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キッズサマースクール

終了報告

2009年7月27日〜29日

  7月27日28日29日の3日間に渡り第3回目のキッズスクールを開催いたしました。今回は参加児童24名で、前回よりも賑やかなスクールとなりました。


第1日目は本学で英語を教えていらっしゃる内藤 永教授による「えいごであそぼう!」の授業が行われました。
日本語が話せないチャーリー先生という設定に最初は戸惑っていた子ども達も、次第に先生の指示に従って体を動かせるようになり終始笑顔がこぼれていました。 歌を歌ってダンスをしたり伝言ゲームをしたりと,あっという間の1時間だったようです。
午後からは、昨年の夏にトマト狩りを体験した美瑛の千代田ファームへ行き、ハスカップの収穫とジャム作りを行いました。当初はブルーベリージャムを作る予定でしたが、7月に雨の日が多く育ちが悪いということで急きょハスカップに変更となりました。酸味が強いのではと少々心配しておりましたが、とてもおいしいジャムが出来上がり、その場でクラッカーにのせておやつタイムとなりました。

「英語であそぼう!」 何が始まるのかな? ハスカップたくさん集めてね おいしいジャムが出来るよ

2日目は簡単な工作をした後、本学管理栄養室室長の斉藤文子先生に「食べ物と栄養」の授業をして頂きました。5つの栄養についてお話された後、2人ひと組になって模型の中から朝ごはんのメニューを選び、バランスが良いかどうかを見て頂きました。子ども達は、「牛乳があった方がいいよ」等と相談し合ったり、「あれもこれもおいしそう」とたくさん選んだりと様々でしたが、楽しく栄養について学べたことと思います。
この日の昼食は、バイキング形式とし、メニューに関しては事前に斉藤先生とも相談をして、ほうれん草の胡麻和えやサラダなど野菜を多めにしたりデザートバイキングを付けたりと盛りだくさんの内容でした。子ども達の好きなハンバーグやポテトも用意していたのですが、すぐに無くなったのは何と“ほうれん草の胡麻和え”で、普段からお家でも栄養バランスに気を配っているのか、または、授業の成果かと大変に驚きました。
午後からは近くの公園に出かける予定でしたが昨晩の雨で足元が悪かったため、本学体育館で「宝探しゲーム」をして遊びました。3つのポイントでゲームをし、すべてクリア―したら宝の場所のヒントが貰えるというもので、宝の箱の中には今日のおやつのヒントを入れておきました。全員が今日のおやつがわかったところで、教室に帰り簡単カップケーキを作りました。

「食べ物と栄養」授業風景 朝食ははどれがいいかな

最終日は、朝から21世紀の森に出かけ森林探検や焼きそば作りをしました。カッコウや鶯のさえずりの中、虫を見つけたり葉っぱの話を聞いたりと楽しい時間を過ごしました。
午後からは、医学科のボランティア学生が昨日の授業を受け、消化の仕組みをテーマにゲームを行いました。

21世紀の森にて ログハウスで昼食タイム


 

参加児童は、1年ぶりに参加してくれた子・毎回参加している子・初めて参加した子と様々でしたが、いろいろなお友達と関わり新たに気の合うお友達が出来た子もいたのではないかと思います。すでに3回目となり、初めて参加した子は学年もひとつ上がるなど、子ども達の成長を見るのもスタッフの楽しみとなっています。
今回は探検ということをテーマに色々な事にチャレンジし盛りだくさんの内容でしたが、本学医学科・看護学科の学生がボランティアとして多数参加をして、子ども達と優しく接してくれました。人数が多かったので大変だったことと思いますが、3日間本当にありがとうございました。
また、今回から、バックアップナースの松本さんと坂口さんが交替で同行し、子ども達の体調管理や投薬等を担当して頂き大変心強く思いました。最後に、キッズスクール開催にあたり、ご協力頂いた皆様に心より感謝を申し上げます。


閉校式〜修了証を受け取ります