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トップページ ≫ 診療科等・中央診療施設等一覧 ≫ 第三内科
奥村 利勝
科長: 奥村 利勝
副科長: 藤谷 幹浩
病棟医長: 安藤 勝祥
外来医長: 澤田 康司
外来:
[ 外来2階 ]
消化器内科
2階 21番
血液・腫瘍内科
2階 23番
入院:
[ 病棟 ]
消化器内科
6階西(消化器センター)

血液・腫瘍内科
5階西
 
外来診療担当医表
├ 消化器内科
└ 血液・腫瘍内科
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トピックス
 

奥村教授の挨拶はこちら(学部側HP)をご覧ください。

 
 当科は、消化器内科と血液・腫瘍内科を担当し同時に光学医療診療部の運営と外来点滴センター(外来化学療法)のサポートを行っています。

 診療内容は、消化器癌(消化管、胆膵)に対する各種画像診断と内視鏡を用いた早期診断と集学的治療、炎症性腸疾患の診断と先端的治療、慢性肝疾患や肝癌に対する診断と集学的治療、造血器腫瘍に対する化学療法や造血幹細胞移植、慢性骨髄性白血病に対する免疫療法など多方面にわたり精力的な診療と研究を進めています。 地域的特性として多くの未治療および更なる治療を求める患者さんが遠方から紹介、受診されるのが特徴です。当科の診療目標は(1)高度先端医療の遂行による患者さんへの貢献と(2)地域基幹病院における全人的医療の実践です。

 
消化器内科:消化管
 
診療内容
 
上部・下部消化管全般(癌、胃・十二指腸潰瘍、クローン病、潰瘍性大腸炎、過敏性腸症候群など)
消化器癌化学療法,消化器内視鏡治療全般(内視鏡的癌切除、止血術、ステント留置術など)
 
炎症性腸疾患(IBD)
 
 潰瘍性大腸炎、クローン病を中心とする炎症性腸疾患(IBD)は主に若年者に発症する原因不明の非特異性の腸疾患です。これまで当科のIBD診療グループでは、潰瘍性大腸炎・クローン病の病態の解明や診断・治療に積極的に取り組み、国内外でその業績は高く評価され、全道各地から紹介される多くの患者さんを治療しています。IBDの治療にはステロイドや免疫抑制剤などが使用され、クローン病では栄養療法、潰瘍性大腸炎では白血球除去療法や注腸療法といった特殊な専門的な治療が必要となることも少なくありません。治療効果の判定は拡大内視鏡を用いて詳細に検討しています。IBD患者で構成される「腸寿会」はお互いの情報交換の場であり、年に一度、温泉に泊まりがけでグループ医師との情報交換会を行っています。
 最近では白血球除去療法や抗TNF−α抗体の投与などを外来で施行し、入院治療期間を短縮しています。
 また、国内で行われている新治療法に関する臨床試験の殆どすべてに施行施設として参加し、従来の治療法では寛解できない症例にも治療手段を提供できるよう努めています。
 
早期食道・胃・大腸癌
 
 高齢化社会を迎え.消化管癌の患者数が増加しています。また、内視鏡機器の進歩もあり、発見される早期癌も多くなってきました。同時に、内視鏡治療技術が向上し、優れた治療器具も開発され、これまで外科切除の対象となっていた病変でも、適応を選べば十分に内視鏡治療で完治させることが可能となりました。
 患者の高齢化に伴う術後の合併症を考えると内視鏡治療はQOLを損なうことなく行える優れた治療法といえます。
 一方、内視鏡治療を行う上で大切なことは その適応を誤らないことです。当科では開設以来、消化管癌の診断・治療に数多くの実績を残してきました。内視鏡検査だけではなく消化管造影検査、超音波内視鏡検査など最新の技術と診断機器を駆使し、確かな診断と治療を行っています。最近では、クリニカルパスを導入し、内視鏡治療に伴う入院期間もおよそ1週間となっています。
 
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消化器内科:胆道・膵臓
 
診療内容
 
膵臓(膵炎、膵嚢胞性腫瘍,膵癌など)
胆嚢(胆石症、胆嚢癌など),胆管(胆管結石や閉塞性黄疸の内視鏡的治療、胆嚢癌など)
 
