就任しました。本講座は、次世代の若い教室員が大いに夢を語り、世界に羽ばたいてもらいたいとの長谷部教授の願いを実現するための核として機能しています。
国の方針が流動的な卒後臨床研修制度の元でも、幅広い領域(循環器内科、呼吸器内科、神経内科、腎臓内科)をカバーする第一内科ならではの確固たる研修制度をもち、長谷部教授の指導の下「総合力のある専門内科医」そして「専門性を持った総合内科医」を育成できる教室であることを誇りにしております。当科は今年で36年目を迎え、同門会員は200人を抱える大教室へと発展しました。今後もさらに新しい教室員が加わり、先進医療・地域医療を通じてのみならず、世界に向けて新たな情報を発信し続け、医学の発展に貢献する教室として発展することを確信しております。
心臓病・高血圧・腎グループ
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不整脈グループ
臨床研究
肺癌グループ
呼吸生理グループ
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