最新情報
2024年03月04日
ご報告
DMAT第二次部隊・第三次部隊活動報告会を開催しました
令和6年2月29日(木)、能登半島地震の被災地に派遣していた旭川医科大学病院DMAT第二次部隊・第三次部隊の活動報告会をWeb開催しました。
<活動概要>
・第二次部隊(医師1名、看護師2名、薬剤師1名、事務職員1名)
令和6年1月17日~1月22日 石川県珠洲市で活動
・第三次部隊(医師1名、看護師2名、臨床工学技士1名、事務職員1名)
令和6年1月29日~2月3日 石川県珠洲市で活動
第二次部隊の丹保救命救急センター副センター長から被災地入りした際に情報集約の難しさや指揮系統の混乱を感じたこと、次のチームへの引き継ぎを円滑に行うため、現状を把握し、業務内容や連絡先等をまとめた手順書兼引き継ぎ書を作成したことなどの報告がありました。また、ロジスティクス業務の重要性についても説明がありました。
第三次部隊の髙橋助教からは、他機関から支援に来ていた保健師と共に地元コミュニティの連絡網なども活用しながら実施した避難されている方の全戸調査について報告がありました。また、調査に参加していた須見副看護師長より印象に残った事例の発表がありました。
本部ロジとして業務にあたった中山看護師、佐藤臨床工学技士、事務の橋場さんから本部ミーティングの準備など業務の内容について報告があり、佐藤臨床工学技士から「コメディカルは常に多職種と連携しながら業務を行っているため、今回の支援業務でも生かすことが出来た」との感想が述べられました。
丹保救命救急センター副センター長
外科学講座(肝胆膵・移植外科学分野) 髙橋 助教