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医療概論V「ワークライフバランスを考えよう」の授業

終了報告

2020年10月5日
対象:医学科3年生



小児科 石羽澤先生


 整形外科 柴田先生 

 2020年10月5日に医学科3年生を対象に「ワークライフバランスを考えよう」の講義および実習を行いました。今年度はコロナ対策のためリモートでの開催となりました。まずはZoomで教育センターの野津教授から開催のご挨拶を頂いた後、二輪草センターについての説明とワークライフバランスの講義を行いました。その後manabaでグループ討論をしてもらいました。グループに分かれて4つの想定ケースに関して、キャリアプラン、問題点などを議論し、討論内容はmanaba上で各グループから発表し意見交換してもらいました。ZoomやLINEとは違いコメントに時間差が生じ、使いづらい点もあったなか、ディスカッションや発表をしてもらい、従来の授業内容に沿った形で終える事ができました。この課題を通して様々な問題に対してどの様に対処していくか、そして自分とパートナーのキャリアをどう考えていくのか、育児・親の介護など家族の変化が人生設計に影響することも学んでもらいました。
「先輩医師のワークライフ体験談」では2人の先生からお話し頂きました。小児科の石羽澤映美先生からはお二人の子育てをしながらどの様に仕事と子育てを両立しているかをお話し頂きました。留学先での生活についてもお話し頂き、多くの学生からためになったとの意見が寄せられました。
整形外科の柴田宏明先生からは、本学で初となる男性の育児参加休業を取得された経緯と体験談についてお話し頂きました。上司や職場の理解があったこと、事前の手術等の調整などが必要だったことをお話しされました。育児休暇を取ることで家事・育児の大変さを知り、意識が変わったそうです。ポストアンケートでは男子学生の育児休暇に対する関心の高さが伺えました。
 最後に二輪草センター長の山本先生から、ストレスのとらえ方、つきあい方について教えてもらいました。この講義をきっかけに自身のキャリアプランを考え、ワークライフバランスを充実させることができる学生が増えることを期待します。今回のリモート授業について教育センターの井上先生に多大なご支援を頂きました。またタスクフォースとして赤坂先生(副センター長)神田先生(麻酔科)、佐藤先生(教育センター)、谷野先生(病院病理)、横浜先生(産婦人科)(五十音順、敬称略)お忙しいところご協力いただきましたことを深謝致します。


 



 
 
            
        山本センター長    赤坂副センター長    菅野センター助教