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      「パパ育休について知ろう!」 

終了報告
                                 2026年2月17日





 2026年2月17日、「二輪草セミナー」を開催いたしました。
本セミナーでは、看護部、薬剤部、泌尿器科の三部門より、異なる立場から子育てといわゆる“パパ育休(父親の育児参加)”についてご講演いただきました。

各部門からの報告
看護部
酒井ご夫妻より、夫婦で協力しながら子育てに取り組む日常についてご紹介いただきました。互いに支え合い、役割を柔軟に分担する姿は、多くの参加者にとって具体的で身近なロールモデルとなりました。

薬剤部
主任の小林さんによる育児休業取得の申し出と、それに対する上司・小野さんの対応についての経験が共有されました。制度を運用する立場としての葛藤や工夫が率直に語られ、育児休業を受け入れる組織風土づくりの重要性が改めて認識されました。

泌尿器科
菊池先生からは、ご自身が二度の育児休業を取得された体験談が紹介され、男性医師が育児休業を取得する際に直面する“見えない壁”についてお話しいただきました。さらに、沼倉教授からは診療応援体制を属人化させない取り組みの重要性が示され、組織全体で支える仕組みづくりへの示唆がありました。

特別講演
特別講演では、NPO法人ファザーリング・ジャパン北海道代表理事の谷内政昭氏より、「パパ育休が作る組織の力」と題したご講演をいただきました。
父親になるためには“OSをアップデートする”ように意識を変えることの重要性が語られました。産後はホルモンバランスの変化により約10人に1人が産後うつを発症するとされ、男性の育児休業取得は家族の命を守ることにもつながります。また、長時間労働や睡眠不足、孤立は父親の産後うつの要因にもなり得ることが示されました。
さらに、男性育休の推進は、組織力の強化、生産性向上、帰属意識の向上、離職率の低下、採用力やブランド力の向上など、組織全体にとっても大きな意義があることが強調されました。
「男性の家事・育児参加は、社会を変えるボウリングの一番のピンである」というメッセージは、参加者に強い印象を残しました。

まとめ
本セミナーは、多様な立場から育児と仕事の両立について考える貴重な機会となりました。
旭川医科大学において男性の育児休業取得がさらに浸透し、誰もが安心して働き続けられる環境づくりが進むことが期待されます。
ご参加いただきました皆様、ならびにご登壇いただきました講師の皆様に、心より御礼申し上げます。

                   二輪草副センター長 菅野 恭子


     
       西川学長

 
 看護師 酒井ご夫妻

 
 小林主任薬剤師

  
 小野副薬剤部長

       
    泌尿器科 菊地助教
 
泌尿器科 沼倉教授

FJH谷内代表理事
 
  東病院長

               
                      会場の様子