Tasaki Yoshikazu

薬剤部長・教授 田﨑 嘉一
Tasaki Yoshikazu

旭川医科大学病院薬剤部では、患者さんに最適な薬物療法を提供するために、様々な先進的業務を行っています。これまでに、国立大学病院初 (1999年) の病棟常駐薬剤師配置を行っていますが、現在では多くの病棟に薬剤師を常駐させ、より患者さんに近いところで薬物療法を見守っています。それ以外にも、病床数あたり日本最大規模の数の輸液の無菌調製を薬剤部で行い、また、抗がん剤の鑑査・調整も、全日24時間体制で行って薬物療法の安全性を高めています。このような取り組みにより、患者さんの薬に関わることに責任を持ち、副作用を未然に防ぐことに貢献しています。また全国的にも数少ない先進的業務により、他の医療スタッフの負担も軽減し、それぞれの職種の業務に専念できる環境を提供しています。さらに、大学病院として患者さんから信頼される薬剤師の教育にも力を入れています。当院の薬剤師には、基本的業務に加えて常に変化していく薬剤師業務にも対応できる能力を身につけてもらっています。またキャリアアップを考えている部員には、学会発表や論文投稿、専門薬剤師や学位の取得も奨励・援助しています。ここで学んだ薬剤師が、未来の医療を支える人材になって活躍してくれることを願ってやみません。このように私達は、薬剤師の専門性を生かし、変化を続けている医療へ様々な形で貢献ができるよう、これからも努力を続けて参ります。

【専門分野】神経科学、医療薬剤学

【学会、所属団体(委員等)】日本薬学会(代議員)日本医療薬学会(代議員)日本臨床薬理学会、世界薬学連合(FIP)、日本臨床腫瘍薬学会(顧問)、日本病院薬剤師会(国際交流委員会副委員長、広報出版部部員)、北海道病院薬剤師会(相談役)、旭川病院薬剤師会(顧問)、日本薬剤師会、旭川薬剤師会(顧問)

【認定資格】日本臨床薬理学会 指導薬剤師

准教授・副薬剤部長

Chuma Masayuki

中馬 真幸
Chuma Masayuki

臨床に軸足を置いた研究、教育および業務の推進を志しています。自ら臨床薬理学研究を行い、感染症や急性期医療における薬物治療の発展を目指すとともに、情報を発信できる後進の教育にも力を入れています。最適な医療の提供だけではなく、エビデンスを発信して医療の発展に貢献できる薬剤師の育成も、地域の基幹病院の重要な役割と捉えています。薬剤師としての成長やキャリアアップを目指す方、是非一緒に働きましょう。

【専門分野】臨床薬理学、医療薬学

【所属学会 (委員等)】日本医療薬学会 (代議員)、日本薬学会、日本化学療法学会 (評議員)、日本臨床救急医学会 (評議員、救急認定薬剤師認定委員会委員)、日本臨床薬理学会、日本TDM学会

【認定資格】日本医療薬学会 医療薬学指導薬剤師・医療薬学専門薬剤師、日本化学療法学会 抗菌化学療法認定薬剤師

副薬剤部長

Ono Takashi

小野 尚志
Ono Takashi

薬務・DI、製剤、混注業務および就職・求人関連を担当しています。求める人材像は、医療職に欠かせない倫理観と責任感を持ち、チームで働くための協調性がある方です。学生の皆さんには、決まった正解がない課題に対して、自ら考え行動する薬剤師になってほしいと思います。やりたいことが決まっている人も、これから探す人も、私たちと一緒に働いてみませんか。

【認定資格】日本薬剤師研修センター認定 実務実習指導薬剤師、日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師、日本医療薬学会 医療薬学指導薬剤師・医療薬学専門薬剤師・がん指導薬剤師、日本医療情報学会 医療情報技師


Yamashita Yasunori

山下 恭範
Yamashita Yasunori

当院では、入院患者様に対し、持参薬の確認、服薬指導をはじめ、チーム医療において薬剤の専門家として幅広く薬物療法に関与しており、多職種と協力して患者様の治療にあたっています。また、新人薬剤師も積極的に病棟業務にかかわれるよう教育を行っています。今後も、医療の質の向上及び医療安全の確保の観点から、病院全体の質の向上に貢献できるような薬剤師を目標に活動・薬剤師教育を行っていきたいと考えています。

