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医療概論V「ワークライフバランスを考えよう」の授業

終了報告

2022年10月3日
対象:医学科3年生



消化器内科
河端先生


北海道大学病院
清水先生


山本センター長


菅野センター助教

 2022年10月3日に医学科3年生を対象に「ワークライフバランスを考えよう」の講義および実習を行いました。今年度もコロナ対策のためリモートでの開催となりました。教育センターの野津教授から開催のご挨拶を頂いた後、二輪草センターについての説明とワークライフバランスの講義を行いました。その後Zoomでグループ討論をしてもらいました。グループに分かれて2つの想定ケースに関して、キャリアプラン、問題点などを議論し、討論内容はmanaba上で各グループから発表し意見交換してもらいました。ブレイクアウトルームでディスカッション後manaba上で発表してもらいました。この課題を通して様々な問題に対してどの様に対処していくか、そして自分とパートナーのキャリアをどう考えていくのか、育児・親の介護など家族の状況が人生設計に影響することも学んでもらいました。「先輩医師のワークライフ体験談」では2人の先生にお話し頂きました。消化器内科学講座の河端秀賢先生から、子育てをしながらどの様に仕事と子育てを両立しているかお話し頂きました。ポストアンケートでは大学院のキャリアについて参考になった、夫婦間の協力が重要であることを改めて感じたという意見や、仕事に情熱を注ぎながらも夫婦ともにキャリアを成功されてる点を見習いたいという意見がありました。お二人目は北海道大学病院男女共同参画推進室の清水薫子先生にワークライフバランスについて、性別にとらわれないダイバ−シティなキャリア形成についてわかりやすくお話しいただきました。北大で行ったアンケート結果で男女間の意識の差が思ったよりもあったという意見がありました。お二人に共通されていたのは性別に関係なく子育てしながらご自身のキャリアを形成されている点で、この体験談が学生さんたちの励みになったようです。最後に二輪草センター長の山本先生から、アンコンシャスバイアスについて教えてもらいました。この講義をきっかけに自身のキャリアプランを考え、ワークライフバランスを充実させることができる学生が増えることを期待します。今回もリモート授業について教育センターの井上先生に多大なご支援を頂きました。またタスクフォースとして石羽澤先生(小児科)、神田先生(麻酔科)、西川先生(眼科)、蒔田先生(遺伝子診療)、安田先生(精神科)、横浜先生(産婦人科)(五十音順、敬称略)にお忙しいところご協力いただきましたことを深謝致します。