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キッズサマースクール

終了報告

2010年7月26日〜28日

平成22年7月26日〜28日の日程で第5回キッズスクールを 開催しました。参加児童数は29名で 初めての参加者が全体の3分の1となりましたが、すぐに溶け込み、開校式、グループ活動、自己紹介もスムーズに行われました。

第1日目は比布の農家でトウモロコシの収穫体験です。当初は トウモロコシを2本ずつ収穫する予定でしたが、6月・7月の 気温の高さで トウモロコシ(ハウス物)が育ち過ぎて しまい、急遽 少し若いトウモロコシ1本とトマトの収穫と なりました。トマトは 様々な品種があり、子ども達はどれにしようかと迷いながらも楽しんで収穫していました。
午後からは本学の学生サークルでボランティアにも参加している「ぬいぐるみ病院プロジェクト」のメンバーが、「やけど、擦り傷、熱中症、乗り物酔い」をテーマに授業を行いました。予防と対処法について寸劇を交えながらの授業に、子ども達は大爆笑しながらもしっかりと知識を身につけていたようです。

トマト見つけたよ!
真剣に聞いている子ども達
阿久津 弘明先生の授業風景

2日目は朝から21世紀の森に行き、ログハウスでグループごとにカレーの 野菜切りをしました。カレーライスが出来上がるまでの間、21世紀の森 森林学習展示館の指導員の方に説明をして頂きながら森の中を探索し種の不思議について学びましたが、途中でカブトムシやトカゲなどを発見して子ども達は皆大喜びしていました。お昼にはカレーライスを完食し、お腹が満たされた満足感と食後のゲームで疲れたのか帰りのバスの中は寝ている子も多くいました。

種の模型を飛ばしてみよう!  

3日目は特別授業で阿久津 弘明先生の「夏の星座を観察して星座早見表を作ろう」と津村 直美先生の「色のしくみを理解しよう」でした。ハサミで切って貼って組み立てて、出来上がった星座早見表とミニプラネタリウムの映像を見比べながら楽しんでいたようです。また、色の実験では色がいくつかに分かれていく様子をじっくり観察していました。
午後からは、お部屋でゆっくり過ごしましたが、4年生、5年生と3年生の希望者は14時より職場体験に参加し、赤坂 和美先生による「エコー検査ってなあに?」の 体験学習を 行いました。小学生の教科書に載っている「イルカは暗いところでもなぜぶつからずに泳げるのか」という内容のお話を導入とし、エコーというのはどういうものかを分かりやすくご説明下さいました。また、くだものゼリーや野菜の輪切りをゼリーで固めたものを映像で見たり、自分の体を見たりと興味津々であっという間に時間が過ぎてしまいました。

津村 直美先生の授業風景 赤坂 和美先生の体験学習


閉校式では、子ども達は終了書をボランティア学生は感謝状を、油野校長先生より受け取り、最後にみんなで集合写真を撮りました。今回は人数も多くボランティアの学生さん達も大変だったのではないかと思いますが、総勢17名の学生さんが子ども達と楽しく温かく接し、安全にも配慮してくれたことに感謝しています。