国立大学法人 旭川医科大学病院

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科長:東 信良
科長: 東 信良
副科長: 内田 恒
病棟医長: 古屋 敦宏
小児外科病棟医長: 平澤 雅敏
外来医長: 齊藤 幸裕
外来:
[ 外来2階 ]
心臓外科/血管外科
2階 22番
呼吸器外科/乳腺内分泌外科/小児外科
2階 21番
入院:
[ 病棟 ]
心臓外科/血管外科/呼吸器外科
9階東(呼吸循環器センター)
乳腺内分泌外科
5階東

小児外科
4階西(小児総合診療センター)
 
外来診療担当医表
├ 心臓外科
├ 血管外科
├ 呼吸器外科
├ 乳腺内分泌外科
└ 小児外科
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トピックス
 
26. 3   心臓大血管外科の教授として紙谷寛之先生が旭川医科大学
      病院に着任いたしました
 
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概要
 

 旭川医科大学病院第1外科は、心臓血管外科、呼吸器外科、消化器・乳腺外科、小児外科診療班からなる外科診療科として昭和51年(1976年)11月に、大学附属病院開院と同時にスタートしました。以後、外科専門医制度導入などを契機に診療体制を専門化し、現在は、血管外科、心臓外科、呼吸器・乳腺外科、小児外科に別れてそれぞれ高度な専門診療を行っており、年間手術総数は1200件を超えております。
 血管外科では、糖尿病の増加と超高齢化が相まって閉塞性動脈硬化症、特に下肢切断の危機に瀕する重症虚血肢が増加する中、バイパス手術やカテーテル治療、救肢のための筋皮弁移植術などを駆使した救肢治療を行っており、困難症例に対する救肢治療で全国屈指の施設として、道内各地はもとより道外からも患者さんが集まってきております。また、大動脈瘤に対する治療にも力を入れており、道内でいち早くハイブリッド手術室を導入した当院では、動脈瘤に対するステントグラフト留置術で道北道東最多の実績を有しており、緊急手術にも対応可能な体制を整えております。
 心臓外科は、2014年3月に紙谷寛之教授による新体制のもと、弁膜症や冠動脈バイパス術、胸部大動脈瘤、大動脈解離などの幅広い疾患に対して、24時間体制で手術治療を行っております。特に、弁膜症に対する鏡視下手術や小切開下バイパス手術といった低侵襲心臓手術が実施可能な数少ない施設であり、これまで手術が難しいとされた高齢者やハイリスクの患者様にも適応が広がりつつあります。(心臓外科の詳細については個別ページをご参照ください。)
 呼吸器外科は、呼吸器センター設立に際して、呼吸器センターの外科部門として呼吸器内科と密に連携し、肺腫瘍や胸膜中皮腫治療に実績を上げており、鏡視下手術を駆使した低侵襲手術にも注力しております。
 乳腺外科は、乳腺疾患センターとして手術治療のみならず化学療法をはじめとした集学的治療を行っており、年間200例を超える全国屈指の乳がん手術実績がございます。
 小児外科は、小児センターの外科として診療にあたっており、全国でも数の限られている小児外科専門医を擁する道北道東唯一の小児外科として、道内各地から患者さんが集まっております。

 第1外科はそれぞれのグループが上記のように高度な技術を駆使した医療を展開しておりますが、臨床治験・臨床研究を主導することにより、さらなる臨床成績に向上や先端医療の進歩に努めております。また、教育病院としての役割も果たすべく、医学生・研修医の育成や、他の医療職とのチーム医療の成熟を通して、患者さんにより良い医療の提供を目指しております。

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血管外科
 
診療内容
 
動脈閉塞症(下肢、上肢、頸動脈、内臓動脈の閉塞症)、動脈瘤(腹部大動脈瘤、胸腹部大動脈瘤、末梢動脈瘤)、下肢静脈瘤、下肢静脈閉塞症、リンパ浮腫、ならびに透析ブラッドアクセス手術


