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平田  哲
部長: 平田  哲
副部長: 黒澤  温
副部長: 小野寺 美子
 
概要
業務内容
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概要
 

 手術部は病院中央診療棟3階の11部屋と8階の2部屋で定期手術と臨時手術に対応している。約14500人の年間入院患者に対し、平成30年度は7975件の手術がおこなわれている状況から考えると、入院患者の半数以上が手術治療を受けていることがわかる。このうち30%が救急などからの緊急手術である。本手術部は、@地域の患者さんに外科的治療を提供する重要な場であり、A迅速かつ安全を考慮し、B時代のニーズにあった最新の手技を提供しなければならないと考えている。またC医学生・看護学生・メディカルスタッフの重要な質の高い教育の場を提供している。
 手術部には、外科系医師、麻酔科医師、手術部ナースステーション看護師、臨床工学技士、薬剤師、放射線技師、看護助手、清掃業務・物品管理業務・洗浄滅菌業務の外注職員など多くの職種が働いており、チーム医療の基本をここに見ることができる。各職種ともかなり質の高いレベルで仕事をされている。
 2003年6月に手術部の再開発がおこなわれた。新しく導入した患者情報管理システムや内視鏡外科統合システムは、@患者生体情報のIT化と、A手術画像の共有化の2本柱のシステムで構成された。手術用滅菌済み器材の保管・搬送システムは、手術オーダーにあわせ、各手術室に手術用滅菌済み器材を搬入する自動搬送ロボットシステムであり、大きな看護支援となっている。手術部SPDと物品管理システム導入は、@看護業務支援、A在庫管理の精度向上、B術式ごとの収支情報をデータベースの蓄積の3つの目的をもって構築した。術中迅速病理診断システムは本邦初の試みであり、病理診断と手術の進行がスムーズになり、外科治療の質が大きく向上した。
 これら運用面を重視した手術部設計は高い評価を得ている。各システムの評価も高く、これまで国内外から多くの方が見学に来ている。多職種のチームワークの良さが秀でていることも本手術部の自慢である。2014年と2015年に患者情報管理システムはさらなる上のバージョンに更新された。このシステムをなくして、年間7000件台の手術は継続できなかったと考えられる。(600床クラスの国立大学病院では12年間トップを維持している。
 2010年9月より多軸血管撮影装置を導入したハイブリッド手術室が稼働した。多軸血管撮影装置とは、血管内を経由して治療するインターベンション手術と従来の外科手術との相互補完と融合を目的として、8軸の回転機構により、柔軟なCアームの移動可能なX線血管撮影装置である。近年、普及が目覚しい血管外科領域のステントグラフト留置術において、従来の移動型X線Cアーム装置よりも視野が広く末梢血管の描出も良好な血管撮影装置を配したハイブリッド手術室を志向する傾向が高まっており、多くの大学病院でも導入されてきている。最近ではTAVI(経カテーテル大動脈弁治療)の施設認定も受け、次世代の手術室となってきている。手術中にナビゲーションシステムを使用する脳神経外科、耳鼻咽喉科などが術中の3次元データ取得を目的に、CTのような立体画像を撮影することもできるハイブリッド手術室の使用が注目されている。このハイブリッド手術室設備を活用することで、今後とも地域へ高度医療を提供するとともに、世界的に新たな潮流であるハイブリッド設備の対象領域や治療法の拡充にも力を注いでいく。


