ニュースレター
(2021年4月発行)

ニュースレター「CSC通信」。
3ヵ月に一度程度のペースで発行しています。

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利用上の注意
臨床シミュレーションセンターをご利用頂くに当たり、注意事項をまとめました。ご一読願います。




CSCスタッフ
・センター長:本間大
(国際医療支援センター 教授)
・事務員:津野友花
・看護師:九鬼智子・平塚志保


看護技術研修【基礎Ⅰ・Ⅱ】(2020.5.8~5.12)

2020年5月8日(金)から12日(火)まで、看護部による技術研修が行われました。



今回の研修内容:口鼻腔吸引・シリンジポンプの使い方・静脈採血と検体の取り扱い

今回の研修のメインは、「シリンジポンプ」と「輸液ポンプ」の使い方です。
CSCはそのどちらも保有しており、看護部の技術研修の際に活用いただいています。
「輸液ポンプ」の取り扱いについては、CSCではない別室で行われ、CSCでは「シリンジポンプ」の取り扱い方がレクチャーされていました。

 

シリンジポンプは、簡単に言うと、一定速度で薬剤を患者さんに入れることができる機器。
量の調節が難しい薬剤でも、正確に投与することができます。

とても便利な機器ではありますが、使い慣れるまではなかなかスムーズに使えないものです。
ひとつひとつ手順を確認しながら、その使い方を覚えていきます。

教育担当の看護師さんと各病棟の先輩看護師さんによる指導

看護部の技術研修は、看護職キャリア支援教育ご担当の皆さんと、人手が足りない時は各病棟の先輩看護師さんたちが指導を担当しています。
ひとつひとつの手順を丁寧に解説されていて、医療経験のないCSCスタッフでも理解できていました。



基本の手技は、学生時代の教科書や、配布されたマニュアルに掲載されていますが、イレギュラーへの対応やちょっとしたコツなどは、やはり現場の経験者ならではのこと。
紙面からではピンと来ていなかったことも、そういう話を耳にすることで、より理解が深まっているようでした。

静脈注射にはCSCの腕モデルも活用



今回の技術研修でも、静脈注射にはCSCが保有している腕モデルが活用されていました。
穿刺部位の確認や穿刺の仕方、一連の流れなどを確認するのに使用されています。

もちろん、実際の腕を使っての採血も。
腕モデルで確認したことを、実際の腕で再確認するという流れです。



今回も朝早くから準備をされ、研修中は指導に当たり、夕方遅くまで片付けに奔走されていた看護職キャリア支援教育ご担当の皆様、本当にお疲れ様でした!


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