 血管外科では、動脈閉塞や動脈瘤に対して、従来の外科手術に加えて、カテーテルを用いた血管内治療にも注力しております。血管病を有する患者さんは、高血圧や高脂血症、糖尿病、腎機能障害、呼吸器疾患など生活習慣病を含む様々な病気を合併されていることが多く、そうした多様な病状を的確に診断し、患者さんの全身状態や血管の状態に最も適した治療を提供できるよう体制を整え、外科手術や血管内治療の成績向上に努めてまいりました。また、専門看護師やリハビリテーション科、栄養士、緩和ケアチーム等と連携して、入院中の栄養や疼痛の管理、創の管理、リハビリを円滑に行って患者さんの早期回復と退院後の生活の質の改善に努めております。
 また、心臓の病気を合併することも多いことから、心臓大血管外科と密に連携して治療にあたることで、タイミングよく治療を行うことができる体制を整えております。加えて、循環器内科や検査部と連携して、手術後も血管病が再燃しないような二次予防策や血管病が再燃した場合も早期発見できるような外来体制を組んでおります。
 なお、年間手術件数や手術術式のご案内等の詳細な情報は、当診療科の独自ホームページに掲載しておりますので、そちらをご覧いただけましたら幸いです。
 
下肢動脈閉塞症
 
 下肢動脈閉塞症には、大変急を要する「急性動脈閉塞症」と、生活習慣病でゆっくり進行する「慢性動脈閉塞症」とがあり、その原因も治療の緊急度も異なりますので、分けて解説させていただきます。  われわれは、下肢ASOの患者さんに対し、積極的に動脈バイパス手術を行ない、肢切断をしない、しても最小限にすることにより、QOLの向上、社会復帰を図っています。

急性動脈閉塞症

     急性動脈閉塞とは、何も準備がない状態で突然に動脈が閉塞する病気です。何も準備がないため、下肢の場合は6時間ないし8時間以内に血流を再開しないと下肢の神経や筋肉、皮膚が死んでしまい、元に戻らなくなります。従って、直ちに救急車を呼んで、しかるべき病院に急行しなければなりません。
     症状は、「突然の発症(何時何分までわかるような唐突な症状の出現)」「下肢の蒼白(血色を失った状態)」「下肢全体の激痛」の3つが揃って出現し、かつ、足の脈が触れないことが診断に重要です。また、時間が経つにつれて、神経が麻痺してきて、足の感覚が鈍くなって、痛みを感じなくなってきますが、神経障害が出てくるといよいよ急がなければ下肢の救済は難しくなります。
     原因の多くは、心臓や大動脈の血栓がはがれて、その血栓が血流にのって下肢まで飛んできて下肢の動脈を詰まらせるというものが最多であります。心臓に血栓ができてしまう病気(心房細動という不整脈が急性動脈閉塞の原因として最も多い)や大動脈に血栓ができてしまう病気(大動脈瘤など)が急性動脈閉塞の原因となる疾患ですが、動脈に傷ができて(外傷後やカテーテル検査後など)血栓ができる場合もあります。

慢性動脈閉塞症

     慢性動脈閉塞は、急性動脈閉塞とは異なり、動脈が徐々に細くなり、やがて閉塞する病態です。ゆっくり詰まってゆくため、その経過時間(数か月から数年)の間に側副血行路と呼ばれる脇道の血管が発達し、本通りの血管がたとえ閉塞してもある程度の血流を送ることができるよう準備された状態です。従って、急性動脈閉塞ほど緊急を要することは稀です。
     症状は、動脈が詰まる速度や範囲にもよりますが、動脈が詰まっても無症状の場合が最も軽症のI度(フォンテイン分類)、黙って静かにしていると無症状だが歩くと下肢の筋肉痛が出現し歩くのを止めて数分休むと痛みがとれて再び歩ける間歇性跛行という症状がII度、夜間など安静にしていても足先が痛むのがV度、そして、足に潰瘍や壊死といったいわゆる足が腐ってくるのがIV度とされています。
     動脈閉塞の原因のほとんどは、喫煙や高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病による動脈硬化ですので、症状がI度ないしII度の場合には、まずは、禁煙や生活習慣病の管理の強化(血糖や血圧の正しい管理)が治療の基本となります。
     一方、III度やIV度の場合は、そのまま放置すると、壊死が進行して広範囲に及んだり、あるいは、足の傷からバイ菌が入って感染すると、下肢を膝下や膝上で切断しなければならない事態に至ることがあり、そうなる前に血液の供給が不足している下肢に血流を再開させるバイパス手術あるいはカテーテル治療が必要となります。  特に、近年、糖尿病が増加している上に、高齢化がどんどん進んで、IV度すなわち足に壊疽ができて、下肢大切断の危機に陥ってから、血行の回復ができないものか相談されるケースが増えております。糖尿病や透析の患者さんで、足に傷のある場合には是非早めに血管病の専門医(血管外科医や循環器内科医)にかかって、血流がちゃんと足まで届いているか診察や検査を受けることをお勧めいたします。足に傷がなくても、糖尿病や喫煙歴のある50歳以上の方、あるいは、70才以上の方は全員、一度下肢の血流検査を受けるべきであるとガイドラインで推奨されております。
     旭川医科大学病院血管外科は、従来の外科手術(バイパス手術や血管形成術)において日本で最も経験豊富な病院として知られておりますが、先に記述したようにカテーテル治療も行っております。また、旭川医科大学病院は道内で一番早くハイブリッド手術室を導入した病院であり、ハイブリッド手術では、外科手術とカテーテル治療を組み合わせたハイブリッド血行再建も行っております。
     また、ほかの病院で下肢大切断(膝下または膝上での切断)を宣告された患者さんが多く旭川医科大学病院に集まっております。大きく壊死した足でも、踵が大きく壊死してなければ、バイパスやカテーテルで血流を流して、壊死部分を切除し、必要であれば背中の筋肉や皮膚を血管付で足に移植することで欠損部を補い、下肢救済に成功する患者さんも少なくありません。下肢救済を強くお望みで旭川医科大学病院で治療をご希望の場合は0166-68-2494(第1外科医局)までお電話くださいませ。
 
