薬理学講座ホームページへようこそ。
私たちはさまざまな生命現象の作動機序を分子のレベルで明らかにして、新しい薬の開発に結び付けることをめざしています。

私たちの研究室では、外界の酸素濃度の変化が、生体内でどのように検知されて、どのように作用しているのかを研究しています。高地や体内の微小環境は、酸素濃度の低い環境(低酸素環境)にあります。個体や細胞は低酸素環境にさらされると、その変化を素早く感知し、呼吸・代謝をはじめとする様々な生理応答を調節して、その環境に適応します(低酸素応答)。こうして低酸素環境下においても恒常性が維持されます。一方で、がん、虚血性疾患、炎症性疾患などの病気でも低酸素応答が惹起され、その病態に密接に関与しています。私たちは、低酸素応答の分子レベルでの解析を通して、がん治療や再生医療に貢献することをめざしています。

ニュース

2025年07月02日
愛宕公民館・百寿大学で講演しました(中山)。
2025年07月01日
日本薬理学雑誌に生体の老化・がん化に関する特集を企画しました。
2025年06月15日
わくわく体験フェス(@旭川市科学館)に出展しました(小澤、結城、中山)。
2025年04月01日
新しいメンバーが加わり、新年度がスタートしました。
2025年03月18日
APPW2025(解剖・生理・薬理合同年会 in 幕張)のシンポジウムで、中山が研究成果を発表しました。
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