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Vol.20 August 2026
 
旭川医科大学に関わるすべての皆様方に本学の活動状況を定期的にお知らせしたい、本学をもっと知っていただきたい、そんな思いで毎月1回ニュースレターを配信しています。
 
Contents
・○○目線 「副病院長(経営・企画、国際担当)目線」
・ニュース 未来共創シンポジウム開催、ほかメディア掲載
・今月はココに注目! 令和8年度大学公式クラウドファンディング10月1日スタート
・イベント情報 ドクターカーデザイン募集、公式マスコットキャラクター募集ほか
・深掘りします 食をともに楽しむ
・学長#ひとりごと 「AI」
 
 
○○目線 パチクリ目のマーク
Vol.20は副病院長(経営・企画、国際担当) 目線
 
副病院長(経営・企画、国際担当) 紙谷 寛之
 

経営・企画、国際担当副病院長を拝命し約1年が経過しました。1年前の大学および大学病院の経営状況は、他の多くの大学病院と同様に危機的な状況でしたが、東病院長のリーダーシップの下、病院職員全員が一丸となり、病床稼働率の向上、物品費の削減などに積極的に取り組んだことによって、経営基盤はかなり改善されてきたように感じています。さらに、昨年度末の補正予算交付や本年度の診療報酬改定の効果もあり、依然予断を許さない状況ではありますが、先行きは多少なりとも明るくなってきたのではないかと思っています。

人事院勧告を受け、職員全体の給料も増額されました。私は大好きな山岡家のラーメンを食べる回数が増えましたし、家で飲むのもときどき発泡酒からビールにグレードアップできるようになり、ささやかな幸せを感じております。

さて、大学病院にとって、赤字経営にならないように努力すること、そして将来の病院新築に備えて内部留保を積み上げることも重要ですが、それは持続可能な旭川医科大学病院の発展のための手段であって目的ではありません。我々に課された使命は地域の患者さんに質の高い医療を提供し、医学を前進させるべく研究に取り組み、そして次世代の医療従事者を育成することです。私たちは、その実現に向けて日々努力しています。

先日、当院給食室の職員とお話しした際、患者さんのために、より喜んでいただける食事を提供したいという思いを伺い、その向上心やプロ意識の高さに感動しました。院内ではすべてのスタッフがかけがえのない存在です。学内・院内の衛生環境を維持してくださる清掃業者の方々、DA(診療支援業務担当職員)、講座秘書、ナースエイド(看護助手)、事務職員は極めて重要な役割を担っています。皆さん使命感を持って働いており、おかげで医師・看護師・技師など医療職の職員が全力を尽くすことができる環境が整えられています。ここで挙げた以外にも、多くの職種が診療を支えており、関わっている全ての方々のおかげで当院は成り立っています。

当院は全国に88施設しかない特定機能病院の一つです。高度な医療の提供に加え、研究や教育にも取り組み、多くの専門職が連携して患者さんを支えることのできる恵まれた環境があります。そのような環境の中で患者さんのために力を尽くせることは幸せなことと私自身は感じています。そして、職員だけでなく、その家族も含めて誇らしく思える病院を目指したいと考えています。明日を今日よりもいい日にすべく、皆が手を取り合って前進できる、そんな環境づくりにわずかながらでも貢献したいと思っています。

 
 
 
ニュース
 
「国立大学協会未来共創シンポジウム「地域と共創する北海道の医療の近未来」のご案内
(2026年10月18日開催)
 

2040年、私たちが暮らす北海道の医療はどう変わっているのでしょうか??
国立大学協会未来共創シンポジウム「地域と共創する北海道の医療の近未来」を本学が開催します。
厚生労働省・北海道・北海道大学・札幌医科大学・旭川医科大学・訪問看護の第一線の登壇者が、これからの地域医療のかたちを本気で議論。
住民アンケート・ケアマネージャーアンケートの結果も交え、誰もが当事者となる未来のリアルに迫ります。

本シンポジウムにはどなたでもご参加いただけます。オンライン参加も可能です。

申込方法など詳しくはこちらからご覧ください

「地域と共創する北海道の医療の近未来」リーフレット
 
 

令和9年度 学生募集要項について
令和9年度 学生募集要項(総合型選抜・学校推薦型選抜)、令和9年度 学生募集要項(医学部医学科第2年次編入学)を公表しました。
詳しくはこちらからご覧ください。

 

北海道新聞「SNS、たばこ 依存に注意 旭医大生 西興部小・中で講座」掲載
2026年8月6日の北海道新聞に、本学関連記事「SNS、たばこ 依存に注意 旭医大生 西興部小・中で講座」が掲載されました。
詳しくは こちらからご覧ください。

 
 
 
 
