抄読会
社会医学、疫学、臨床疫学研究の論文について抄読会を行っています。単に最新の研究結果を共有することが目的ではなく、研究方法やバイアスなどを考え、論文を批判的に吟味して評価し、実際の現場にどのように応用できるか、今後どのような研究を行えばよいか考えることを目的に行っています。特に疫学論文の批判的吟味（Critical Reading）の内容は、４年生の臨床疫学の課題にも取り入れています。
学生や、疫学研究・臨床研究をを始めたい方は発表を聞くだけでも勉強になると思います。また、手持ちの興味のある論文を発表したい、方法論や解釈について聞いてみたいという方も歓迎いたします。
※2020年度～ZOOMによるオンライン開催とします。
2024年
| 日時 | 担当 | 論文 |
| 1/9（火）17:00～ | 赤木 | Alessio Facciolà, et al. Impact of the COVID-19 pandemic on the infectious disease epidemiology. J Prev Med Hyg. 2023 Nov 1;64(3):E274-E282. doi: 10.15167/2421-4248/jpmh2023.64.3.2904. （COVID-19パンデミックが感染症疫学に及ぼした影響） |
| 2/6（火）17:00～ | 守村 | Yohannes Gebreegziabher et al. Help-seeking behavior of Jimma university students with common mental disorders: A cross-sectional study. PLoS One. 2019 Feb 22;14(2):e0212657. doi: 10.1371/journal.pone.0212657. |
| 3/5（火）17:00～ | 金谷 |
Takumi Nishi, et al. Association between income levels and irregular physician visits after a health checkup, and its consequent effect on glycemic control among employees: A retrospective propensity score-matched cohort study. J Diabetes Investig. 2019 Sep;10(5):1372-1381. doi: 10.1111/jdi.13025. （労働者の「所得水準」と健康診断後の『不定期受診』との関連、および『不定期受診』が『血糖コントロール』に及ぼす影響について：遡及的・傾向スコアマッチング法を用いたコホート研究） |
| 4/2（火）17:00～ | 九里 | Minsun Kim, et al. The relationship between fatigue and sickness absence from work. Ann Occup Environ Med. 2023 Aug 10:35:e32. doi: 10.35371/aoem.2023.35.e32. |
| 5/7（火）17:00～ | 西條 | |
| 6月 | 神田 | |
| 7月 | 佐藤 | |
| 8月 | 吉岡 | |
| 9月 | 赤木 | |
| 10月 | 守村 | |
～2023年
2023年までの抄読会については以下のリンクをご参照ください（旧公衆衛生学・疫学分野）。
https://www.asahikawa-med.ac.jp/dept/mc/healthy/HP2/custom7.html