【認定資格】 日本薬剤師研修センター認定 実務実習指導薬剤師、日本医療薬学会 医療薬学指導薬剤師・医療薬学専門薬剤師


Yamamoto Jo

山本 譲
Yamamoto Joe

本州に進学していましたが、縁あって、生まれ育った北海道の当薬剤部にUターンしました。仕事がしやすい環境のため、気が付くと十年以上が経過しました。当部は業務・研究を行う環境やスタッフにとても恵まれています。教員・先輩方のご指導により、ここまで各種認定資格や学位(医学博士)を取得させていただき、やりがいをもって働くことが出来ています。また、意外に思われるかもしれませんが、当部は出身地や出身大学が道外という方が三分の一を占めています。上川(旭川)地方に縁がない方でもうまく生活しながら仕事ができます。冬は家からスキー場まで十数分というところも旭川の魅力です。ご興味がある方はまず見学にいらしてください。

【認定資格】 日本薬剤師研修センター認定 実務実習指導薬剤師、日本医療薬学会 医療薬学指導薬剤師・医療薬学専門薬剤師

薬剤部長特別補佐


Koeda Masayoshi

小枝 正吉
Koeda Masayoshi

薬剤師としての役割は、今後さらに多様化し、拡張していくものと考えております。従来の薬剤管理にとどまらず、健康維持や生活の質の向上、さらには生きがいの支援に至るまで、人々の人生を幅広くサポートできる存在でありたいと願っております。特に、予防の分野への対応は、これから求められる重要な視点です。病気を発症してからの治療では、心身への負担や医療費の増加が避けられません。そのため、病気になる前の段階で生活習慣を整え、健康を維持することが、個人にとっても社会にとっても非常に重要です。保険診療の枠組みでは十分に対応しきれない「予防」の領域こそ、積極的な健康支援の場として、大きな意義があると感じております。私は現在、糖尿病療養指導士として生活習慣の指導にも携わっており、定期的に糖尿病教室を開催しております。関心をお持ちの方は、ぜひ一度ご見学ください。また、特任専門員として精神科病棟および注射剤室を兼務しながら、部長特別補佐として労務管理業務にも従事しております。今後も引き続き、薬剤師としての専門性を高め、患者さま一人ひとりの生活に寄り添った支援を行ってまいります。

【認定資格】 日本薬剤師研修センター認定 実務実習指導薬剤師、日本医療薬学会 医療薬学専門薬剤師、日本糖尿病療法指導士認定機構 糖尿病療養指導士

主任薬剤師


Yamamoto Kaori

山本 香緒里
Yamamoto Kaori

麻薬管理、注射剤室、薬務室を担当しています。麻薬は使用方法や管理方法を誤ると重大な事故につながるため、細心の注意をはかり、薬物治療の安全性向上に努めています。また、旭川医大には復職・子育て・介護を支援する二輪草センターという組織があり、二輪草プラン推進委員を務めております。旭川医大は病児・病後児保育室もあり、育児や介護中の職員をサポートする体制が充実しています。

【認定資格】 日本薬剤師研修センター認定 実務実習指導薬剤師、日本医療薬学会 医療薬学専門薬剤師


Iida Shinya

飯田 慎也
Iida Shinya

現在、医療安全管理部に専従薬剤師として所属しています。医療技術の高度化・多様化、医薬分業の進展などを背景に薬剤師の業務が質的・量的に大きく変わり、チーム医療における薬のセーフティーマネージャーとして薬剤師の責任はますます重くなっています。医薬品適正使用の推進、適正な医薬品の保管管理等をはじめとし、病棟薬剤業務、薬剤管理指導業務等を通じて患者さんにより近い場所で薬のスペシャリストとして職能を発揮することが期待されています。さらには薬剤部での業務を超えて、所属施設全体の医療安全の向上に携わっていくことが求められています。より安全で質の高い医療を提供できるよう日々業務に当たっています。

【認定資格】 日本薬剤師研修センター認定 実務実習指導薬剤師、日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師、日本医療薬学会 医療薬学指導薬剤師・医療薬学専門薬剤師


