野口先生、大宮先生の論文が掲載されました

PCN Reportに、2年目専攻医の野口博人先生の論文が掲載されました。

Catatonia with prominent psychosocial factors: A case report

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/pcn5.70401

ひと昔前までは統合失調症と関連づけられ語られることが多かったカタトニアは、近年精神運動症候群として、さまざまな精神疾患、身体疾患、および心理社会的状況において生じうることが認識されています。こちらは顕著な心理社会的脆弱性を背景として生じ、身体症状症、機能性神経症状症(functional neurological symptom disorder: FNSD)、および解離性障害を併存し、薬物療法によって寛解した緊張病についての症例報告となっております。

また、同じくPCN Reportに、講師の大宮友貴先生の論文が掲載されました。

Developing a taxonomy of supportive psychotherapy techniques: Protocol for a systematic review and qualitative content analysis

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/pcn5.70408

こちらは、一般的に広く行われている支持的精神療法(supportive psychotherapy)の構成要素となる技法を、体系的に同定・分類しようとする試みです。本レビューでは、支持的精神療法および支持的・表出的精神療法に関する文献から支持的技法を同定・分類し、統合された分類体系を構築することを目的としたプロトコルを発表しています。

おふたかたとも、おめでとうございます。

今後も医局員一同、臨床だけでなく、未来のよりよい精神科医療や脳神経科学の発展に繋がるような研究にも励んでいきたいと思います。