(呼吸器センター内科)
肺がん、肺炎、気管支喘息、肺気腫、気管支炎、肺線維症などの頻度の高い呼吸器疾患と、アスベスト関連肺疾患、肺高血圧症、睡眠時無呼吸症候群などの比較的少ない呼吸器疾患の診断、治療を行っています。
特に肺がんの治療では、レーザー治療装置とがんに集まる薬剤を組み合わせたフォトダイナミック治療を20年以上続けています。頻度の高い呼吸器疾患の治療では、全国的な治療研究グループに所属して、たえず新しい治療を取り入れるように努力しています。
肺がんの治療例は年間約100例、気管支鏡検査件数は年間約400例です。その他に、先進的治療に関連した特許を4件取得しています。
近年肺がんにおいては検体確保、および遺伝子検査への提出によって予後が大きく変化するようになってきております。当センターでは迅速細胞診(Rapid
On-Site cytologic Evaluation: ROSE)を導入し検査の精度を高めることで患者さんにより良い医療を提供します。 |