Tsuzuki Hitomi

都築 仁美
Tsuzuki Hitomi

現在は小児科病棟を担当しています。小児では、使用できる薬剤が限られており、年齢や体重に応じて投与量も異なるため、非常に注意が必要です。また、服薬方法にも工夫が必要な場合があります。患児や保護者の方に寄り添いながら、医師や看護師と共に安全により良い薬物療法を提供できるよう、今後も自己研鑽していきたいと思います。

【認定資格】 日本薬剤師研修センター認定 実務実習指導薬剤師、日本小児臨床薬理学会/日本薬剤師研修センター 小児薬物療法認定薬剤師、日本病院薬剤師会 感染制御認定薬剤師・病院薬学認定薬剤師


Yamada Takeshi

山田 峻史
Yamada Takeshi

薬剤師として、救急・集中治療領域、災害医療に携わっています。担当しているICUでは、重症病態の患者さんが多いですが、循環動態、腎・肝機能の変動による薬物体内動態の変化を予測し、血液浄化療法の有無に応じて、患者さん個々の薬剤選択・投与量調節を行う必要があります。薬物療法の専門家として迅速な判断が求められますが、ICUでの医師・看護師・薬剤師・その他コメディカルの連携は密であり、医療チームの一員としてやりがいがあります。患者さんの安心・安全な薬物治療を提供できるよう、業務にあたっています。

【認定資格】 日本薬剤師研修センター認定 実務実習指導薬剤師、日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師、日本臨床救急医学会 救急認定薬剤師、日本DMAT隊員


Inoue Masatomo

井上 正朝
Inoue Masatomo

大学病院では臨床、研究、教育の3本柱で皆取り組んでいます。人それぞれ配分は異なりますが、自己実現を目指し頑張っています。私は主に血管、呼吸器、乳腺外科病棟薬剤師、HIV/AIDSブロック拠点病院担当薬剤師として働いています。当院はジェネラルな疾患の経験から大学病院ならではの稀少疾患など幅広い症例を経験できる貴重な施設です。また、道北圏の中核を担っており、地域医療・地域連携についても実践することが可能です。皆さんの若きパワーをここでぶつけてみませんか。

【認定資格】 日本薬剤師研修センター認定 実務実習指導薬剤師、日本病院薬剤師会 指導薬剤師・病院薬学認定薬剤師、日本医療薬学会 医療薬学専門薬剤師


Kubo Yasunori

久保 靖憲
Kubo Yasunori

医食同源という言葉があるように、医療と食事(栄養)というのは密接に関わっています。栄養状態が悪くなることで傷の回復が遅れたり、感染に対する免疫が正しく働かなくなることがあります。栄養サポートチームは、回復力の向上や免疫が正しく働くように栄養状態を改善させることを目的に活動しています。栄養というのは劇的な変化が見えづらい分野ですが、適切な医療を支える根幹の一つです。そこにほぼ全ての医療職が関わって患者さんが元の生活に戻れるようサポートをしております。

【認定資格】 日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師、日本医療薬学会 医療薬学専門薬剤師・薬物療法専門薬剤師、日本臨床栄養代謝学会 栄養サポートチーム専門療法士


Terakawa Hirokazu

寺川 央一
Terakawa Hirokazu

4名の薬剤師がインフェクションコントロールチーム(ICT)・抗菌薬適正使用支援チーム(AST)等のメンバーとして活動しています。院内感染対策活動の中で、薬剤師は主に 1)特定抗菌薬・要モニタ薬使用状況の管理、2)各種カンファレンス・ラウンドへの参画、および 3)病院感染対策マニュアル作成(抗菌薬・消毒薬分野)協力等を行います。いずれの活動も、医師・歯科医師・看護師・臨床検査技師・事務職員などの多職種のメンバーと協働で活動を行っています。

