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夏休みキッズスクール


終了報告

2017年7月27日・28日


 平成29年7月27・28日の二日間、第19回夏休みキッズスクールを開催しました。
初参加7名を含む、総勢31名の子ども達が参加しました。

 第1日目、最初のプログラムは麻酔・蘇生学講座の笹川智貴先生の特別授業「痛いのとんでけ!〜神経と麻酔・手術のひみつ」です。スライドを使いながら、人が「痛い!」と感じる仕組みやそれを感じないようにする麻酔についてなど、ユーモアを交えて解りやすく教えて下さいました。その後は職業体験で、臨床シミュレーションセンターで人形を使用した模擬手術を行いました。引き続き笹川先生のご指導の元、麻酔や心電図を実践したり、学生扮する外科医の手術を見学したりと、普段見られない機器や道具に緊張しながらも目を輝かせて楽しんでいました。
午後からは「ぬいぐるみ病院プロジェクト」の学生による健康教育です。まず「楽しい森に潜む恐怖!?」と題する劇を通して、翌日の森林体験に向けて「森へ行く際の注意事項」をユーモラスに教えてくれました。また、「神経って何だろう?」という授業では感覚神経と運動神経の関係を学び、その後ゲームでそれを実感して楽しむことができました。体育館では鬼ごっこや縄跳び、バドミントンなどを大好きなお兄さんお姉さんと汗びっしょりになりながら夢中で遊び、美味しいおやつを食べて第1日目は終了しました。

  特別授業の様子
     手術体験
   学生の活動

 
 第2日目は、末広にある「癒しの森」で森林体験ツアーです。NPO法人「もりねっと北海道」の佐野愉架さんにネイチャーガイドとしてご指導頂きました。午前中はネイチャーゲームで、【森には無い物探し】や【森林ビンゴゲーム】を楽しみました。最初は虫などに戸惑い気味だった子ども達もゲームを通して自然と触れ合う事で徐々に慣れ、虫や葉っぱを見つけては大喜びしていました。昼食は、自分たちで作った焼き立てのピザを食べました。他にも焼き芋や焼きトウモロコシ、焼きマシュマロなどもあり、大満足の子ども達でした。午後からは木の実や葉っぱなどを使ったランチョンマット作りです。材料を自分で探してきてから、それに絵の具で色を塗り、布に置いてバレンでこすって剥がすと・・・綺麗な模様がついています。置き方や色のグラデーションで全く違うデザインになり、それぞれとても素敵な作品が出来ました。最後は医大に戻り、閉校式で校長先生から終了証をもらって二日間のキッズスクールは終了しました。

野外活動 石窯で手作りピザ  ランチョンマット作り

 
 今回も学生ボランティアの皆さんには大変お世話になりました。お忙しい中、18名の学生が参加して下さいました。事前の準備や後片付けを含め積極的にお手伝い頂き、子ども達と楽しく過ごして頂いた事に心から感謝致します。また、藤井智子教授をはじめ、いつも快く開催場所をお貸しくださる看護学講座の諸先生方、ご理解・ご協力を頂いております各部署の皆様にも心よりお礼申し上げます。

キッズのテーマ 体育館遊び 宿題中
集合写真