膵癌
 
 膵癌は極めて悪性度の高いことがよく知られています。2003年の日本膵臓学会膵癌登録によると、切除例の中間生存期間で12ケ月、非切除例では3〜4ケ月と報告されています。転移を起こしやすいことや進行が早いなどの生物学的な特性に加えて、膵癌患者の多くは切除が困難な状態で発見され早期診断が難しいこと、さらに外科切除例においても早期再発の多いことなどが治療成績の向上を妨げる要因となっています。このため、積極的な早期発見に加えて、切除以外の有効な治療法の開発が望まれています。当科は超音波内視鏡などの各種内視鏡検査を駆使した膵臓・胆道系疾患に対する高い診断技術を有しており、膵癌の早期発見、進展度診断に力を入れています。切除不能例に対しては、学内の倫理委員会審査で承認を受けることにより、抗癌剤ゲムシタビンを中心とした多剤併用化学療法の臨床試験を、さらなる生命予後の改善やQOLの向上を目指して積極的に行っています。
 
閉塞性黄疸
 
 閉塞性黄疸は日常診療の中でよく遭遇する病態です。原因として、胆道癌、膵癌などの悪性疾患から総胆管結石などの良性疾患にいたる様々な疾患が挙げられます。胆道感染を併発した場合、急性閉塞性化膿性胆管炎から容易に敗血症となるため胆道ドレナージの絶対的適応ともなります。当科では患者さんの身体的負担の軽減、早期診断・治療を目指して内視鏡を中心とした侵襲の少ない経乳頭的な診断・治療を積極的に行っています。総胆管結石に対する内視鏡的乳頭括約筋切開術や乳頭バルーン拡張術、胆管炎に対する緊急ドレナージ術、悪性胆道狭窄に対する内視鏡的胆管ステント留置術に加えて、正確な鑑別診断や進展度診断のため胆管・膵管内超音波細径プローブや経口胆道鏡検査も行っております。
 
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消化器内科:肝臓
 
診療内容
 
肝臓(肝炎、肝腫瘍など)
 
ウイルス性肝炎・肝癌
 
 肝臓病は肺結核に代わる第二の国民病と言われており、日常診療においても診る機会の非常に多い疾患です。中でも最も重要な病態である肝癌の死亡率は年間3万人であり、現在も増加傾向にあります。ご承知のとおり、肝癌の多くは慢性肝炎や肝硬変を背景に起こってきます。従って、慢性肝炎、肝硬変の患者さんと肝臓病専門医が密接な関係を保っていくことが肝癌の発生防止または肝癌の早期発見につながると考えられます。全国でB型またはC型肝炎ウイルスに感染している人は、220万人から340万人はいると推定されます。この様なかたがたを医師のフォローアップ体制の中に拾い上げるために、C型肝炎緊急対策の一環として平成14年度から40歳以上の市民に対する節目検診で肝炎ウイルスが検査されています。この検診で陽性になったかたがたは肝炎ウイルスの持続感染の可能性があり、その場合は肝癌ハイリスクグループですから肝臓病専門医によるフォローも受ける必要があります。
 当科ではC型慢性肝炎に対するインターフェロン治療に関しては患者さんの年齢、性格、併存疾患、生活環境等に応じて院内他科、関連施設、紹介医と連携しながら慎重に治療しております。また肝癌の治療に関しても癌の進展度、肝臓の予備力を最新のCT、MRI、超音波検査機器を用いて評価したうえで、コンセンサスの得られている治療方針を選択し、肝臓外科または放射線科と連携して治療を行っています。我々自身も高度先進医療で最近保険診療として認可された肝癌に対する経皮的ラジオ波焼灼術を早くから取り入れ治療しています。
 肝癌ハイリスクグループとなる肝炎ウイルスキャリア、慢性肝炎、肝硬変の患者さんに対する定期的なスクリーニング検査において当院の最新診断設備は非常に有用です。
 
NASH(Nonalcoholic Steatohepatitis、非アルコール性脂肪性肝炎)
 
