旭川医科大学病院 周産母子センター(新生児科・周産母子科)

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赤ちゃんにやさしい病院(ベビーフレンドリーホスピタル)

 基本理念
旭川医科大学医学部付属病院(以下「本院」という。)は、母乳で育てたいと願う母親の声に応え、母子がその絆を育むことができるように、ユニセフ/WHOの共同声明「母乳育児成功のための10か条」に基づいて母乳育児を推進する。

 教育
本院は、母乳と母乳育児に関する正しい知識と技術を妊産婦、母親、家族、学生を含む全ての医療関係者、関係職員、地域へ伝える。そのために必要な学習会、講演会、母親学級等を開催する。

 授乳
本院は、全ての母親が生後30分以内に授乳できるように支援する。

 疾患を有する母親への支援
本院は、疾患を有する母親が母乳育児を行うかどうか決定できるように、母乳と疾患、母乳と薬剤に関する正しい知識を提供する。

 赤ちゃんから離された母親への支援
本院は、低出生体重児や疾患を有する新生児であっても母乳で育てられるように搾乳などの母乳分泌を維持する方法を母親に教える。また、いつでも赤ちゃんに面会することができ、経管栄養の赤ちゃんには母乳を母親自身の手で与えるなどの精神的支援を行う。

 母乳育児
本院は、医学的に必要とされない限りは、新生児に母乳以外のものは与えない。

 母子同室
本院では、可能な限り出生直後から終日、母子同室を行う。

 頻回授乳
本院では、乳汁分泌を促すために頻回授乳を行う。1日8回以上の授乳を支援する。

 人工乳首の制限
本院では、母乳育児を阻害する人工乳首やおしゃぶりを与えない。必要な場合は授乳カップやシリンジを用いる。

 母乳育児支援グループ
本院を退院した母児が地域へ帰ったのちも母乳育児を継続できるように母乳育児グループの設立を支援し、退院時に母乳育児グループを紹介する。

 院内環境の整備
本院は、すべての母子がいつでも安心して母乳育児が出来るように院内の環境を整える。

 支援体制の紹介
本院のすべての職員は、求められたときには院内の母乳育児支援体制を母子に紹介することが出来る。

 人工乳の無料サンプルと宣伝の制限
本院は、人工乳が安易に与えられないようにするために、「母乳代用品の販売、流通に関する国際基準(通称WHOミルクコード)」を厳守する。

 研究
本院は、母乳や母乳育児に関する基礎的、臨床的研究を行い、得られた研究成果を世界に発信することにより母乳育児推進と母乳育児を社会に根付かせる運動に貢献する。研究成果は日々の母乳育児に導入される。

 母乳育児が困難な母子への支援
本院は、母乳育児が困難な母子に対しては、母乳以外の栄養であっても母親がしっかりとわが子を胸に抱いて授乳し、母子の絆を形成することが重要であることを伝え、支援する。

 母乳育児支援委員会
本院における母乳育児支援に係ることは、母乳育児支援委員会において審議、掌握される。

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周産母子センター

〒078-8510
旭川市緑が丘東2条1丁目1番1号
TEL 0166-65-2111
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