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冬休みキッズスクール

終了報告

2010年6日〜8日

今回も平成22年1月6日〜8日の日程でキッズスクールを開催し、23名の子ども達と楽しい3日間を過ごしました。

1日目は開校式で油野校長先生にお話しいただいた後、 例年のように3つのグループに分かれグループ名や係り決めなどを行い、各グループごとに自己紹介をしました。
特別授業では 「予防が大切〜冬を楽しむための風邪対策〜」という内容で看護学講座の森 浩美先生にお話頂きました。授業では普段の手洗いでどのくらい汚れが残っているのかを機械を通して見ることができ、子ども達も驚きながらも真剣にのぞいていました。また、正しい手洗いの指導を受けた後、再度機械を覗き 「まだ、つめのところが汚いよ!」「今度はどうかな?」とお友達と比べ合いながら手洗いの大切さを学ぶことが出来ました。

     
(左)グループの話し合い   (中)特別授業の様子  (右) 綺麗になったかな?

2日目は朝一番にプリン作りを行い冷蔵庫に冷やしている間に、当学の学生サークル「ぬいぐるみ病院プロジェクト」のメンバーが、風邪予防の大切さを楽しく学んでもらうためのダンスを行いました。「人間っていいな」の曲にのせ替え歌を作り、うがい・手洗い・栄養・睡眠のキーワードにあわせた動作を組み込み、子ども達も歓声を上げながらリズムに合わせて踊っていました。午後からは、体育館と職場見学に分かれて活動しました。職場見学は対象児童の年齢を小学校3年生までから小学校6年生までに拡大したため、高学年のお子さんに適した活動をということで初めての試みでした。今回の見学先は、油野校長先生のいらっしゃる放射線科を見学させて頂き、施設見学やどんなお仕事をされているのかを教えて頂きました。

    
(左)プリン作りの様子  (右)職場見学の様子

最終日は昨年の冬休みにキッズスクールでご指導いただきました、アトリエCOMの小林 みのり 先生ご夫妻にお越し頂き、低学年は「おみくじ」高学年は「動くおもちゃ」を制作しました。長時間にわたっての制作活動でしたが子ども達は集中して取り組み、出来上がった後も動かしたり、お互いにおみくじで運勢を占ったりと楽しく遊んでいました。
  午後からの雪中運動会も、広いグランドでボランティアの学生をソリに乗せ競争したり、めくったカードの指示に従いボールを股に挟んだりケンケンをしてゴールをめざしました。また、○×ゲームでは予防についての問題にもチャレンジしました。
閉校式では校長先生から子ども達やボランティア学生たちにそれぞれ修了証・感謝状が手渡されました。その後、、子ども達の中からボランティアの学生さんや先生方にお礼がしたいという声が上がり、折紙で作ったメダルをありがとうの言葉とともにひとり一人に手渡していきました。そして、全員で「ありがとうございました」を言った後、自然と湧き上がった拍手の中、今回のキッズスクールは終了しました。
働いている父親や母親の頑張りに気付き感謝の気持ちを持って欲しいという想いで第一回目から関わってきましたが、子ども達はご両親を尊敬しちゃんと感謝の気持ちを持っていました。それどころか、キッズスクールに関わっている人たちのことまで気遣い、感謝の気持ちを伝えてくれた子ども達にこちらこそありがとうという気持ちでいっぱいになりました。最後に、いつもご協力頂いている皆様、暖かく見守ってくださる皆様に心より感謝を申し上げます。

    
(左)工作の授業風景  (右)雪中運動会

集合写真