大学院

医学系研究科修士課程看護学専攻健康教育開発学領域

健康教育開発学領域について

　健康教育開発学領域では、地域で生活する人間集団の Health Promotion に関わる様々な事象を明らかにするための知識と研究手法を獲得し、修士課程修了後各専門分野での活動に資するために日々研鑽を積んでいます。　

ゼ　ミ（関係者専用）

講義科目

保健統計特論
　様々な種類のデータを適切な統計手法を駆使して分析が行えるようになるために、パソコンによる統計解析ソフト SPSS を用いて統計解析の演習を行います。

健康開発学特論
　健康行動理論に関するモデルの学習を通して、地域で生活する人間集団の　Health Promotion についての知識、及びその研究に必要な疫学的方法を修得します。

健康教育学開発学演習
　地域で生活する人間集団の Health Promotion に関する国内外の文献を読解・クリティークすることにより、これらの問題に関する理解を深め研究に必要な知識およびスキルを修得します。

健康教育開発学特別研究
　特論および演習を踏まえ、人間集団の Health Promotion に関する研究課題を見出し、データを収集・分析・考察し、修士論文を完成させます。

氏　　名　　　　　　研究テーマ

畠山 浩二　　「理学療法士養成校臨床実習における学生の首尾一貫感覚SOC（Sense of Coherence）
　　　　　　　と精神健康度、ストレスコーピング方略の関連性について」　

吉田 　藍　　「セルフ・ネグレクトにおけるインフォーマル支援に伴う困難」

末野 衣莉那　「幼雑圓・保育團に入園前の幼児と一緒に過ごしている主婦の健康行動」
　
高山 拓也　　「GLIM基準該当患者とGLIM基準非該当患者における胃がん術後の身体機能の
　　　　　　　経時的変化」

吉川　 翼　　「ICU,HCUにおける心臓外科術後患者の離床状況と早期離床を阻害する要因の検討」

修了者一覧

修了年月	氏　名	研究課題
平成29年3月 　Mar. 2017	小玉 かおり  Kaori KODAMA	成人がん患者のベネフィット・ファインディングとソーシャルサポートの関係およびQOL に及ぼす影響
	福嶋 美貴  Miki FUKUSHIMA	地域で暮らす統合失調症者のリカバリーの特徴と関連要因 －反復入院群と地域定着群の比較－
平成30年3月 　Mar. 2018	村田 絵吏 Eri MURATA	頸部郭清術後の頭頸部がん患者における頸部の機能障害がQOLに及ぼす影響
平成30年9月 　Sept. 2018	小枝 由希子 Yukiko KOEDA	女性消防吏員の職務意欲に及ぼすストレス要因に関する研究
平成31年3月 　Mar. 2019	川口 桂嗣 Keiji KAWAGUCHI	市町村保健師の災害を予測する心理的反応に影響を及ぼす要因
	和田 桃佳 Momoka WADA	２歳児における総 IgE, 特異的 IgE の傾向と関連する要因
令和3年3月 　Mar. 2021	越智 しのぶ Shinobu Ochi	リフレクションによる中堅訪問看護師の変化－研修2週間後と3か月後の学びの記述から―
令和4年3月 　Mar. 2022	佐藤 絵利 Shinobu Ochi	健康寿命と生活習慣との関連についての生態学的研究
令和4年3月 　Mar. 2022	田中 伸吾 Shinobu Ochi	青年期における体組成と筋力・運動能力の関連について
令和4年3月 　Mar. 2022	田中 誠子 Shinobu Ochi	心臓血管外科領域における低侵襲手術をうける高齢患者の術後せん妄発症に関する要因の検討