旭川医科大学病院

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最新情報
2024年04月26日
ご報告

令和6年度慢性腎臓病(CKD)重症化予防のための診療体制構築及び多職種連携モデル事業に採択されました

 令和6年度慢性腎臓病(CKD)重症化予防のための診療体制構築及び多職種連携モデル事業に当院が全国6施設の一つとして採択されました。
 https://www.mhlw.go.jp/content/001241018.pdf

 長年にわたり北海道、旭川市との緊密な連携を構築してきた実績を高く評価していただきました。今後も、旭川圏糖尿病性腎症重症化予防協議会の活動を基盤に、地域の腎臓病療養指導士とも連携した診療体制構築及び多職種連携モデル事業を推進してまいります。

(事業の目的)
⚫腎臓は「沈黙の臓器」と言われ、自覚症状が乏しく、症状を自覚した時には既に進行しているケースが少なくない。慢性腎臓病(CKD)の患者数は約1,300万人と多く、悪化し末期腎不全に至れば人工透析が必要となり、患者のQOLが大きく損なわれ、医療費も高額である。一方、早期に発見し適切な治療を行えば、透析の回避や健康寿命の延伸、透析導入時期の後ろ倒しによる生涯透析年数の短縮が可能であるため、早期発見・早期治療による重症化予防が極めて重要である。
⚫R1~4年度に実施した慢性腎臓病(CKD)診療連携構築モデル事業及び厚生労働科学研究により得られた課題として、健康保険組合等の関与の必要性、院内連携・診療科間連携の重要性、特に現役世代を対象とした多職種連携による療養指導、産業医等の視点を踏まえ企業を巻き込んだ両立支援の重要性が挙げられている。
⚫これらの課題を踏まえ、慢性腎臓病(CKD)重症化予防のための診療体制構築及び多職種連携モデル事業を実施し、CKDの重症化予防及び患者のQOLの維持向上を図ることを目的とする。
(厚生労働省健康局 モデル事業公募要領より抜粋) 

CKDモデル事業_概略図.jpg