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テーマ「イクメンプロジェクト25in旭医」
       〜女性医師との結婚ってどうなの?〜

終了報告

2013年6月26日


講義室の様子


菅野助教

 平成25年6月26日、合同入局説明会が開催されました。今年度は「イクメンプロジェクト25in旭医」〜女性医師との結婚ってどうなの?〜をテーマとし女性医師と結婚した男性医師の意見を紹介し、実際に育児をしている男性に体験談を語って頂きました。
 まずはじめは、二輪草センター助教の菅野恭子先生からイクメン男性から後輩へのアドバイス集「女性医師との結婚を考えている後輩へ伝えたいこと」と題して女性医師を妻にもつ男性医師からのアンケート結果をもとに講演がありました。19名の男性医師からのアンケート結果によると大多数が女性医師との結婚に満足しており、良かった点に仕事への理解、仕事について情報交換できる、経済面をあげていました。良くなかった点として時間のすれ違いが多い、子供に寂しい思いをさせてしまうという回答が多い結果でした。
後輩へのアドバイスとして夫婦関係には努力とリスペクトが必要であることや子育て中の女性医師にたいするプロ意識の必要性、専門性を高めて医局にアピールしていく能動的姿勢の大切さについてなどの貴重な意見が紹介されました。


徳倉 康之氏


右から賀来敦先生
山本雅大先生・関智行さん

 特別講演にはNPO法人ファザーリングジャパン事務局長の徳倉康之氏により「ママはドクター、パパはイクメン」が最強カップル?!のタイトルでご講演頂きました。トップセールスの営業マンであった徳倉氏が眼科医を妻に持ち、妻の専門医取得のために職場で最初に育児休暇をとり、それがきっかけで現職に至ることが紹介されました。自身の体験談をもとに夫婦二人で相談してキャリア形成をする事の重要性、パートナーの育成・選びも大切であることについてご講演されました。饒舌な語り口に会場は時が経つのも忘れるほどでした。
 イクメンパネル討論では徳倉氏の進行のもと、岡山家庭医療センターの賀来 敦先生、病理学講座腫瘍病態分野学内講師山本雅大先生、本学医学科6年生の関智行さんにそれぞれの育児体験談について語って頂きました。男性の視点からの具体的な育児体験談が聞けて良かったと学生の間で大変好評でした。
 今年度も各診療科による育児支援の取り組みについてのポスター展示が行われました。育児をしながら仕事を続けている女性医師または男性医師の具体的な事例が展示されておりロールモデルとして参考になったとの意見が寄せられました。学生投票によるベストポスター賞の選出では循環・呼吸・神経病態内科学分野が受賞されました。学生のアンケートではポスター展示が良かったとの意見も多数寄せられておりますので来年度以降も是非ふるってご参加されますことをお願い申し上げます。
 最後になりましたが、共催いただいた卒後臨床研修センターおよび旭川医大医学部医学科同窓会にこの場を借りてお礼を申し上げます。またお忙しい中アンケートにお答え頂きました先生方にも深謝致します。
 皆様、本当にありがとうございました。


各科スライドpdf

<ベストポスター賞> 循環・呼吸・神経病態内科学分野

消化器・血液腫瘍制御内科学分野 皮膚科
消化器病態外科学分野 卒後臨床研修センター