【認定資格】 日本薬剤師研修センター認定 実務実習指導薬剤師、日本病院薬剤師会 感染制御認定薬剤師・病院薬学認定薬剤師、日本医療情報学会 医療情報技師


Shinden Yu-ichirou

新田 悠一朗
Shinden Yu-ichirou

がん治療に関わる認定薬剤師の仕事は治療を受ける患者のみではなく、治療方針を決定する医師、患者の意思決定を支援する看護師、調剤を行う薬剤師、栄養管理に関わる栄養士などがん化学療法に関わる全ての人を幸せにすることです。そのためには患者状態のアセスメント能力や他職種と患者をつなぐ行動力などが求められます。私自身は認定薬剤師になれるとはじめは思ってもみませんでしたが、困ったとき、アセスメントを行ったがアプローチがわからないときに相談できる環境もあり、認定を取得することができました。近年治療薬も増えており使用する条件が複雑化するがん化学療法において果たす役割は大きくなっていると感じています。

【認定資格】 日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師、日本臨床腫瘍薬学会 外来がん治療専門薬剤師


Kandou Masatoshi

寒藤 雅俊
Kandou Masatoshi

6階西病棟(消化器内科)を担当しています。化学療法や簡易懸濁など薬剤師の知識を活かし、医師、看護師、栄養士などのスタッフと協力し、患者さんが安全かつ適切な薬物治療を受けていただけるように研鑽を続けていきたいと思います。


Sakuraba Kousuke

櫻庭 好祐
Sakuraba Kousuke

救命救急病棟は緊急入院の患者さんを24時間体制で受け入れている病棟です。大学病院の特性上、基本的に長期入院はできず、他病棟への転棟や転院などですぐに病棟を離れてしまい、最後まで患者さんに関わることがなかなかできず苦悩する毎日ですが、内科・外科問わず色々なエピソードを抱えて入院される患者さんと関わってゆくことで、様々なことを学びつつ、その経験・知識を患者さんやスタッフ達に少しでも還元できるよう努めています。

【認定資格】 日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師


Yakuramaki Mai

八倉巻 真衣
Yakuramaki Mai

現在、調剤室で勤務しています。調剤室では、各種自動調剤システムや調剤鑑査支援システムが導入されているため、それらを活用しながらヒューマンエラーを最小限にするよう業務を行っています。また、他部署のスタッフ、患者さんなど様々な方と接する機会が多いため、話しやすい雰囲気づくりを心がけています。マニュアルでは対応しきれない課題も多いですが、チームで連携しながら、より良い薬物療法の提供に日々努めていきます。

【認定資格】 日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師


Yakuramaki Mai

小林 直貴
Kobayashi Naoki

現在は混注センター、製剤室、外来化学療法センター担当です。院内のTPN等の輸液や抗がん剤の混注、院内特殊製剤の調製、外来患者様の抗がん剤などの調製、指導を行っており、患者様に触れる機会は多くはないですが、薬剤師として出来ることを考えて業務を行っています。また部署のリーダーとして後輩に良い見本となるよう心がけております。昨今の薬剤、治療法の変化などについていけるよう日々努力をしていきたいと思っています。

【認定資格】 日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師、日本臨床栄養代謝学会 栄養サポートチーム専門療法士

薬剤師


岩山 百華
Iwayama Momoka

3年の育児休暇を経て、現在2人の子供を育てながら産科病棟で勤務しています。育児のための時間外労働・深夜勤務の制限という育児支援制度を利用し、定時で帰宅後は育児に専念でき、休日は子供達との時間を取ることができるため、ワークライフバランスがとりやすい環境です。育児期には子供の看護のための特別休暇があり、子供の急病時にはすぐにかけつけ付き添うことができるため、安心して働き続けることができています。


新田 瑠璃子
Shinden Ruriko

入職後、調剤室・注射剤室・整形外科病棟・産科病棟をそれぞれ1~2年毎経験した後、産休・育休(最大3年間取得可能)を経て、現在は育児部分休業という制度を利用し、時短勤務で調剤室にて業務を行っています。周りの方々に支えて頂きながら、育児支援制度を利用し、育児と両立して働くことができています。

【認定資格】 日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師


坂口 智己
Sakaguti Tomoki

薬剤部では、適正な薬物治療の要(gate keeper)として、様々な先進的業務に取り組んでおります。例えば、ハイリスク注射薬の払い出しは、必ず薬剤師による監査が行われるシステムを導入しています。内服薬の調剤においては、腎機能に応じた投与量、小児用量の妥当性等を評価し、調剤を実施しています。さらに、病棟薬剤業務においては、病棟医師、看護師と連携し、薬学的視点に基づいた薬物療法の提案等を行っております。今後、さらに幅広く薬剤関連業務のgate keeperとして寄与できるよう、微力ながら専心努力していく所存です。

