ホーム > キャリア支援部門>キャリア教育>令和1年ワークライフバランスの授業

令和1年「ワークライフバランス」の授業

終了報告

2019年10月7日
対象:医学科3年生


授業の風景


 グループワークの様子 

 2019年10月7日に、医学科3年生を対象に「ワークライフバランスを考えよう」の講義および実習を行いました。
教育センターの佐藤教授から開催のご挨拶をいただいた後、二輪草センター菅野先生からの医師のワークライフバランスと二輪草センターについての講義していただきました。
「グループ討論」では、15グループに分かれて、4つの想定ケースに関して、キャリアプラン、問題点などを議論してもらい、討論内容は各グループから発表し意見交換してもらいました。色々な問題に対してどのように対処してくか、そして自分とパートナーのキャリアをどう考慮していくのか、育児、親の介護など家族の変化が人生設計に影響することも学んでもらいました。


 産婦人科 
 吉澤 明希子先生


網走厚生病院呼吸器内科 
 鈴木 夕子先生


 循環器内科 
 長谷部 直幸先生

「先輩医師のワークライフ体験談」では、3人の先生からお話を聞きました。産婦人科の吉澤明希子先生からは、仕事と育児の両立の中で、いろいろな葛藤を抱きながら走り続けている日常を詳しく教えていただきました。産科の仕事に使命感をもって働いている姿は学生さんたちにとって大変魅力的であったと思います。網走厚生病院呼吸器内科の鈴木夕子先生は、大阪で呼吸器内科専門医としてキャリアを積まれ、その後、結婚を契機に網走に異動されるといった異色のご経歴をお持ちでした。スペシャリストとして地域医療に携わること、家族との関わりで新たに感じていることなど教えていただきました。循環器内科の長谷部直幸教授からは、消化器内科の奥様と結婚してから、互いのキャリアを尊重しながら歩まれてきたこれまでの道のりをお話しいただきました。現在は各種学会で男女共同参画に関する多くの発信をされております。留学のお話を聞いて、海外で仕事をしてみたいとの感想がアンケートで多くみられました。
最後に二輪草センター長の山本先生から、アンコンシャスバイアスについて教えてもらいました。この講義をきっかけに、キャリアプランを考え、ワークライフバランスを充実させることのできる学生さんが増えることを期待します。
グループ討論では二輪草センタースタッフ以外にもたくさんの先生方にタスクフォースとしてお手伝いいただきました。井上先生(教育センター)、神田先生(麻酔科)、岸部先生(耳鼻科)、木ノ内先生(眼科)、佐藤先生(教育センター)、澤田先生(神経内科)、高林先生(放射線科)、林先生(耳鼻科)、福井先生(小児科)、堀先生(皮膚科)、牧野先生(医育統合センター)横浜先生(産婦人科)(五十音順、敬称略)、お忙しいところご協力いただきましたことを深謝いたします。