ホーム > キャリア支援部門>合同入局説明会>平成26年合同入局説明会

テーマ「合同入局説明会 どうする臨床研修先?」

終了報告

2014年7月1日


吉田 晃敏学長


鹿野 耕平先生


升田 晃生先生

 平成26年7月1日、合同入局説明会が開催されました。参加人数は92名で、うち学生・研修医は56名でした。今年度は「どうする臨床研修先〜若手医師が学びやすく、働きやすい環境とは〜先輩の、リアルな臨床研修を聴く!」をテーマとし3人の卒業生に臨床研修の体験談を語って頂きました。はじめに、吉田晃敏学長からご挨拶をいただいた後、「3つの病院での卒後臨床研修」と題して循環・呼吸・神経病態分野脳神経内科の鹿野耕平先生に講演していただきました。
 鹿野先生には、旭川医科大学病院、旭川医療センター、東京医療センターでの研修の内容と大学での研修のメリット、大学以外の病院での研修のメリットをお話しいただきました。「初期研修の2年間は最後の自由な2年間」という大切なメッセージもいただきました。2人目は「礼文島×僕=∞〜初期臨床研修に求めたもの〜」と題して、遠軽厚生病院外科後期研修医の升田晃生先生に講演していただきました。
 升田先生には、旭川医科大学、札幌東徳洲会病院での研修や、たすきがけ(大学病院/市中病院)の研修のすすめをお話しいただきました。升田先生は礼文島で育った方で、母方のおじいさんは礼文島の初代医師であり、お父様は現在礼文島町立船舶診療所の所長さんで医師として28年礼文島で働いていらっしゃるそうです。先生自身も将来、「島で完結できる医療の実践」を目標に、礼文島で医師として働くことを夢みて研修を行っているということでした。


原渕 保明教授


鈴木 和香子先生


ベストポスター賞
表彰式の様子



ポスター展示の様子

 休憩をはさんで、旭川医科大学同窓会副会長の原渕保明教授にご挨拶をいただきました。原渕教授は、母校で研修をうけることの意味を強く協調されていました。最後に「私の初期研修 旭川・北見・帯広」と題して富良野教会病院外科の鈴木和香子先生に講演していただきました。
 鈴木先生は、旭川医科大学、北見小林病院、帯広徳洲会病院で研修されました。先生は学生時代循環器が苦手だった様ですが、医師となってスタッフの一員だという責任を伴うと意識がちがってくるため、結果的に循環器科が一番楽しかった。自分が苦手意識の強い科ほど研修で回ってみたら良いとおっしゃっていました。また、大学病院、一般病院、地方病院それぞれに良いところがあるので、たくさん経験すべきである、2年間を最大限楽しむべきだとお話しされていました。
 今年度も各診療科によるポスター展示が行われました。いろいろな研修先や研修内容が紹介されており、学生さん達の参考になったと思います。学生投票によるベストポスター賞の選出では耳鼻咽喉科が受賞されました。最後に二輪草センターのセンター長、卒後研修センター副センター長の山本明美先生からご挨拶がありました。
 学生のアンケートでは、「気軽に参加できる雰囲気だった。」「卒後研修のリアルな話が聞けて良かった。」「将来を決めるための情報が多く有意義な時間が過ごせた」など沢山のおほめの意見をいただきました。最後になりましたが、共催いただいた卒後臨床研修センターおよび旭川医大医学部医学科同窓会にこの場を借りてお礼を申し上げます。またお忙しい中アンケートにお答え頂きました学生さんにも深謝致します。ありがとうございました。



各科スライドpdf

<ベストポスター賞> 耳鼻咽喉科・頭頚部外科

内科学(循環・呼吸・神経病態内科学分野) 放射線科
内科学(病態代謝内科学分野) 麻酔・蘇生科 
外科学(消化器病態外科学分野) 病理学(腫瘍病理分野) 
皮膚科 卒後臨床研修センター
産婦人科 小児科