【認定資格】 日本薬剤師研修センター認定 実務実習指導薬剤師、日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師


石川 良太
Ishikawa Ryo-ta

9階西病棟(循環器内科、心臓外科、腎臓内科)を担当しています。複数科の担当となるため薬物治療は様々です。患者様が安心して治療に専念できるような指導を行うことを意識しています。必要となる知識が幅広いため、自身の努力はもちろんのこと、職場の先輩や病棟の他職種の方との協力、連携も大切なことと思っています。

【認定資格】 日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師


菅谷 香緒里
Sugaya Kaori

セントラル1(調剤室・注射剤室等)および緩和ケアチームに所属しています。緩和ケアチームでは医師・看護師・栄養士・リハビリテーション・ソーシャルワーカーなど他職種で連携し、患者様の苦痛軽減に努めています。薬剤師の視点から薬物療法の種類・用法用量などの提案や転院または自宅療養に際して他病院の薬剤状況を把握し患者様が当院を離れても困らないように調整しています。できる限り患者様の希望に添えるようチームで協力し邁進していきたいと思います。

【認定資格】 日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師


仲谷 彰規
Nakaya Akinori

医療の現場で求められることは日々変化していきます。その中でも現在注目されている一つとして外来化学療法があります。医師、看護師といった他職種と連携をとりながら患者さんが不安なく治療を続けていけるような環境作りをこころがけています。患者さんの身の回りで起こることは薬剤の副作用だけではないため業務を行いながら日々新しいことに気付くことができます。

【認定資格】 日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師


松浦 泰寛
Matsuura Yasuhiro

薬剤師は自分がその病気を経験した訳でもなく、その薬を使った経験があるわけでもないのに関わらず、患者さんにご説明・ご指導する、という特殊な職業です。それを可能にしているのは、何より患者さん自身に教えていただいているから、ということになります。実際に患者さんに使用された医薬品の有効性、副作用の発現率、その程度や期間などといった情報はデータ化され、それを我々医療人が吸収・発信することで、より良い医療の実現を目指しています。例え直接お会いしていなくても、一つひとつの業務の先に患者さんがいることを意識し、専門性の礎となる基礎の土台を作るため日々尽力しています。

【認定資格】 日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師


上野 裕大
Ueno Yu-ta

2023年2月からセントラル2(混注・院内製剤部門)より部署異動し、腎泌尿器科・皮膚科病棟の担当薬剤師になりました。病棟の医師、看護師から信頼されている先輩薬剤師を目標として、私もその人に近づけるよう日々の業務を大切にしていきたいと思います。また、「ミスのない」薬剤師として、日々の病棟業務を注意深く行い、ミスがなくなるような創意工夫も大切にしたいと思っています。

【認定資格】 日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師


武田 怜
Takeda Rei

あくまで個人的な考えですが、薬剤師の仕事の本質は「薬を使って患者の治療を行うこと」以上に「誤った薬の使い方がされていないかチェックすること」にあると思っています。まだまだ学ばなければならないことは尽きず、生涯を費やしてもそのような「医薬品安全管理の第一人者」と呼べるほどの人間になれるかは分かりませんが、日々の経験の全てを糧にして、少しでも目標の薬剤師像へ近づけるよう邁進したいと思います。

【認定資格】 日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師、日本医療情報学会 医療情報技師


西井 智成
Nishii Tomonari

混注センター、外来化学療法センター、製剤室の業務に携わっています。医療者、患者から必要とされる薬剤師になるためにも日々精進して参ります。

【認定資格】 日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師


新田 侑生
Nitta Yu-ki

がん化学療法は、新薬発売や個別化医療の推進により複雑化しており、薬剤師の重要性は年々増しています。私自身、薬剤師としてチーム医療に貢献し、患者様に最適で安全な治療を届ける一助となるよう業務に努めていきたいと考えております。また、がん化学療法などに関する研究活動も積極的に行っています。研究に対する心理的ハードルを取り払えるよう、研究活動は若手薬剤師も含めてみんなで協力しながら進めています。

【認定資格】 日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師、日本臨床腫瘍薬学会 外来がん治療認定薬剤師


