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冬休みキッズスクール

終了報告

2013年1月7〜9日

平成25年1月7〜9日の三日間、第10回キッズスクールを開催し、総勢21名の子ども達が参加しました。


職業体験

第1日目、午前中は特別授業で『あかちゃんの成長〜自分があかちゃんだった頃を知ろう』という講義を看護学講座の伊藤幸子先生が行って下さいました。 ジャンケン自己紹介のゲームから始まり、伊藤先生ご自身の助産師の経験をお聞きしたり、あかちゃんの人形を抱っこして実際の大きさや重さを知ることが出来ました。おなかに居るときのあかちゃんの様子や、生まれてから今までどのように成長してきたのかを真剣に聞いていました。
また、事前に保護者の方に書いて頂いたアンケートを見ながら、自分の成長を表にしたり、名前の由来や生まれた時のエピソードなどを発表しあいました。
午後からは職業体験でNICU(新生児集中治療室)の玉菊育代看護師にあかちゃんのお世話の仕方を教えて頂きました。まず、抱っこや着替えの仕方、おむつの交換やお風呂の入れ方のお手本を見せて頂き、その後グループに分かれ て高学年はお風呂、低学年は着替えとおむつ交換を実践しました。あかちゃん人形を使いますが、重さも大きさも本物そっくりに出来ているので、とても緊 張して行っていました。男の子は照れる子もいましたがだんだんと上手になり、女の子は楽しんで、本当のあかちゃんのように可愛がっている姿が印象的でし た。


第2日目は学生ボランティアの皆さんが『おとうさんおかあさんのきもちを、たいへんさをしろう』というテーマで、お父さんやお母さんがあかちゃんをどんなに待っていたか、大切に育ててくれたのかなどを、クイズも交えた楽しい劇で教えてくださいました。その後、お父さんお母さんに感謝のカードを作り、子どもたちは思い思いの感謝をつづっていました。心温まる素敵なカードが出 来ました。
昼食はサンドイッチ作りです。タマゴやハム、焼きそばなど好きな具材を選んでオリジナルのサンドイッチを作り、みんなでおいしく食べました。
午後は雪中運動会で、気温は低いものの、晴れた気持ちのいいお天気でした。雪中カルタや的当て雪合戦などを全身雪だらけになりながら行いました。子ども達は寒さをもろともせず、楽しそうに走り回っていました。



手作り凧揚げ

第3日目はまずゼリー作りをしました。好きなフルーツをカップに入れて、ゼリー液を注ぎ、おやつまで冷蔵庫で冷やします。それから、高学年は「グニャグニャ凧」を作り、低学年は訪問学級のお友達にお手紙を書きました。訪問学級は、旭川医大病院に入院中の子ども達が通っている学級で、病気と闘っている子ども達に励ましのお手紙を書きました。出来た人から交替して、凧作りもお手紙も全員で行いました。
午後からは外に出て、凧揚げをしました。残念ながら煙突の煙がまっすぐ上がっている程の無風状態で、なかなか上手に高くは揚がりませんでしたが子ども達はグラウンド中を駆け回って凧を揚げていました。止まると落ちてしまうので、息をきらして走っていましたが、みんな笑顔で楽しそうでした。
その後、朝に作って置いたゼリーを食べてから閉校式を行いました。子ども達は一人づつ終了証を受取り、学生の皆さんには感謝状が贈られ三日間のキッズスクールは終了しました。

今回も学生ボランティアの皆さんに大変お世話になりました。事前の準備や後片付けにも積極的に参加して下さり、子ども達との関わりを真剣に考え活動して下さっていることに心から感謝致します。
また、いつもご理解とご協力頂いております各部署の皆様にも心よりお礼申 し上げます。


集合写真