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Vol.11 November 2025
 
旭川医科大学に関わるすべての皆様方に本学の活動状況を定期的にお知らせしたい、本学をもっと知っていただきたい、そんな思いで毎月1回ニュースレターを配信しています。
現在挑戦中のクラウドファンディングの期間は残すところ3週間!今月も「地域医療を守るため、ともに走ろう!ドクターカー更新プロジェクト」特集号としてお届けします。
 
Contents
・○○目線 「クラウドファンディングのプロジェクト実施責任者目線」
・ニュース ◎今月はココに注目!
「クラウドファンディング 募集期間は12月19日(金)まで」
・学長#ひとりごと 始まりの月
 
 
○○目線 パチクリ目のマーク
Vol.11はクラウドファンディングのプロジェクト実施責任者目線
救急医学講座 講師 中嶋 駿介

救急医学講座講師の中嶋です。ドクターカー更新クラウドファンディングの実施責任者を務めさせていただいております。

本プロジェクトは、本年6月頃から準備を開始し、学内での調整とREADYFOR社との事前準備を経て、10月22日に公開いたしました。導入から11年が経過し、老朽化が進むドクターカーを更新することが目的です。スローガンは「地域医療を守るため、ともに走ろう!」です。

公開直前には、西川学長、東病院長、岡田教授とともに記者会見の機会をいただきました。公開後も多くの皆さまのご協力のもと、大学を挙げてプロジェクト成功に向けて取り組んでおります。公開から1か月が経過し、執筆時点で支援者は300名を超え、支援の輪が確かな広がりを持って育っていることを実感しています。

本プロジェクトを学内外へ発信し、一般市民の皆さまにも広くお伝えする過程で、我々医療者が抱く救急医療の認識と、社会の受け止め方との間に大きなギャップがあることを学ばせていただきました。特に「そもそもドクターカーは何か、救急車との違いは」という意見が多く、医師が現場に出向いて病院前救急診療体制を行うドクターカーが、この地域で10年前から継続されていたことについてはほとんど知られていない状況でした。

しかし、テレビ、新聞、ラジオなど各種メディアで取り上げていただくとともに、市民の皆さま、企業の皆さまと直接お話しする機会を重ねるなかで、少しずつ本プロジェクトの意義が共有され、温かいメッセージも数多く頂戴するようになりました。旭川市役所や市内商業施設の皆さまにもご協力いただき、「大学の取り組み」を超えて「地域の取り組み」として応援していただいていることを強く感じています。

ドクターカー更新プロジェクトが成功した暁には、地域に根ざした救急医療提供体制をさらに発展させ、その価値をわかりやすく発信することで、地域住民の皆さまから大切にしていただける旭川医科大学病院救命救急センターを目指してまいります。引き続き、皆さまのご理解とご支援を賜れますと幸いです。

「地域医療を守るため、ともに走ろう!」

 

◎今月はココに注目!
クラウドファンディング 募集期間は12月19日(金)まで
キービジュアル

消防と連携し、医師と看護師や救急救命士が現場から救命救急処置を行う「ドクターカー」。道北・道東を中心とした広大な地域医療圏において救急医療を支え、交通事故・心肺停止・脳卒中、そして地震や火災などの災害時にも多くの命を繋いできました。

当院のドクターカーは導入から11年が経ち、耐用年数を超えた車両は老朽化が進み、過酷な救急・災害現場での使用にも限界が近づいています。

これからも地域の安心を守り続けるために。
そして、安全で確実な救急医療を未来へ引き継ぐために。

私達は、新しいドクターカーの導入に向けてクラウドファンディングに挑戦しています。

11月28日現在、いただいたご寄附は1400万円を超え、目標達成率は60%を超えました。たくさんのご支援をいただき、心より感謝申し上げます。

このプロジェクトは目標金額を達成できないと不成立となり、集まった支援金を受け取ることができなくなるAll or Nothing型のクラウドファンディングです。引き続き本プロジェクトにご賛同いただき、ご支援の輪を広げていただけますよう、皆様のご関係の方々へお知らせいただければ幸いです。

 
 
新聞・テレビで取り上げられました!
NHKニュース 11月26日
北海道新聞 11月11日
北海道医療新聞 11月10日
北海民友新聞 11月5日
旭川ケーブルテレビ ポテト 11月3日
北海道新聞 10月29日
毎日新聞 10月28日
日本経済新聞 10月20日 ※会員限定記事(無料会員登録で読めます)
 
 
イベントでプロジェクトの説明と募金のお願いをしました
11月8日、富良野演劇工場にて開催された「~富良野やすらぎの刻~倉本聰プライベートライブラリー」において私たちの活動についてのお知らせと募金のお願いをさせていただき、倉本聰先生の公式ホームページ「倉本聰界隈」でもご紹介いただきました。
こちらのイベントは毎月開催されておりますので、ご興味のある方はぜひ足をお運びください。次回12月27日の「~富良野やすらぎの刻~倉本聰プライベートライブラリー」では、ぜひ良いご報告をお届けできればと思っています。
 
ドクターカーのイベントを開催しました
ドクターカーについて知っていただくため、11月24日、旭川空港近くのショッピングモール「アルティモール東神楽店」でイベントを開催しました。ドクターカーとの写真撮影やミニ救命体験などを行い、3連休最終日にもかかわらず、多くの方々にご参加いただきました。
イベントの様子はこちらからご覧ください。
 
 
応援メッセージいただきました!
山本先生応援メッセージを見る 今先生応援メッセージを見る 本村先生応援メッセージを見る
 
 
本学クラウドファンディングは税法上の優遇措置の対象です
税制優遇
税額控除の対象として指定を受けた市町村等にお住まいの方は、「ふるさと納税」と同じように税額控除を受けることができます。
 
税制優遇
税制優遇
 
イベント情報
 
◎その他、旭川医科大学、旭川医科大学病院では地域の皆さん、患者の皆さんに向けてさまざまな講演やセミナー等を行っています。
大学ホームページ または 病院ホームページ をチェックしてみてください。
 
イベント情報のスクショ
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○学長#ひとりごと○
旭川では11月に入ると紅葉がほぼ終わり、冷たい雨やみぞれが降り、日が暮れるのも急に早くなったように感じられます。1年の中で最も気が滅入る時期かも知れません。でも11月は私にとっては始まりの月です。留学に出発したのも、教授として戻ってきたのも、学長予定者に決まったのもこの月でした。 始まり
▲早まる夜を彩る旭川工業高校からの贈り物
 
 
◇旭川医科大学の広報誌たち◇
●大学概要  ●旭川医科大学研究フォーラム
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