古川 裕葵
Furukawa Yu-ki

5年目薬剤師になりました。現在は5東病棟の病棟薬剤師として勤務しています。病棟部門としては2年目になりますが、まだまだ学ぶことや反省することも多く,めまぐるしい日々を送っています。今後も患者さんの最適な薬物治療を目指し、介入していける薬剤師であるために研鑽していく所存です。

【認定資格】 日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師、日本糖尿病療法指導士認定機構 糖尿病療養指導士


猪俣 茉耶
Inomata Maya

整形外科病棟で勤務しています。患者さんを継続してフォローしていけるのが病棟業務のやりがいだと思います。患者さんにとってよりよい薬物療法が実現できるように勉強していきたいです。

【認定資格】 日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師


田屋 亮祐
Taya Ryo-suke

近年、医療の発達や医薬品の開発が目まぐるしい速さで行われてます。そのような時代の中で、自分は医療者の一員として、常に更新されていく新たな情報をしっかりと把握し、遅れをとらないように日々、学んでいきたいと思います。また、最近では薬剤師に求められることが多くなり、業務も様々ありますが、どの業務も正確性が必要とされます。責任をもって正確に業務をこなし、薬剤部の皆様や多職種の方々にも信頼されてもらえるように精進していきたいと思います。

【認定資格】 日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師


磯部 太志
Isobe Taishi

現在は、HCU病棟と注射剤室を兼務しております。HCU病棟は、ICU病棟と一般病棟をつなぐ役割を持つ病棟です。その特性上、患者様と関わる期間は短いことが多いですが、日々ベッドサイドに行き、医師や看護師などの他職種と協力しながら、チーム医療の一員として業務を行っています。薬の専門家としての責任を持ち、適切な薬物治療が実践できるように、日々精進して参ります。


野原 宗一郎
Nohara Soichiro

現在、セントラル部門(調剤室・注射室)で勤務しております。セントラルにおける薬剤師の役割は、入院患者様の調剤や在庫管理を中心に行います。全病棟の処方を調剤、監査するため、幅広い知識が求められます。安全な治療をサポートするために日々知識のアップデート及びブラッシュアップを行い、病棟や他部署の薬剤師と情報共有等、協力しながら業務を行っていきます。

【認定資格】 日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師


吉田 祐花
Yoshida Yu-ka

病院薬剤師は、内服薬・注射薬・院内製剤・消毒薬など多種多様な薬剤を取り扱います。また調剤業務・混注業務・DI業務・病棟業務など、仕事内容も多岐にわたります。幅広く、そして深い薬学的知識が求められる仕事であるため、日々勉強だと感じています。患者さんや他職種の方々に信頼していただける薬剤師を目指し、着実にスキルアップできるように目の前の仕事を一つ一つ丁寧にこなし、精進してまいります。

【認定資格】 日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師


上杉 紘一
Uesugi Ko-ichi

セントラル2(混注・院内製剤・外来化学療法センター部門)に所属しております。学会参加など外部とのつながりも大切にし、薬物治療が患者のよりよいアウトカムにつながるよう自己研鑽や日々の業務を精一杯頑張っていきたいと思います。


角江 里紗
Sumie Risa

現在は調剤室と注射剤室を兼任しています。大学病院での業務は毎日のように初めて見る薬剤や用法用量に出会うことができ、業務からたくさんのことを学ぶことができます。また、毎週行われる部内勉強会でも、薬剤師としての知識だけでなく、ビジネスマナー等も学ぶことができ、とてもありがたく貴重な時間だと感じています。このような学ぶ機会を無駄にせず自己研鑽に励み、患者様や先輩・後輩、他職種の方から信頼を得られる薬剤師を目指します。


竹内 理宇
Takeuchi Riu

入職から1年が経ちましたが、業務や知識で未熟な点がまだまだ多く、先輩方の助力を受けながら日々の業務に当たっています。現在は調剤室と注射剤室を兼任しており、様々な薬に触れられる環境にあります。多くの知識を要求されますが、学べる機会も多いため、この機会を活かして薬の知識を深め、患者のよりよい治療に貢献できる薬剤師を目指して研鑽を積んでいきます。