◎今月はココに注目!
 公式クラウドファンディング2026年10月1日募集開始
 
このたび本学公式クラウドファンディングプロジェクト第5弾が2026年10月1日募集開始となりますので、お知らせします。新しい取組みへの思いを受け取っていただき、温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 
CFプロジェクト
 
北海道の「見る」をまもる。旭川から挑む、高度で目に優しい、次世代の眼科医療
 

本プロジェクトでは、従来は対応が難しかった重症例に対し、高度で目に優しい手術の普及を目指して、眼内内視鏡の導入・充実に取り組みます。また、眼内内視鏡手術を学べる拠点として体制を整え、地域の眼科医への技術普及や若手医師の育成を通じて、北海道の眼科医療の未来を支える基盤づくりを進めます。

 
 
 
旭川医科大学では2024年度からクラウドファンディングを実施しています。これまで多くの皆さまからご支援を賜り、そのご厚意に支えられながらさまざまなプロジェクトに取り組んでまいりました。おかげさまで、いずれのプロジェクトも順調に進展しております。今後とも温かく見守っていただけますと幸いです。
歴代クラウドファンディング
 
 
 
 
イベント情報
 
「旭川医科大学病院ドクターカー」デザイン公募開始予定
(2026年9月25日(金)~11月10日(火))
ドクターカーステッカー

2025年旭川医科大学公式クラウドファンディングとして実施した「ドクターカー更新プロジェクト」では、新しいドクターカーのデザイン案を募集します。採用作品をもとにドクターカーのデザインを決めていきます。旭川医科大学病院のドクターカーにふさわしいデザインをお待ちしています。応募要項など詳しくは、後日、大学のホームページやドクターカー更新プロジェクトのページでお知らせいたします。

なお、ドクターカーの準備状況については、「ドクターカー準備状況報告」からご覧ください。

 
 
 
 
「旭川医科大学公式マスコットキャラクター」デザイン募集中
(2026年8月3日(月)~10月30日(金)

(医学部看護学科30周年記念事業連携企画)
 

旭川医科大学では、本学の魅力を広く発信し、学生・教職員・卒業生・地域の皆様をつなぐシンボルとなる「公式マスコットキャラクター」を募集します。採用作品は、本学を代表する公式キャラクターとして、さまざまな広報活動で活躍する予定です。

公式マスコットキャラクター公募ポスター
 
令和8年度公開講座(全3回シリーズ)を開催します
 

旭川医科大学は、地域に開かれた大学として、本学の教育・研究・診療活動を通じて培った知見を地域の皆さまへ還元するため、公開講座を開催しています。

これまでは有料の講座として実施してきましたが、令和8年度は、地域の皆さまへ、日頃のご理解とご協力への感謝を込めて受講料を無料としました。参加したことがないという方は、この機会にぜひお気軽にご参加ください。

昨年度大好評をいただいた「健康寿命100歳達成のための秘策」その第2弾としてお届けします。テーマは「血管を詰まらせないために!~予防と治療の最前線~」。脳卒中、心筋梗塞、足梗塞について、本学の専門医が最新の知見を交えながらわかりやすく解説します。皆さまのご参加を心よりお待ちしています。

公開講座チラシ
 

日時:令和8年9月14日(月)・16日(水)・18日(金)
    各日18:00~19:10(開場17:30)
会場:旭川医科大学 臨床講義棟 臨床第3講義室
受講料:無料(事前申込制)

詳しくは こちら をご覧ください。

 
 
覗いてみよう医療の世界! オープンホスピタル  2026年9月26日(土)開催
 

旭川医科大学病院では、地域に開かれた病院として、若い世代に病院と医療職などの魅力を発信することを目的として、オープンホスピタルを開催しています。

昨年は、看護部、薬剤部、臨床検査・輸血部、放射線部、リハビリテーション部、臨床工学室、栄養管理部の各部門における具体的な仕事を体験してもらいましたが、今年は、外科学講座(消化器・移植外科学分野)、救急医学講座の協力のもと、医師体験ブースも新たに設置することとなりました。

 メディカルスタッフの世界を「見て・触れて・体験」することで、知られざる新たな魅力を発見し、将来の進路選択の一助となれば幸いです。この機会に、多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。

詳しくは こちらをご覧ください。

オープンホスピタルチラシ
 
 
旭川医科大学、旭川医科大学病院では地域の皆さん、患者の皆さんに向けてさまざまな講演やセミナー等を行っています。
大学ホームページ または 病院ホームページ をチェックしてみてください。
 
イベント情報のスクショ
最新の医療情報、イベント、採用情報などを随時発信しています。ぜひフォローして、病院の「今」をチェックしてください! 大学公認アカウントに6月から新たに「旭川医科大学図書館(公式)X」が加わりました。
Instagram・X(旧Twitter)・YouTube・ LINE公式
 
 
 