 脂肪肝は肝細胞内に中性脂肪が異常にたまった状態で、組織学的には肝細胞に占める脂肪の割合が30%を超えると脂肪肝と診断され、超音波検査やCT検査でも簡便に診断することができます。脂肪肝の三大原因は肥満、糖尿病、アルコールで、ほとんど症状はありません。脂肪肝は、最近まではそれほど心配する病気とはされておらず、食事制限や運動をすればすぐよくなると考えられていました。実際に肝臓専門医の中においてもウイルス性肝炎より軽視されていたと思われます。しかし、近年その脂肪肝と診断されている患者さんの中で治療に難渋するケースが経験されるようになり、組織学的所見からNASH(Nonalcoholic Steatohepatitis、非アルコール性脂肪性肝炎)という疾患概念が提唱されるようになりました。NASHとは、肝臓の脂肪蓄積に伴う肝炎のことですが、単なる脂肪肝と異なる点は、疾患の進行により慢性肝炎やアルコール性肝障害と同様に10〜20年の経過で肝硬変や肝癌に進展するケースもいることです。脂肪肝の一部の人だけがなぜ「肝炎」となるかはまだ機序が明らかになっていませんが、肥満や糖尿病のある人がなりやすいことやインスリン抵抗性が関与している可能性が示唆されています。アメリカでは高度肥満の人の約20%がNASHであるとみられています。主な原因である脂肪肝は「生活習慣病」であり今後も増加していくと考えられます。直接の治療法もまだ確立していないため、肝臓専門医が厳重にフォローすべき疾患と思われます。検診等で肝炎ウイルスマーカーが陰性でも超音波検査やCT検査で脂肪肝が確認され、血液検査で肝機能異常が持続する患者さんの中にはNASHが存在する可能性があります。
 
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血液・腫瘍内科
 
診療内容
 
貧血、血液腫瘍(白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群など)化学療法 骨髄移植・末梢血幹細胞移植・臍帯血移植、脾臓・リンパ節疾患、出血傾向、鉄過剰症
 
慢性骨髄性白血病(CML)
 
 CMLは、中・高年者に発症する慢性的に白血球が増加する病気です。病初期には無症状で、次第に全身倦怠感・微熱・体重減少や肝脾腫が出現します。検査値の特徴は、幼若顆粒球や好酸球、好塩基球の増加を伴った白血球の増加(通常は10000/ul以上)や血小板増加、LDH・尿酸値高値などです。最近では検診などで白血球増加から偶然に発見されるケースも増えています。
 CMLの確定診断は骨髄検査により病気の本態であるフィラデルフィア染色体の証明が必要です。長年CMLは、骨髄移植以外完治しない不治の病とされてきましたが、2002年4月よりグリベックという内服のチロシンキナーゼ阻害薬が日本でも認可となりました。その後、第2世代のタシグナやスプリセル、ボシュリフが使用可能となり、これまでの抗がん剤を用いた治療方法と比べ、治療成績は飛躍的に改善されました。
 近年、チロシンキナーゼ阻害薬で分子遺伝学的完全寛解(CMR)に到達したCMLの患者さんを対象に、治療の中断を試みる臨床試験が行われ、チロシンキナーゼ阻害薬を中止できる患者さんも出現してきております。当科でも、チロシンキナーゼ阻害薬中止の臨床試験に積極的に参加しています。
 
多発性骨髄腫(MM)
 
 MMは、骨髄内の形質細胞が腫瘍化して増殖することにより多彩な症状を引き起こす50〜70歳台に多い病気です。よく見られる症状として、骨痛(腰・背中・肋骨)や倦怠感・めまい・頭痛・むくみなどです。病気が進行すると、病的骨折や高カルシウム血症による意識障害も見られます。検査値の異常としては、正球性貧血・総蛋白高値・腎機能異常・血清/尿M蛋白陽性などで、X線写真にて多数の骨溶解病変が見られることがあります。診断は、M蛋白陽性と骨髄検査での異常形質細胞の証明によりなされます。
 MMは、確実に完治を来す標準的治療法が確立されておらず、年齢や進行度に応じて治療方針を決定します。当科では、比較的若年者(65歳以下)の患者さんに対して自家末梢血幹細胞移植を精力的に行っているほか、ベルケイド、サリドマイド、レブラミド、ポマリスト、ファリーダックなどの分子標的薬も積極的に取り入れ、MM患者さんの治療成績向上に努めています。さらに疾患の特徴から、整形外科・放射線科・腎臓内科・緩和ケア科とも連携し総合的な診療も行っております。
 
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