ハイブリッド手術室 概観

 また、2011年1月よりデイサージャリー手術室の運用を開始した。デイサージャリー手術室2部屋の整備は、特に手術患者の多い眼科を対象とし、1000〜1500件の手術に対応可能と考えられている。日本人の平均寿命の延長や糖尿病の患者の増加で、白内障患者が年々増加し、今回のデイサージャリー手術室の開設により、手術待ち期間の短縮が図られている。デイサージャリー手術室は眼科病棟のある8階に設置し、患者の移動の動線を短くし、術後などの眼の不自由な患者さんの安全に配慮している。最新式の設備を装備することによって、最良な日帰り手術を提供することが可能となり、全国の専門家が注目している。
 2011年からは消化器外科移植外科の古川教授を中心として、移植医療(脳死臓器提供、生体肝移植)が開始された。
 2012年、国立大学病院の医療安全・質向上のための大学間相互チェックの重点項目を「手術の安全を確保するための手順」と決定され、「手術の安全を確保するための手順」として「手術安全チェックリスト」を導入することとなった。これは手術部の問題だけではなく、病院全体の安全管理の問題であり、手術以外の手技(血管造影、内視鏡検査)の部署などでも導入する価値があり、広がりを見せている。 術前診察室設置も設置し、術前入院期間の短縮している患者と術前診察する麻酔医、看護師にとって、より良い運用となった。
  2013年 手術支援ロボット(ダヴィンチSi)導入。前立腺手術やその後、消化器外科、呼吸器外科、循環器外科、婦人科などに適応が徐々に拡大されてきている。次世代の手術医療を髣髴させる機器である。2019年にはダヴィンチXiに更新された。
  2014/9/26〜9/27 平田部長が会長で第36回日本手術医学会総会がロイトン札幌で開催された。
  2018/12/17 世界初8K腹腔鏡による直腸癌手術が消化管外科により行われた。NHKが取材に来て、全世界にニュースとして報じられた。
 2020年6月に第95回日本医療機器学会(会長 平田 哲)が予定されていたが、新型コロナウイルス感染症の影響で延期され、9月にWEB開催となる。


手術支援ロボット(da Vinci Si)


8K腹腔鏡による直腸癌手術


第95回日本医療機器学会ポスター

 
業務内容
 

1.手術室管理と運営

 大学病院など地域基幹病院に患者が集中し、本院でも手術が増加している。その増加している手術を安全におこなうために、手術室の環境整備、職員の配置、医療機器の管理をおこなっている。病院経営に大きく影響を与える部署であり、手術の基本を熟知した、高度な知識と技能をもった専門の職員で運営されている。
 3階の手術部以外に、8階のデイサージャリー室も手術部管轄で運用している。関係する他部門・診療科との連携が非常に重要と考えている。

2.手術医学研究

 手術室での課題をテーマとして、研究を継続し、この結果を手術室にフィードバックしている。

  • 手術室の効率的な運用
  • 手術部内の情報管理
  • 手術室内の安全管理
  • 手術室内の感染対策
  • 手術看護教育
  • 医療機器の保守管理
  • 手術部内の物品管理
  • 手術室の医療経済

3.教育

 医学生の病院実習の際に手術部教育の講義をおこなっている。決められたルールを守ること、感染防止対策、手術時手洗い、ガウニング・グロービングなどの基本手技を指導している。手術室実習では本学の医学部4,5,6年生が外科系診療科の指導のもと実習している。本学看護学科学生3年生、看護学校学生、臨床工学技士学校生、救命救急士などもそれぞれ担当教員の指導のもと実習をし、本学看護学生も手術部実習を通して、卒業後に就職希望するケースも増えている。
 緊張した環境の中でも、手術部の実務を通して、手術支援を安全、効率的に行うコミュニケーション能力を育成している。


旭川医科大学病院の開院時からの手術件数の推移

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手術部スタッフ
 

2020年8月1日現在

 平田 哲  (理事・副学長・手術部特命教授・手術部長)
 黒澤 温   (准教授・副部長)
 小野寺 美子 (講師・副部長)
 斉藤和恵  (教授秘書)

 山近真実  (師長・手術看護認定看護師)
 岩城静香  (副師長)
 田中誠子  (副師長)
 外山喬士  (副師長) 他看護師52名
 宗万孝次  (臨床工学部門長/技士長) 他CE20名

文責:平田 哲 2020/8/5

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