専門看護師

Certified Nurse Specialist

がん看護専門看護師(5名)

看護ケアと医療によるキュアを繋ぐ

  • がん看護専門看護師
がんという予期せぬバッドニュースを告知されたがん患者さんやご家族は治療選択に悩み、治療や病気からもたらされる症状と付き合い、どこでどのように生活していくのかなど、様々な課題を抱えながら生活されています。
がん看護専門看護師は、がん医療における専門的知識を基に、患者さんとその家族が納得して治療選択できるような意思決定支援、身体やこころなどの辛い症状の緩和、患者さん・ご家族が安心して生活できるような療養体制の整備など、他職種と協働・調整する役割があります。看護ケアと医療によるキュアを繋ぎ、がんと共に生きる患者さんがその人らしく生活できるよう支援することを目指し、日々活動しています。

患者さんのより良い姿を支え続ける

  • がん看護専門看護師
がん医療は進歩し、多様化・個別化しています。患者さんは、がんと共にどのように歩んでいくとよいのかと悩み、立ち止まられることが沢山あるかと思います。
がん看護専門看護師は、患者さん一人一人が抱える様々な苦痛に寄り添い、自分らしい生活や人生の在り方について患者さんの価値観を大切に、専門的根拠に基づきながら、多職種と協働・調整する役割を担います。 患者さんとご家族に関わる様々な方とコミュニケーションをとり、ケアとキュアをつなぎ、高め合い、患者さんのより良い姿を支え続けることを心掛けています。
病気や治療による症状の緩和やセルフケア支援・意思決定プロセス・がん看護教育に力を入れて活動しています。

患者さんやご家族の強みや価値観に寄り添った看護を

  • がん看護専門看護師
がん薬物療法は様々な抗がん薬の開発や支持療法薬の開発により日々進歩し続けています。治療の場が入院から外来へ移行する中、多くのがん患者さんは多岐にわたる副作用と向き合い、時に学業や就労との両立という課題も抱えながら生活されていると感じています。
がん看護専門看護師として、がん医療や看護に関する専門的な知識と根拠に基づき、がん患者さんの症状や治療内容から起こりうる症状を予測し、外来化学療法を受けるがん患者さんが上手く症状と向き合いながら治療を継続できるようなセルフケア支援が重要だと考えています。がん患者さんやご家族の強みや価値観に寄り添った看護を目指しています。

丁寧にかかわりサポートを

  • がん看護専門看護師
近年、がん医療は発展し、高度化・複雑化が加速し、がんと共存しながら生きる患者さんの抱えている苦痛も多種多様となっています。
がん看護専門看護師として患者・家族、ひとりひとりの苦痛を理解できるように丁寧にかかわり、専門的な知識や技術をもとに、その人らしく過ごせるように苦痛を緩和し、意思決定をサポートしていきます。
複雑な問題を解決し、患者や家族の希望を叶えるためには、ひとりの力ではどうしようもできないことが多いと感じています。病棟の看護師だけではなく、医師や多職種と共通の目標に向かって、患者さんがその人らしく生活を送り続け、希望を叶えることができるように一緒に歩んでいければと考えております。

老人看護専門看護師(2名)

食べられる口づくり・食べられる環境づくり

  • 老人看護専門看護師
  • 摂食嚥下認定看護師
老人看護専門看護師は「高齢者が入院・入所・利用する施設において、認知症や嚥下障害などをはじめとする複雑な健康問題を持つ高齢者のQOLを向上させるために水準の高い看護を提供する。」ことを特徴としています。
摂食・嚥下障害看護領域では、摂食嚥下機能の評価および誤嚥性肺炎、 窒息、栄養低下、脱水の予防や、適切かつ安全な摂食嚥下訓練の選択および実施が知識・技術として求められています。
私は、どのように自分らしく、安全に楽しく美味しく食べることを実践していくかが高齢者のQOLを向上させるうえでも大切な役割であると思います。 どのような環境となっても、可能なことがないかを模索しながら、食べられる口づくり、食べられる環境づくりに貢献できるように活動しています