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トップページ診療科等・中央診療施設等一覧 ≫ 放射線科
沖崎 貴琢
科長: 沖崎 貴琢
副科長: 中島 香織
病棟医長: 中山 理寛
外来医長: 中島 香織
外来:
[ 外来3階 ]
3階 33番
入院:
[ 病棟 ]
10階東
 
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診療科の概要
 

放射線医学は、X線などの放射線、放射線を発生する放射性同位元素、並びに放射線以外のエネルギー(磁場、超音波など)を扱う一分野です。

  1. 放射線診断
  2. 放射線治療
  3. 核医学
  4. IVR(インターベンショナル・ラジオロジー:画像誘導による低侵襲的局所治療)

以上の4本柱より成り立ち、放射線医学に基づく診療を実践している放射線科では、診断と治療の両面に貢献しています。

 
診療内容紹介
 

放射線治療、CT・MRI・RIの画像診断、血管造影、甲状腺(ヨード内服治療外来)

 
放射線治療
 
 放射線治療部門では直線加速器2台を保有し放射線治療を行っています。対象疾患は脳腫瘍、頭頚部腫瘍、食道癌、肺癌、悪性リンパ腫、婦人科腫瘍、前立腺癌、乳癌など多岐にわたり、機能を温存しつつ病気の治癒を目指しております。また病気を治す根治照射だけでなく、痛みや症状の緩和を目的とした姑息的照射にも力を入れています。
 脳腫瘍や脳動静脈奇形に対し、細い放射線のビームを用い病変部分に絞って治療する定位放射線治療も施行しております。さらに放射線のビームを小さく絞り組み合わせることで、病巣により放射線を集中させる強度変調放射線治療を実施しております。前立腺癌、頭頸部腫瘍、脳腫瘍に対して施行しておりますが、今後適応疾患については拡大していく予定です。これらの治療法によって周囲の正常組織への障害の発生を軽減することができ、大幅な治療効果の向上が期待できます。
 
CT(コンピューター断層)、MRI(磁気共鳴)、RI(核医学)の画像診断
 
 大学病院で撮影されたCT、MRI核医学画像を専用の読影システムを用いて詳細に読影します。これにより、治療に有用な画像情報を担当医に提供し、患者の治療、病院運営に貢献しています。
 また、地域医療連携室や遠隔医療センターと連携して、画像検査や遠隔画像による読影業務を行っています。最新の医療機器を駆使した良質な画像を提供するとともに放射線科専門医や核医学専門医の画像専門医の資格を有した医師が読影します。専門医による詳細な画像診断を希望される患者さんがおられましたら、是非ご紹介くださいますようお願い申し上げます。
 
血管造影・IVR(Interventional Radiology )
 

 血管造影(Angiography)は血管にカテーテルと呼ばれる細長いチューブを挿入し、造影剤を注入して血管の状態を検査する方法です。CT・MRI、超音波などと比べると患者さんの負担が大きく、合併症の頻度も高くなるため専門性が求められる検査です。
 また、我々は検査手技を応用し治療を行うIVR ( Interventional Radiology ) にも積極的に取り組んでいます。IVRは、血管造影、超音波、CTなどの画像断装置を用いて画像ガイド下に経皮的手技を行う比較的新しい分野です。手術に比較すると負担が小さいのが利点で、当科では消化器系(特に肝癌に対する動脈塞栓、抗癌剤動注療法、動注リザーバー留置、胃静脈瘤に対するBRTOなど)に多く施術されています。
 近年急増しているのが頭頚部癌(耳鼻咽喉科領域)での超選択的動注化学療法です。通常では治療困難な進行例でも施行されています。また子宮筋腫に対する子宮動脈塞栓術(UAE)、先天性血管奇形(動静脈奇形、血管腫)にも積極的に取り組んでいます。
 外傷などの救急症例は、旭川赤十字病院と協力して対応しています。
 IVRは病変の治療とともにそれに伴う症状の改善や臓器機能の温存が図られ、患者さんにやさしく、QOL向上が見込める治療として、今後ますます社会の期待が増すものと思われます。

子宮筋腫に対する子宮動脈塞栓術診療内容

 子宮筋腫は、成人女性の4人に1人に認められる最も頻度の高い良性腫瘍です。症状がない場合には未治療で経過観察されますが、月経過多、貧血、月経痛などのため日常生活に支障がある場合は治療の適応となります。これまでは対症療法(貧血の治療、疼痛緩和等)、ホルモン療法、子宮全摘術、子宮筋腫核出術が主に行なわれていましたが、ここ数年、子宮動脈塞栓術が急速に普及してきています。子宮動脈塞栓術とは血管造影のテクニックにより子宮動脈を一時的にふさぐことにより子宮筋腫に梗塞を起こさせる術式で、過多月経や月経痛などの症状改善が得られると同時に子宮と卵巣の形態と機能を温存することが可能です(ただし卵巣機能低下がみられることがあります)。
適応基準は、以下のとおりです。

