健康教育開発学領域
Health Education Development Science

学部教育は医学部看護学科では、健康教育論、公衆衛生論、疫学・保健統計学および看護研究のコーディネーターを担当し、講義を行っており、医学科の学生に対しても衛生・公衆衛生学の講義を一部担当しています。

健康教育論

Health Belief Model (健康信念モデルまたは保健信念モデル), Self Efficacy (自己効力感)Transtheoretical Model (変化のステージモデル)などの健康行動理論を通して健康リスクの高い人々へのアプローチを学び、看護の職務に役立てることを目標とします。本講義は2019年度から始まる新カリキュラムにより2年生の前期に実施します。

公衆衛生論

公衆衛生学は、人間集団を対象に疾病予防・健康増進およびQOL向上などに関わる学問領域で、医療制度・地域保健・環境保健・産業保健など幅広い分野が関係しています。本講座では人の健康が多くの要因から成り立っていることを理解し、健康増進と疾病の予防のために広い視野に立って考え行動することができるように、知識と方法論を修得することを目的とします。なお、本講義では保健統計および疫学は別に科目を設けていますので、講義の対象から除外するため公衆衛生学ではなく、公衆衛生論としています。

疫学

疫学は人間集団において健康および疾病に関連するさまざまな事象の頻度と分布を明らかにし、健康に関連する問題の有効な対策に役立て公衆衛生の発展を目指す分野です。保健、医療、看護等のほか地域活動においても疫学の知識は必須であることから、本講義では看護師の活動や保健師が行う保健指導に加えて公衆衛生・産業保健活動に必要な疫学の基礎知識を学びます。

保健統計学

 保健統計学は、地域・集団の健康状態を正しく評価するために必須の学問で、看護師・保健師・助産師が必ず身に着けるべき知識と言えます。疫学調査などを行う場合にも正しい方法を用いて評価することが求められており、それ故本講義は統計学の正しい基礎知識を身につけるとともに、日本で行われている様々な保健統計調査および統計情報の取扱いについて正しく説明できるようになることを目標とします。

看護研究

看護研究は、