腹部大動脈瘤
 
 腹部大動脈瘤は、腹部大動脈の壁が動脈硬化などによって変性し、ふくらんでくる病気で、形状にもよりますが一般に内径が45mmないし50mm大以上で手術適応となります。ほとんど無症状であるため、ほかの目的でたまたま実施したCT検査やエコー検査で偶然に見つかることがほとんどです。
 治療法として、腹部を大きく切開して開腹し、動脈瘤を切除して人工血管に置き換える開腹法が、昔から行われてまいりました。それに加えて、旭川医科大学病院では10年ほど前から、ソケイ部を小さく切開して、大腿動脈からカテーテルを挿入し、カテーテルを用いて人工血管を動脈瘤に内挿して破裂を防止するステントグラフト法も行っております。開腹法かステントグラフト法かの決定は、動脈瘤の形状と患者さんの全身状態、併存症、開腹手術の既往の有無、日常の活動度などによって決定されますが、現在、およそ7割がステントグラフト法が選択されております。
 なお、動脈瘤は破裂する前に十分検査をして手術をすれば、95%の方が元気に退院できますが、破裂してから手術をしますと約40%は救命が不可能でございます。しかし、旭川医科大学病院では、ハイブリッド手術室を駆使して、緊急ステントグラフト内挿術にも対応しており、体制を整えて救命率の向上を目指しております。
 
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心臓血管外科
 
別ページをご覧ください
 
呼吸器外科
 
診療内容
 
呼吸器外科一般、消化器外科一般、縦隔
 
肺癌手術
 
 近年、肺癌罹患数の増加により、当施設でも症例数は増加傾向にあります。
 その中で、早期肺癌に対する、手術侵襲の軽減を目的とした、胸腔鏡補助下肺切除術は、従来の大きな傷による開胸術に比べ、2cm程度の傷と、約8〜10cmの小開胸を組み合わせた方法で、術後の痛みが軽減され、早期離床、早期退院(2週間程度)を可能にし、美容上にも優れている方法であり、当施設でもその割合が増加してきております。また、最近では、縦隔リンパ節郭清の縮小化による手術侵襲の軽減化を狙ったセンチネルリンパ節生検の臨床研究もおこなっております。センチネルリンパ節の概念は、腫瘍近傍のリンパ節を調べることで、癌の転移がなければそれ以上のリンパ節郭清が不要であるというもので、各臓器腫瘍でその研究がなされているものです。さらに、転移性肺癌や良性肺腫瘍に対しては積極的に、2cm程度の傷を3箇所開けるだけの胸腔鏡下肺部分切除術を積極的に行い、肺をなるべく残す目的でレーザーを用いた切除もおこなっております。当院では呼吸器外科手術に関しては、迅速に対応できるような体制が整っております。
 
自然気胸
 
 肺に出来たのう胞が破れて、肺が虚脱、収縮してしまい、痛みを伴う呼吸困難を引き起こす疾患です。比較的若い、痩せ型の体形の人に多い傾向にあります。従来は、胸に管を入れる持続脱気療法をまず行い、うまくいかない症例、再発症例に手術を行っておりました。しかし、持続脱気療法は再発も多く、日数もかかることがある事、胸腔鏡下手術が発展してきている事もあり、近年では初回症例に対しても手術を行う例が増加しています。手術は胸腔鏡下にのう胞を含めた肺部分切除を行いますが、3箇所の約2.0cm長の傷のみで行うため、術後の痛みも少なく、3〜7日で退院可能となっております。この疾患は緊急性もあり、臨時手術で行いますが、当院では救急体制も整い、夜間でも受け入れる体制となっています。
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乳腺・腫瘍外科
 
