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経営・企画、国際担当副病院長を拝命し約1年が経過しました。1年前の大学および大学病院の経営状況は、他の多くの大学病院と同様に危機的な状況でしたが、東病院長のリーダーシップの下、病院職員全員が一丸となり、病床稼働率の向上、物品費の削減などに積極的に取り組んだことによって、経営基盤はかなり改善されてきたように感じています。さらに、昨年度末の補正予算交付や本年度の診療報酬改定の効果もあり、依然予断を許さない状況ではありますが、先行きは多少なりとも明るくなってきたのではないかと思っています。
人事院勧告を受け、職員全体の給料も増額されました。私は大好きな山岡家のラーメンを食べる回数が増えましたし、家で飲むのもときどき発泡酒からビールにグレードアップできるようになり、ささやかな幸せを感じております。
さて、大学病院にとって、赤字経営にならないように努力すること、そして将来の病院新築に備えて内部留保を積み上げることも重要ですが、それは持続可能な旭川医科大学病院の発展のための手段であって目的ではありません。我々に課された使命は地域の患者さんに質の高い医療を提供し、医学を前進させるべく研究に取り組み、そして次世代の医療従事者を育成することです。私たちは、その実現に向けて日々努力しています。
先日、当院給食室の職員とお話しした際、患者さんのために、より喜んでいただける食事を提供したいという思いを伺い、その向上心やプロ意識の高さに感動しました。院内ではすべてのスタッフがかけがえのない存在です。学内・院内の衛生環境を維持してくださる清掃業者の方々、DA(診療支援業務担当職員)、講座秘書、ナースエイド(看護助手)、事務職員は極めて重要な役割を担っています。皆さん使命感を持って働いており、おかげで医師・看護師・技師など医療職の職員が全力を尽くすことができる環境が整えられています。ここで挙げた以外にも、多くの職種が診療を支えており、関わっている全ての方々のおかげで当院は成り立っています。
当院は全国に88施設しかない特定機能病院の一つです。高度な医療の提供に加え、研究や教育にも取り組み、多くの専門職が連携して患者さんを支えることのできる恵まれた環境があります。そのような環境の中で患者さんのために力を尽くせることは幸せなことと私自身は感じています。そして、職員だけでなく、その家族も含めて誇らしく思える病院を目指したいと考えています。明日を今日よりもいい日にすべく、皆が手を取り合って前進できる、そんな環境づくりにわずかながらでも貢献したいと思っています。
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