西村 茂奈
Nishimura Mona

今年の4月に入職し、現在は主にセントラルで研修を行っています。日々覚えることばかりで苦労することもありますが、先輩方にご指導いただきながら業務に取り組んでおります。さしあたっての目標としては、日直・当直業務の担当があるので、基本的な業務を習得できるよう努めて参ります。また、将来的には病院薬剤師として患者さん一人一人に適切な薬物治療を提供できるよう、医薬品に関する知識を日々アップデートしていきたいと思っております。


窪田 京介
Kubota Kyo-suke

4月より入職し、現在は日直・当直業務に向けて研修中です。まずは病院薬剤師としての基本的な業務において、いち早く慣れていくことを目標とし、先輩方からのご指導のもと業務に取り組んでいきます。また、将来的には薬物治療に関して幅広いスキルを身につけ、より多くの患者さんに寄り添った医療を提供できる薬剤師を目指し、日々の自己研鑽に励んで参ります。


派遣教員

大滝 康一
Otaki Ko-ichi
(北海道科学大学 准教授)

北海道科学大学薬学部の派遣教員として、当薬剤部で実務を行いながら、薬学教育にも携わっています。臨床現場にいるということを生かし、より密度の濃い実学の情報を薬学生に提供できると同時に、臨床現場からの研究成果の発信ができるのではないかと思っています。北海道内の小さな町の出身なので地域医療の充実にも寄与したいと考えています。道北・道東の拠点病院でもある旭川医大は地域医療を学ぶには最適だと思います。

【認定資格】 日本薬剤師研修センター認定 実務実習指導薬剤師、日本病院薬剤師会 感染制御専門薬剤師、日本医療薬学会 医療薬学指導薬剤師・医療薬学専門薬剤師

 


岩山 訓典
Iwayama Kuninori
(北海道科学大学 講師)

炎症性腸疾患(IBD)を対象とした薬剤師外来を担当しています。IBDは完治する治療方法が確立されていないため薬物療法で寛解の長期維持を目指します。寛解維持には、高い服薬アドヒアランスが求められますが、様々な原因で服薬アドヒアランスの低下する患者さんがいます。外来で患者さんと面談し、服薬アドヒアランス不良の原因の探索・改善に繋がる薬学的介入を行うことで、IBDの治療に貢献できるように努めています。

【認定資格】 日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師、日本医療薬学会 医療薬学専門薬剤師、日本臨床薬理学会 指導薬剤師・認定薬剤師

客員教員

客員教授
粟屋 敏雄
Awaya Toshio
(市立旭川病院 薬剤科長)


客員講師
田原 克寿
Tahara Katsutoshi
(市立旭川病院 薬剤科係長)

看護学講座

Manabe Takayuki

准教授
眞鍋 貴行
Manabe Takayuki

臨床研究支援センターで治験や臨床研究の支援に携わっています。患者さんに安全で有効な新しい薬や治療法を届けることに貢献できるよう、日々努力していきたいと考えております。

臨床研究支援センター

Kamiyama Naoya

講師
神山 直也
Kamiyama Naoya

臨床研究や治験は医療をより良くするために欠かせない、特定機能病院に求められる役割のひとつです。私は臨床研究支援センターで医療機関として必要な体制を整え、研究者や院内スタッフをサポートしています。特に臨床研究はさまざまな立場に配慮して進める必要があり、それらを調整する「プロジェクトマネージャー」としてのスキルを磨き、皆でよりよい医療を目指したいと考えています。

【認定資格】 日本薬剤師研修センター認定 実務実習指導薬剤師、日本臨床薬理学会 指導薬剤師・認定薬剤師、日本臨床試験学会 GCPパスポート・GCPエキスパート、ARO協議会 認定プロジェクトマネージャー

 


Manabe Takayuki

助教
神田 将哉
Kanda Masaya

2025年4月1日より旭川医科大学病院臨床研究支援センターに着任いたしました。これまで徳島大学病院にて臨床業務に従事しておりましたが、このたび縁あって北の大地、旭川へ参りました。環境が変わり業務内容も新たになりますが、薬剤師として培った専門知識と経験を活かしながら、臨床研究の支援を通じて医療の発展に貢献したいと考えております。

【認定資格】 日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師

 

薬剤部集合写真

令和7年10月8日