診療内容
 
乳腺・腫瘍外科一般、更年期障害の乳がん検診(ラベンダー外来)、乳腺及び乳腺術後のケア(マンマ相談)
 
乳癌
 
 近年、本邦における乳癌罹患率は増加傾向にあり、当院における手術も増加し、年間約100例の手術を行っております。これは、旭川がん検診センターと共に、スクリーニングマンモグラフィーの導入に寄与するところが大きいと考えられます。我々は、EBM(Evidence Based Medicine)にもとづき個人個人に合わせたオーダーメイドの治療を進めております。乳癌手術症例のなかでは積極的に乳房温存手術を行っており、一昨年は46.2%、昨年は37.2%の症例に施行しました。温存手術向上のため、術前に腫瘍の縮小化することを目的に術前抗癌剤治療も積極的に行っています。また、マンモグラフィーのみで発見される早期の微小石灰化非触知乳癌に対しては、マーキング下に乳房温存術を行っています。
 術前診断でリンパ節転移陰性例に対し、リンパ節郭清の縮小化を目的にセンチネルリンパ節生検もおこなっています。これは、腫癌近傍のリンパ節を調べて、転移陰性であればリンパ節郭清を省略可能とするもので、術後の痛みや浮腫を軽減し、傷が少なくなるため美容上も有利な方法です。現段階では臨床研究ですが、希望者には実地医療として行っています。
 術後の抗癌剤治療、ホルモン療法は摘出標本の病理組織検査を解析し、各個人に最適な治療をおこなっています。多施設共同の臨床試験にも積極的に参加しております。
 乳癌の治療は、手術、抗癌剤治療、ホルモン療法、放射線療法を組み合わせた集学的治療を行うことが重要であり.我々は積極的に診断から治療までを行っております。
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小児外科
 
診療内容
 
小児外科一般
 
新生児外科
 
 新生児の多くの症例は、出生前診断・母体搬送を行い、産科、新生児科との連携のもとに手術を行っています。特に人工膜型肺(ECMO)は横隔膜ヘルニアのみならず、胎便吸引症候群、敗血症などの一過性呼吸不全を来す疾患の治療に有用です。
 
心身障害児(者)に対する手術
 
 重度の心身障害をお持ちの方に生じやすい、難治性誤嚥・胃食道逆流症に対し、気管切開術、気管分離・気管食道吻合・永久気管孔形成術、腹腔鏡下噴門形成術、胃瘻造設術などを耳鼻咽喉科との連携で行っています。対象は北海道療育園や北海道立旭川肢体不自由児総合療育センターに入院中の患者さんのみならず広く全道から在宅の患者さんが集まっています。
 
小児鼠径ヘルニア
 
  小児外科でもっとも一般的な手術で、多くの施設で手術がなされています。当院の特徴は、低出生体重児出身、合併疾患のある症例が多く半数以上を占めていることです。当院における手術適応は以下のように考えています。

1カ月以内に手術を勧める

  1. 嵌頓の既往
  2. いつも出ている
  3. 痛みを伴う
  4. 卵巣が出ている

1〜2カ月のうちに手術を勧める

  1. 一日に何回か出る状態が2週間以上続く
  2. たまに出るだけだが親の目の離れることの多い乳幼児

幼稚園・学校の休み・両親の都合の良いときに手術

  1. 2歳以上でたまにでる
  2. 幼稚園児・小中学生

外来で様子を見る

  1. 両親が出たところを見たことがない
  2. 今までに一度しか出ていない

例外

  1. 他に合併する病気のある子では上記の基準は用いません
  2. 低出生体重児(生下児体重2500g以下)で大きなヘルニア・嵌頓したことのあるヘルニアでは生後3カ月以上あるいは体重3kgを目安に手術を行います。
  3. また医療機関から遠く離れてお住まいの方では手術を早めることもあります。
    当院では1泊〜2泊の入院で可能ですので、是非ご紹介下さいますようお願い申し上げます。
 
新生児からの腹腔鏡・胸腔鏡手術、美容的配慮
 
 小児は術後の手術創を持ち多感な時期を過ごしていきます。手術創への配慮も重要と考え臍部を利用したscar less operation(人工肛門、幽門形成手術、その他消化器疾患手術)に加え、従来の手術創を下着に隠れる範囲に移行する等の工夫も行っています。鏡視下手術は新生児期から行っており(ヒルシュスプルング病、卵巣嚢腫、生検など)親御さん達の評価も良好です。
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