深掘りします 深掘りシャベル
 
「食をともに楽しむ」
看護学講座 教授 山根 由起子
 

 「好きなものをおいしく食べたい、飲みたい」。摂食嚥下障害(口に入れた食べ物や飲み物を安全に飲み込むことが難しい状態)のある方に関わっていると、それぞれの思いに出会います。食べることは、栄養を摂るだけではなく、味や香りを楽しみ、季節を感じ、誰かと同じものを味わう喜びがあります。

 私が大切にしたいのは、摂食嚥下障害のある方のために「別の食」を用意することだけではありません。障害の有無にかかわらず、同じ食文化やおいしさを、その人に合った形でともに楽しめることです。私はこれを「食のバリアフリー」という視点で考えています。

以前勤務していた京都では、「日本酒を飲みたい」「お餅を食べたい」といった思いを形にしようとする医師を中心に、医療者と職人(日本酒や和菓子など)が集まり、摂食嚥下障害があっても楽しめる飲食の開発に取り組みました。水分は誤嚥の危険が高く、お餅は飲み込みにくいため、控えるように勧められることは少なくありません。しかし、もう二度と飲めない・食べられないと諦めていた方にとって、思い出や人生そのものにつながる大切な味わいでもあります。そこで、医療者の知識と職人の技という異なる専門性を持ち寄り、話し合い、試作と試食を重ねました。例えば、とろみを工夫した日本酒など、障害があっても楽しめる飲食物の形を一緒に作り上げました(参考記事参照)。もう飲めない・食べられないと諦めていた方が目を輝かせ、口にした時に「美味しい」「嬉しい」「幸せ」と笑顔をみせてくださる方もおられ、関わる私たちにとっても大きな喜びとなりました。

 2026年6月の「GenkiFuture京都会議」では、こうした実践を振り返り、食のバリアフリーや高齢者ケアの未来について、日本とオーストラリアの参加者と考える機会をいただきました(写真、【参考記事】、【参考プレスリリース】)。

 そして今、私がいる北海道・旭川には、日本酒、ラーメン、乳製品、主食となる穀類やいも類、スイーツ、海産物など、この地ならではの「おいしい」があります。食のプロと医療者が出会い、北海道ならではの食文化を生かした「食のバリアフリー」が広がり、障害の有無にかかわらず、誰もがともに食を楽しめる地域になることを思い描いています。

 
会議の様子
▲会議の様子(杜氏、薬剤師、看護師の談話)
 
【参考記事】 実際に開発された食品・飲料などの具体的な取り組みについて詳しく紹介されています。 「ソフトガストロノミー」を知っていますか?すべてのMICE参加者が美味しく食べられる"食"のバリアフリー(GenkiFuture京都会議) - MICE TIMES ONLINE
 
 
【参考プレスリリース】日豪共同研究プロジェクト「GenkiFuture 京都会議」6月27日より開催! 伝統文化・産業とデジタル技術が交差し、高齢者ケアの新しい未来を切り拓く3日間 | GenkiFuture 国際推進コンソーシアムのプレスリリース
 
 
 
○学長#ひとりごと○

AI研究者が提言した『AI 2040: プランA』が朝日新聞に紹介されていました。開発競争を制限しなければ(プランD)、2031年には制御不能の超知能が出現し、破滅的な結果を招くと予言されています。急激に浸透しているAIとの共存を私たち自身が制御できなくなる日が近いのでしょうか?

(ひじり野にて、7月16日)
▲西御料にて
 
◆旭川医科大学基金から◆

旭川医科大学基金は、旭川医科大学における教育及び研究活動の充実を図るとともに、地域に根ざした医療・福祉のさらなる向上を目指すことを目的としています。現在、ご寄附を募集している事業は以下のとおりです。
■旭川医科大学基金全般へのご寄附 ■修学支援事業へのご寄附
■研究等支援事業へのご寄附 ■地域医療支援事業へのご寄附
■その他基金の目的を達成するための事業
(●看護学科開設30周年記念事業 ●ドクターカー更新事業)
■遺贈によるご寄附

※旭川医科大学基金へのご寄附は税法上の優遇措置の対象です。
  基金について詳しくは こちらからご覧ください。

 
ロッカー更新プロジェクト
 
 
◇旭川医科大学の広報誌たち◇
  こちら からご覧ください。
[New]大学概要  ●旭川医科大学研究フォーラム
●大学広報誌「かぐらおか」Web版  ●病院広報誌「病院ニュース」
 
 
◆本学の活動にご支援・ご参加いただいた方々へ◆
日頃から本学の活動にご支援・ご協力をいただき誠にありがとうございます。
クラウドファンディングへのご支援や本学公開講座等の申込時に、本学からのご案内の受け取りを希望しご登録いただいた方々へ、ニュースレターをお届けしています。今後もニュースレターのほか基金の活動や各種講演会等のご案内もお届けしていく予定です。
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