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Vol.14 February 2026
 
旭川医科大学に関わるすべての皆様方に本学の活動状況を定期的にお知らせしたい、本学をもっと知っていただきたい、そんな思いで毎月1回ニュースレターを配信しています。
 
Contents
・○○目線 「学長補佐(広報担当)目線」
・ニュース ◎今月はココに注目!
「円形脱毛症外来」開設のお知らせ
・イベント情報
・学長#ひとりごと スーパーボウル
 
 
○○目線 パチクリ目のマーク
Vol.14は学長補佐(広報担当)目線
学長補佐(広報担当) 西條 泰明

近年、研究者が自ら研究成果をわかりやすく社会に伝えることの重要性が高まっています。文部科学省のホームページでは、「サイエンスコミュニケーション」とは「科学のおもしろさや科学技術をめぐる課題を人々へ伝え、ともに考え、理解を深めていく活動」と説明されており、ひとつの専門分野としても確立されてきました。研究者は、社会の役に立つことを目指して研究を行っています。研究の成果は、他の研究者による厳しいチェック(「査読」と呼ばれます)を受けたうえで、専門の学術雑誌に掲載されます。これによって、その研究は「科学的に認められた成果」となります。しかし、専門誌に掲載される論文は内容が高度で、同じ医学分野の研究者であっても、専門が違えば理解が難しいことがあります。そのため、こうした研究成果を一般の方にわかりやすく伝えることは、決して簡単ではありません。

私の専門である疫学は、人を対象に病気の原因や予防方法を調べる学問です。動物実験と違い、人の研究では生活習慣や環境など、さまざまな要因が影響します。そのため、「この原因が必ずこの病気を引き起こす」と断言できない場合が多くあります。例えば、喫煙と肺がんの関係についても、多くの研究が積み重ねられるまで、長い間議論が続いてきました。

このように研究には必ず限界があり、結論は慎重に述べる必要があります。しかし、その微妙なニュアンスを短い説明の中で伝えることは難しく、研究者としても歯がゆさを感じる場面があります。そこで旭川医科大学では、サイエンスコミュニケーションに関する講演会を開催し、大学全体で研究成果をわかりやすく発信する取り組みを進めています。また、本学のホームページでは、論文として発表された研究成果をプレスリリースとして紹介しています。ぜひご覧いただければ幸いです。

 

ニュース
ネーミングライツパートナーを募集しています
教育研究基盤施設の維持・管理に向けた新たな財源確保を目的として、ネーミングライツパートナーを募集します。
完成間近の福利施設も、旭川医科大学を象徴する大学と附属病院を結ぶ長い渡り廊下もネーミングの対象となっています。
詳しい内容は こちら からご覧ください。
 
◎今月はココに注目! 「円形脱毛症外来」開設
 

「円形脱毛症外来」を開設します   旭川医科大学病院 皮膚科

2026年4月から毎週火・水曜日、「円形脱毛症外来」を開設することになりました。
円形脱毛症は頭や体の毛が突然抜ける病気です。小さな脱毛斑が1か所だけの場合や、複数の箇所に広がること、頭全体の毛が抜ける「全頭型」や、眉毛・まつ毛・体毛まで抜ける「汎発型」など、症状の程度は患者さんにより異なります。子どもから大人まで、どの年齢でも発症する可能性があります。

円形脱毛症は現在自己免疫の病気と考えられています。本来、細菌やウイルスなどの外敵から体を守る役割を担うはずの免疫細胞が誤って自分自身の毛根(毛包)を攻撃してしまいます。攻撃を受けた毛根では毛の成長が途中で止まり、毛が抜け落ちてしまいます。
ストレスなどが発症のきっかけと言われることもありますが、はっきりとした因果関係は不明です。遺伝的な要因や、アトピー性皮膚炎、甲状腺疾患など他の疾患と関連がある方もいますので、合併疾患の検索は丁寧に行います。

当外来では合併症の有無や脱毛の範囲、進行の程度、発症からの期間などに応じて治療を提案していきます。
第一段階として、ステロイドの塗り薬や局所注射、紫外線療法、かぶれを人工的に起こして免疫の働きを調整する局所免疫療法などを組み合わせて行います。これらで十分な効果が得られない中等症から重症の方には、ステロイドの点滴やJAK阻害薬という飲み薬の治療が選択肢となります。JAK阻害薬は毛根を攻撃する免疫反応に関わる信号を遮断することで、発毛を促す効果が期待できます。

円形脱毛症は見た目に関わる病気であるため、精神的な負担を感じる方も多くいらっしゃいます。不安や生活上の困りごと(学校・仕事、ウィッグの相談等)も一緒に考えながら、必要に応じて他科とも連携し安心して続けられる診療を目指します。

*一部の治療は自由診療となる場合があります。自由診療に該当する治療については、費用、治療に伴うリスク、副作用などを診察時に個別にご説明いたします。

 
 
イベント情報
旭川医科大学、旭川医科大学病院では地域の皆さん、患者の皆さんに向けてさまざまな講演やセミナー等を行っています。
大学ホームページ または 病院ホームページ をチェックしてみてください。
 
イベント情報のスクショ
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○学長#ひとりごと○
第60回スーパーボウルが2月9日に米国カリフォルニア州で行われました。試合はともかく、ハーフタイムショーは実に素晴らしいものでした!プエルトリコ出身のバッド・バニーさんがあの世界最大級の舞台でスペイン語のみを使って誇り高く母国への愛を表現することができた米国にも乾杯したい気分です。 福利施設
▲リニューアル中の福利施設。中では内装の仕上げが進んでいます。
 
◆旭川医科大学基金から◆

「開学50周年記念基金事業 福利施設食堂等リニューアルがまもなく完了します
旭川医科大学では、開学50周年記念事業として福利施設のリニューアルを進めてきました。3月下旬には食堂や売店を含めリニューアルオープンする予定となっております。旭川医科大学開学50周年記念基金にお寄せいただいた皆様の温かいご支援に、心からお礼申し上げます。

今後ともリニューアルされた福利施設の様子をお伝えしてまいります。お立ち寄りの機会がございましたら、ご覧いただけましたら幸いです。

※旭川医科大学基金へのご寄附は税法上の優遇措置の対象です。
  基金について詳しくは こちら からご覧ください。

 
 
 
◇旭川医科大学の広報誌たち◇
  こちら からご覧ください。
●大学概要  ●旭川医科大学研究フォーラム
●大学広報誌「かぐらおか」Web版  ●病院広報誌「病院ニュース」
 
 
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