  1. 子宮筋腫による過多月経、疼痛などの症状がある。
  2. 子宮に悪性腫瘍が存在しない。
  3. 現在、骨盤内に感染症がない。
  4. 将来において妊娠、出産を望まない。

 入院期間は4〜5日程度、治療前の体調に戻る期間は、個人差がありますが7〜14日程度です。
 なお、ご希望により、女性医師の診察にも対応しております。

血管腫・血管奇形に対する硬化療法について

1 はじめに
 血管腫・血管奇形は先天性の血管の病気であり、身体の如何なる部位にも発生し治療に難渋することの多い病気です。発生部位によっては手術で完全に切除することが出来ず、再発してしまいます。特に、静脈奇形という病変に対しては「硬化療法」が施行される場合があります。

2 硬化療法とは
 硬化療法は食道静脈瘤や下肢静脈瘤の治療法としてひろく普及しています。病変内に直接細い針を刺して、針からオルダミンやエタノール、ポリドカノールなどの薬剤を注入します。病変内に注入された薬剤が異常血管の内皮細胞を障害し、内腔の血栓化を促進し病変を退縮に導きます。細い針を刺すだけですので、治療の傷跡は残りません。

3 治療の実際

  1. 血管腫・血管奇形のなかでも、硬化療法が有効である静脈奇形であるかの診断から始まります。触診・視診の診察とともに造影剤を用いたMRI検査を施行します。
  2. 硬化療法の適応があると診断されると、約10〜14日間の入院を当科の病棟にしていただきます。
  3. 入院当日または翌日に硬化療法を行います。治療は、まず超音波ガイド下で病変に針を刺します。次に、針から病変内に造影剤を注入しX線で造影剤の広がりや溜まり具合を観察します。この後、X線で観察しながら硬化剤を注入します。1カ所の穿刺で病変全体に硬化剤がいきわたらない場合は、場所を変えて数カ所を穿刺することもあります。治療中に痛みが生じる場合もありますが、この場合は随時麻酔を使用します。
  4. 硬化剤注入部は治療中より腫脹してきますので、治療後病棟で様子を見させていただきます。腫脹が治まるには約10〜12日ほどかかります。この後、退院となります。
  5. 治療の効果が出現するまでに時間がかかることもありますので、定期的に外来で観察させて頂きます。また、病変が大きいと1回の治療で十分に縮小しないこともありますので、何回かに分けて治療することもあります。
 
ラジオアイソトープ(RI)内用療法
 

甲状腺疾患に対する放射性ヨード(I-131)内服治療

 放射性ヨード(I-131)内服治療は、分化型甲状腺癌(乳頭癌、濾胞癌)、バセドウ病の有効な治療法です。分化型甲状腺癌では、転移病巣の治療ならびに術後補助療法として再発率の低減に有効です。バセドウ病においても抗甲状腺剤による治療に比べて、短期間で治療が終了します。放射性ヨード内服治療に重篤な副作用はなく治療後正常妊娠、出産も可能です。
 旭川医大病院には、道北・道東地域で唯一、この治療を行うためのRI治療専用病棟があります。病院10階に位置しており、見晴らしの良い個室2部屋(テレビ、冷蔵庫、ウォッシュレット、専用洗面台完備)を準備しております。

骨転移のある去勢抵抗性前立腺癌に対する塩化ラジウム(Ra-223)治療

 塩化ラジウム(Ra-223)治療は、骨転移のある去勢抵抗性前立腺癌の骨転移に対して有効な治療法です.Ra-223は骨の成分であるカルシウムと同じように骨に集まりやすい性質を持っているため、骨転移の治療に適しています。Ra-223を注射し体内に送られると、代謝が活発になっている骨転移病巣に集まり、Ra-223から放出される放射線エネルギーにより、転移病巣を局所的に照射します。外来治療での静脈投与が可能で、投与の間隔は4週間に1回投与で、最大6回の治療が可能です。

再発または難治性の低悪性度リンパ腫に対するイットリウム-90標識抗CD20抗体を用いた放射免疫療法

 イットリウム-90(Y-90)標識抗CD20抗体を用いた放射免疫療法(ゼヴァリン)はCD20陽性の再発または難治性の低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫およびマントル細胞リンパ腫対して有効な治療法です.外来治療が可能ですが、薬剤投与前後の管理を目的として、当院血液腫瘍内科での入院下にて治療を行います.この治療では、まず検査薬剤であるインジウム(In-111)標識ゼヴァリンを注射し、シンチグラフィの撮影を行うことで体内分布を確認して、治療の適格性を判断します.適格性が確認された翌週に、Y-90標識ゼヴァリンを静脈に注射して治療します。Y-90標識ゼヴァリンが腫瘍細胞に集まり、腫瘍細胞とその周囲に放射線が照射されることで悪性リンパ腫を行います。

 本治療法の適応となる患者さんがおられましたら、是非ご紹介くださいますようお願い申し上げます。

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