国立大学法人　旭川医科大学　復職・子育て・介護支援センター

テーマ「先輩医師の研修の様子をお聞きしよう！」

終了報告

2023年6月26日

　2023年6月26日に合同入局・地域枠説明会が開催されました。
今年のテーマは“先輩医師の研修の様子をお聞きしよう！”です。
初の試みですが、事前に医学部5〜6年生にアンケートをとり説明を聞いてみたい科として選ばれた上位3科に口演で発表していただきました。その他の科はポスター発表で医学部1〜６年生に良かった科を投票してもらいました。説明会は新型コロナウィルス感染症拡大で集まるのを控えていたために、現地開催は4年ぶりです。
循環・呼吸・神経病態内科からは樋口隼太朗先生の御発表でした。厳しいところに身を置くことを信条にして循環器内科医としての経験を積み、現在は指導にも力をいれていらっしゃっており憧れた学生さんも多くいたのではと思いました。
糖尿病・内分泌内科 山縣二美可先生よりワークライフバランスや育休・時短勤務などの科の取り組み、研究にも力をいれていることや全身を診ることのできる科としての魅力を教えて下さいました。
消化器内科　入部航平先生からは特に町立中標津病院での地域医療についてお話し下さいました。地域だからこそできる臨床経験、充実した診療体制、地域を支える先生方の気概が伝わってきました。
3科とも母校に入局してそれぞれの場所で力を身に着け、地域に貢献できるということを具体的に示して下さりました。それぞれの科で違った特色、魅力のあるご発表で学生の皆さんも聞き入っていました。
また研修医が選ぶ優れた指導医の表彰式も行われ、卒後臨床研修センター長牧野雄一先生からお二人の先生が表彰されました。今回の受賞者は救急科　黒嶋健起先生と佐藤寛起先生です。黒嶋先生は４年連続の受賞となります。佐藤先生は今回ご欠席され、黒嶋先生からお言葉をいただきましたが研修医は宝という言葉に代表されるように熱意をもって日々研修医の教育にご尽力されており頭が下がりました。
この会は毎年二輪草センター、卒後臨床研修センター主催、医学部医学科同窓会共催で行われており、同窓会から学生・研修医においしいカツサンドと飲み物の提供もありました。
なおベストポスター賞は旧第二内科が受賞されました。わかりやすく素晴らしいポスターでした。
お忙しい中、ご発表、ご挨拶をいただきました先生方、ポスターを作製して下さった先生方、誠にありがとうございました。
自分の将来を具体的に思い描くのに、非常に役立つ情報がたくさんあったのではと思います。
毎年開催しておりますので、医学部学生、研修医の皆さん来年もどうぞご参加下さい。

山本 明美同窓会長	牧野 雄一卒後臨床 　　研修センター長

ベストポスター賞 　　　　　　　　　　　（旧第二内科）

ポスター展示の様子

　　　　　　　　　
各科スライド

<ベストポスター賞>　旧第二内科

内科学(消化器内科)	腎泌尿器外科
整形外科	耳鼻咽喉科・頭頸部外科
救急医学	皮膚科
リハビリテーション科	形成外科

　

<研修医が選ぶ優れた指導医>

　　　　　 　　　　救急科　　　　　　 黒嶋 健起先生
　　　　　　　　　 救急科　　　　 　　佐藤 寛起先生
　
　　　　 　　　　　　　 　　　　　 　
　　　　　　　　　 　　　　　　 　救急科 黒嶋先生